騎手課程第28期生 入学式
桜前線は3日ほど追いつけませんでしたが、昨夜来の雨もあがり、晴天の下騎手課程第28期生の入学式を挙行しました。入学したのは昨年11月に合格内定していた7名。
式典に先立ち実施した、騎乗供覧に向かう第27期生。後輩ができたせいか?余裕の表情にも見えますが…。
その先輩たちの騎乗ぶりをスタンド屋上で見学する新入生たち。1000mから15-15のペースで乗り、最後の1ハロンは全力で追いました。時計の出やすい馬場でしたが、ほとんどの生徒が最後の1ハロンを11秒台でフィニッシュさせ、1年間の成長ぶりを窺わせました。
式典前に担当教育スタッフとの記念写真。これからは笑顔ばかりではいられない。時には厳しい叱咤も覚悟せねばいけませんぞ…。
JRA石原葵副理事長の式辞「これまでの豊富な乗馬経験や他分野における優れた経歴を持っていたとしても、これからは騎手課程において、今後の騎手としての可能性を示すことだけが評価の対象となるわけですから、しっかりと技術を磨くとともに、どんな困難にも音を上げない精神力を養って『これからの中央競馬は自分が背負って立つのだ』という強い気持ちで精進してほしいと思います」。
騎手課程1期生の柴田善臣日本騎手クラブ会長から、記念品(ジャージ上下)の贈呈がありました。
式典が終わり取材をうける7名。スポーツ各紙は例年より多くの紙面を割き、入学式の模様を伝えていただきました。
カメラマンのポーズに応え、今後の研鑽を誓い合う新入生。
焦らず、着実に!結果はついてくるはずだ。