【競馬学校】安田記念 ~ 香港からの刺客たち
ダービーも終わりましたが、「ダービーからダービーへ」の言葉どおり、間もなく2009年のクラシックを目指しての2歳新馬戦がはじまることになります。
若駒のデビューに胸躍る「夏競馬」も待ち遠しいところですが、「春競馬」もまだまだ終わりませんよ。
今週はベストマイラー決定戦の安田記念。今年も香港から3頭が来日し、輸入検疫を行う競馬学校で調整が進められています。(写真はいずれも 5/30 撮影)
アルマダ(せん・7 ARMADA 漢字表記:好利威 意味は「無敵艦隊」?)
06/07年の香港ベストマイラー。デビュー以来ここまではすべて香港で走っており、マイル戦は7戦4勝、2着3回とパーフェクト連対です。1年間の長期休養明け3走目の前走、チャンピオンズマイル(4/27)はグッドババの2着でした。
ブリッシュラック(せん・9 BULLISH LUCK 漢字表記:牛精福星 意味は直訳すると「オス牛のような幸運?」)
06年の安田記念の覇者。05年(4着)と合わせて、これが3度目の出走となります。JRA史上過去に中2年以上で同一GⅠを勝った馬はいませんが、高齢馬の活躍が目立つ日本で、香港の古豪が再び地力を見せるでしょうか?
グッドババ(せん・6 GOOD BA BA 漢字表記:好爸爸 意味は中国語で「いいお父さん」)
昨年の安田記念に出走(7着)後、昨年の秋に本格化。10月の復帰戦で2着の後、G12勝(昨年12月の香港マイル・4/27チャンピオンズマイル)を含む5連勝の快進撃。「アジア・マイル・チャレンジ」優勝と併せて期待がかかります。
順調なら火曜日まで滞在しますので、次回は関係者のリポートをお送りする予定です。
最後に、シンガポール帰りで28日まで滞在した コスモバルク。
3年連続で来校したパートナーの榎並厩務員によると、「茨城県の鉾田ビッグレッドファームに移動し、宝塚記念(6/29)を目標に調整します。来年もこの時期にはバルクとお邪魔します!」わかりました。またのお越しをお待ちしております。