精悍な顔立ちの馬
臨床医学研究室の田村です。
今回はこの精悍な顔立ちをした馬を紹介します。
耳を前方に傾け、何かを気にしている様子です。
周囲をよく見渡すと、床は艶やかであり、奥には扉があります。そう、ここは室内です。
部屋の中に連れてこられたので、緊張しているのでしょうか。
実はこの馬は、クォーターホースをモデルとした1/1サイズの模型です。
馬獣医学の実習や教育を目的として作製された製品であり、普及が進んでいます。
様々な工夫が施されており、採血や注射の練習も可能です。
さらに、この馬の背中には鞍形状の切れ込みが入っており、パカッと開けることができます!
パカッと開けた腹部には、この模造品を入れることができます。
馬の腸は非常に長く(30m以上あります)、解剖学的な位置が複雑です。
でも、この馬であれば正しい位置を教えてくれそうです。
今後の実習で活用したいと思います。