調教馬場補修工事
常磐支所の調教馬場は、ダートコースを使用しています
ダートコースと言っても、日本では砂を敷き詰めたコースのことを言うのですが
その砂は、土を硬く固めた路盤の上に敷き詰められているのです
しかし、このように毎日調教が続けられると
その路盤が傷んできてしまうので
定期的な補修が必要になります
ということで、先週末から路盤の補修工事を行っています
全周行うのは時間がかかりすぎるため
特に水捌けの悪いところを選択して工事を行っています
遠くから見てもよくわからないので、こちら
工事部分の路盤を取り除き、路盤を作り直すこととなります
左が路盤、右は路盤を取り除いたところです
路盤の材料となるのはこちら
右の茶色の山が土、左のグレーの山が石の粉
これを2:1で混ぜ合わせ、さらにセメント固化材を混ぜたものが
路盤の材料となります
真ん中でショベルカーが混ぜ合わせていますが
まるで大きなスプーンを使っているかのように
いとも簡単に混ぜ合わせていました
重機操作のプロに対して、失礼かもしれませんが
実にうまいもんだ、と感心させられました
あとはダンプで馬場に運び、
均一にならして
ローラーで踏み固めて
週末の完成向けて着々と工事が進められています
写真を撮りながらうろうろしている私が一番邪魔者かもしれませんが
作業のみなさん、安全第一でよろしくお願いします