火災予防運動期間です。さあ、消防訓練だ!
JRA総研;総務課の荒井です。
11月9日(木)から15日(水)までは秋の全国火災予防運動期間です(参考)。火災予防運動期間は1950年代から制定されており、1989年からは、春は「消防記念日(3月7日)を最終日とする1週間」、秋は「119番の日を起点とする1週間」と年2回の実施が決まっています(気象条件の違いから一部の地域ではこの限りではありません)。競走馬総合研究所でも、秋のこの期間に合わせて所内で執務する全ての人々を対象に消防訓練を実施しています。
消防訓練を企画するには、本会職員だけでなく関連団体職員や従事員の方々へも周知徹底が必要です。その意味で小さな企画であっても気を使う仕事なのですが、これを任されているのが私の所属する総務課という部署です。競走馬総合研究所という名称から、獣医さんや研究者だけが働いているイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。いえいえ、競走馬の様々な問題を解決しようと研究に励む方々が、効率よく仕事ができるように、人事厚生や会計の事務や施設管理などを総務課が担当しています。科学に直接携わらない私のような者も、研究をサポートするために働いているのです。
消防局が常に諭している「火災は予防が最重要!」のお言葉と同様、競走馬の事故や流行的な感染も予防が大切です。私たち事務作業を中心としている者が間接的に研究をサポートすることで、競走馬に起こりうる事故を少しでも予防できていれば、こんなに嬉しいことはありません。そんな思いで、今年も消防訓練を遂行いたしました!
参考;総務省消防庁のお知らせ
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/prevention001.html(外部リンク)
セイフティコーンを炎と見立てて、訓練用消火器で消火を模擬体験しています!