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騎手課程 夏の校外活動(明治乳業守谷工場/カシマサッカースタジアム)

 8月も下旬となり、朝夕は若干厳しい暑さから抜け出した感もありますが、生徒たちは4時起床で毎日熱い訓練をこなしています。

 朝の訓練は前倒しとなっていますが、当然の如く午後には学科の授業があり、こちらも通常期と変わらないカリキュラムをこなしています。若い心身とはいえ、なかなか疲れが取れないのが本音で、授業中はうとうと…というシーンも(大人の厩務員課程でもこのような場面にしばしば…)。

 そんな彼らに、日曜の休日と並んで「オアシス」というべき存在が校外活動。今月も社会見学やスポーツ観戦などを実施しており、6月の女子プロゴルフトーナメントへのボランティア参加、8月5日の鎌ヶ谷ファイターズタウンの「競馬学校デー」の模様につきましては、先日のブログでご紹介しました。

 そして本日は茨城県での2題。

taurus8月4日(火)には、28期生が明治乳業守谷工場(茨城県守谷市)を見学しました。
 今回の見学の目的は、守谷工場で製造される牛乳やジュース、ヨーグルトといった「ものづくり」の過程を学習することは勿論でしたが、

★ 食品業界の大前提である、「食の安全」を守るため、製造工程での厳正な商品管理を見ることが、競馬人として一番大切な「公正確保」につながるということ

★ 競馬学校でも「スポーツ栄養学」という授業を設けていますが、騎手という職業に必要な栄養管理についての学習
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これらについて特に意識した学習を、切本工場長をはじめ、明治乳業の皆さんの全面的なご協力により実施できました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

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 生徒・付き添いスタッフともに「厳重な装備」で工場内を見学させていただきました。

 生徒たちからは、
「衛生面の徹底が印象深く、『お客様に安全なものを提供する』という意識の強さが各所に表れており、消費者から信頼されている理由を肌で感じることができました」。
「製造過程でのロボットの精密な動きから、商品の充填・梱包まで、全く無駄のない流れでした。順番に回っていくと普段何気なく口にしているもののありがたみや、そこに行き着くまでの苦労を知り、想像を超えた世界に圧倒されました」。
と感想を語ってくれました。
 騎手になったら、ファンに信頼されるようにならないとね。

taurus明治乳業の工場見学サイト:http://www.meinyu.jp/fun/factory/ 

soccerそして、8月15日(土)には、27・28期生全員が、現在Jリーグで堂々トップに立つ鹿島アントラーズの本拠地、カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)を見学しました。
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 アントラーズと競馬学校とは、昨年度よりプロサッカーが行う早期人材養成のエッセンスを学ぶこと等を目的に交流していただいており、スタジアムでの騎手課程生徒の試合観戦はこれが2回目となります。

生徒たちに様々なスポーツを観戦させることには、
★自分とは違う様々なフィールドで、プロフェッショナルとしてフィジカル・メンタルを鍛錬しているアスリートの存在を知る
★勝負の世界の厳しさを現場で垣間見る
★一生懸命応援しているファン(サポーター)の気持ちを知る
といった数多くのメリットがあると考えています。 

 
 さて、スタジアム入場の前には、アントラーズの方の案内で、普段は入れないロッカールームやトレーニング設備を見学。
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 アントラーズの数々の栄光や2002年のFIFAワールドカップ開催時の貴重な資料が満載の「カシマサッカーミュージアム」へ。
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 当日の試合は、J1リーグの大分トリニータ戦。
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 アントラーズは終始攻守に現状での力の違いを見せつけ、スコアは1-0ながらも点差以上の完勝。2万5000人余りの熱狂的なサポーターの応援にこたえました。その強さは生徒たちの心にも響いたようですよ。