【競馬学校】騎手課程24期生 ファイターズ高卒ルーキーと交流
15日付けのスポーツ各紙のプロ野球欄でも掲載されましたが、競馬学校騎手課程24期生(3名)は、21日に鎌ヶ谷のファイターズスタジアムの合同自主トレーニングを訪問。
自主トレの見学はもちろんですが、ファイターズ高卒ルーキー(新人選手)の競馬学校から持参した練習用木馬(写真)の試乗や、同年代の彼らがお互いの将来の夢を語りあう等の交流会を実施します。
ファイターズの高卒ルーキーといえば、誰もが知っているのが中田翔選手(大阪桐蔭高)。中田選手目当てにこの企画を組んでいるのでは?と思われたかも知れませんが、それは(半分以上)違いますヨ。ただし「木馬試乗トレーニング」が、100kgあるという彼のダイエットのヒントになれば一番でしょうが。
以前からこのブログをご覧の方はご存知のとおり、鎌ヶ谷のファイターズ(ファーム)とは、種目こそ違うものの、同じ若い人々が一流のアスリートを目指すという目的が一致していることから一昨年に友好関係を構築。試合や育成施設の見学など様々な交歓を行っています。
例えば、昨年8月イースタンリーグの公式戦開催日には「競馬学校デー」と銘打って、騎手生徒の誘導により球界初の「ボールホース」を実現させるなど、ファンサービスの大切さを体感しました。
今回もその一環で実施するものです。ただし、生徒が直接選手と交流できる機会ははじめてのことです。
もちろん中田選手の影響もあり、かなりの報道陣の皆さんが取材に来られることでしょう。
生徒たちには今まで経験したことのないような異様な光景に映るかもしれませんが、今回の見学・交流会では、プロ野球のフィジカルトレーニングの方法から、自分たちの参考となる部分を見出すことはもちろんのこと、甲子園で名を馳せたスタープレイヤーが多くの媒体から取材攻勢をうけている様子を間近で体感することは、プロとしての心構えとして貴重な活きた教材であると思います。
「競馬学校も随分ミーハーなことをするのね」「卒業~騎手免許の取得が第一義で、そんなことをやって浮ついている場合じゃないのでは?」という声もありますが、これも立派な教育の一環だと確信しています。
とはいえ、当日のスポーツニュースや翌日のスポーツ新聞で、野球の側からではなく、競馬学校(と生徒たち)がどのような形で取り上げられるかが、個人的には楽しみです。
理由は、こういった報道をご覧になって、はじめて「競馬学校」というものを認知してくださる方もきっとおられることと思いますので。そういう方にはぜひこのブログもご覧いただきたいですね。
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