お馬の靴屋さん
こんにちは。
いよいよ、1回函館競馬も最終週となりました。
引き続き、来週から2回函館競馬もありますので、よろしくお願いします。
今週の函館競馬では重賞競走はありませんが、イベント盛り沢山で皆様のご来場を
お待ちしておりますので、ぜひ遊びに来てください。
その中でも、今週の注目イベントは、何と言っても「お馬の靴屋さん」ですね。
7月13日(日)の14:00から、馬場内入口前で開催します。
他の競馬場でもやっていて、ファンの皆様には大変ご好評を頂いているイベントなんですよ。
「蹄鉄のプレゼント」もあります(先着100名様)ので、ぜひ見に来てくださいね。
ところで、皆さんは「お馬の靴屋さん」という職業の人をご存知ですか?
正確には「装蹄師(そうていし)」といい、馬の蹄を切って調整し、蹄鉄を作って蹄に付ける
人のことです。
競走馬に限らず、家畜である馬のほとんどは蹄鉄を履いています。
競走馬では、だいたい3~4週に1回程度蹄を切り、蹄鉄を付け替えます。
今週、ちょうど函館競馬場の乗用馬の改装(かいそう:蹄鉄を付け替えること)がありました
ので、ちょっとのぞいてみましょうか。
最初に、今まで履いていた靴(蹄鉄)を外した後、蹄を切ります(簡単に言うと爪切りですね)。
こんな感じです。 小型の「カマ」で切ります。
次に、その馬の蹄の形に合った靴(蹄鉄)を作ります。
よく焼いてから、 熱いうちに叩きます。
その靴(蹄鉄)を蹄に合わせ、釘で打ち付けます。
焼付けと言います(馬は熱くありません)。 釘でトントンと(馬は痛くありません)。
焼付けは、蹄と蹄鉄の密着性を高めるために行う作業です。
ちなみに、競走馬ではアルミ製の蹄鉄を使うので、焼付けはしません。
釘で打った直後です。 釘の先を切り、折り曲げて完成です。
これで、完成です。
「蹄なくして馬なし」という諺があるほど、「装蹄師」は重要な職業なんです。
今週のイベントでは、蹄鉄を作るところまでを実際にお見せいたします。
ご質問があれば、当日「装蹄師」に聞いてみてくださいね。
【温泉情報】
先週、ご紹介するのを忘れていましたが、4頭が出走しました。
結果は4着が最高でした・・・。
今週は、2日間で5頭が出走を予定しています。
現在の利用頭数は、15頭です。