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2007年9月

【競馬学校】騎手課程25期生 きゅう舎実習へ! 

 騎手課程25期生は今日(13日)1年間にわたるきゅう舎実習のため、栗東・美浦の両トレセンに旅立っていきました。

 教官や寮監さんたちから「ケガをしないように」「(悪さをして)途中で帰ってくるな!」「おやつを食べ過ぎないようにネ」と激励の言葉が飛び、生徒たちも「しっかりがんばってきます」と答えていました。

 この日から実習に入る騎手課程25期生の面々は、

小野寺祐太おのでら ゆうた 宮城県出身 美浦・伊藤正徳きゅう舎(実習先・以下同じ))

國分 恭介こくぶん きょうすけ 茨城県出身 栗東・五十嵐忠男きゅう舎)

國分 優作こくぶん ゆうさく 茨城県出身 美浦・国枝 栄きゅう舎)

松山 弘平まつやま こうへい 兵庫県出身 栗東・池添兼雄きゅう舎)

丸山 元気まるやま げんき 群馬県出身 美浦・根本康広きゅう舎)

の5名(写真は美浦実習組の3名。左から丸山・國分優・小野寺)。ちなみに國分恭介(弟)と優作(兄)は双子の兄弟です。

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 出発直前の彼らに話を聞いてみました。

Q.競馬学校での基礎課程や合宿生活をふりかえって

 入学当初は何をするにも時間がかかり大変でしたが、きゅう舎作業の要領や馬乗りも上達したと思います。

 走路での競走騎乗ができるようになったし、筋力もつきました。

 一日中たくさんの目上の人と接することで、言葉づかいやあいさつなどが身につきました。

 Q.きゅう舎実習で一番課題にしたいところは?

  ・ 競走馬は色んなタイプがあると思うので、今まで以上に馬のことを理解して、どんな馬でも乗りこなせるように努力したい。

 人間関係。きゅう舎の方にかわいがってもらえるようになりたい。そのためには「信頼関係」を得られるよう、日々努力していきたいです。

 Q.ひとこと実習への抱負を

  「これからどんな1年間が待っているかわからないけど、自分の精一杯の力を出して頑張りたい」(小野寺)

  「毎日の騎乗を大切にしながら、向上心を持ち、自分に甘えることない実習生活を送りたい。」(國分恭)

  「勝負の世界に入ることになるので、自分に厳しく成長していきたいです。」(國分優)

「トレセンでの生活は初めてのことばかりで不安もありますが、しっかり努力して頑張りたいです。」(松山)

「失敗してもくよくよせず、一生懸命頑張り、笑顔を絶やさずいきたい。」(丸山)

トレセンの皆さん、25期生をくれぐれもよろしくお願いします!

さて、25期生は実習出発に先立ち、中山競馬場で「騎手付研修」を行いました。

検量室周りで騎手のお世話をする(「バレット」と同じ動きをすると考えていただければ良いかと思います)ことで、レース前後の騎手の動きを体得しようというもの。

今回は中舘・武士沢・村田・丹内・大野の各騎手にマンツーマンで「弟子入り」させてもらいました。その模様をアップします。

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【競馬学校】生徒たちの近況報告です

 久しぶりの更新です。申し訳ありません。

 今日は台風9号上陸の影響をまともにうけ、騎手課程の実技訓練は、すべてインドアの覆馬場で、また、きゅう務員課程の走路での実技訓練は時間を遅らせ実施しました。

それでは競馬学校の最近の状況をご紹介します。
【騎手課程】
 在校の25期生(2年生)は間もなく基礎課程を終了。13日(木)に栗東・美浦の両トレセンに移動し、実践課程に移り、約1年間にわたりきゅう舎実習を行います。実際の競走馬に調教をつけたり、きゅう舎の実務を覚えたりして、よりジョッキーという職業を身近に感じるカリキュラムとなります。
 25期生と入れ替わる形で24期生(3年生)が帰校し、卒業~騎手免許試験合格に向けラストスパートとなります。
 26期生(1年生)は、今月中旬に行う前期試験(基本乗馬の達成状況をみます)のために訓練を進めており、合格しないと次のステップ走路騎乗訓練へと進めませんので、彼らにとっては最初の大きな試練となります。
 また、来春入学する、騎手課程27期生の入学試験(1次)を8月23日(木)競馬学校・栗東トレセン・小倉競馬場の3か所で実施し、139名が受験しました。1次試験を通過した受験生は、27日から3泊4日の合宿形式で実施する2次試験に臨むことになります。
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【きゅう務員課程】
 4月生は、昨日走路にて卒業試験を実施しました。半年間のカリキュラムを終え、実技・学科・生活態度などを総合評価したうえで卒業が認められた生徒は、18日に卒業式を迎えます。また、新入生となる10月生は20日に入学します。

写真も少なく地味にお伝えしました。