競馬学校キッズ・クラブ活動開始!
競馬学校では、このほど『競馬学校キッズ・クラブ』を創設、10月31日(土)より活動を開始しました。
このキッズ・クラブは、主に白井市内の小学校に通う小学校5・6年生を対象としており、「馬を多数保有する事業所」という特性を生かし、地域社会との絆を深めること、また、“馬”という動物を子どものうちから理解することで、“情操”面をより豊かにし、趣味や視野の拡大に繋げること、そして、競馬学校が目指す早期人材育成の基盤となる(将来的には地元・白井市から中央競馬のジョッキーを輩出することにつなげる)こと等を目的としています。
初年度は、33名を会員に迎えてのスタートとなりました。
第一回の活動では、保護者の方も参加してのオリエンテーションの後、「厩舎作業体験」・「ポニーとの触れ合い」を行いました。
「厩舎作業体験」では、使い慣れない道具、思ったよりもハードな作業に最初は苦戦しながらも、学校スタッフに手取り足取り教わりながら、なんとかメニューをこなすことができました。
また、ポニーとの触れ合いでは、ポニーの手入れや引き馬を体験。可愛いポニーと触れ合うことで馬に対する愛情が芽生えたのではないでしょうか。
今後は、「馬との触れ合い」・「乗馬練習」を中心に、騎手課程生徒のエアロビクス授業参加(下の写真)や、生徒生活の一日体験等、馬のこと、そして競馬学校のことをより知ってもらえるような様々なメニューを用意して、楽しんでいただくこととしています。
日本では欧米諸国に比べ、子どものうちから馬と触れ合う機会や習慣は少ないのですが、地元の小学生たちにとってキッズ・クラブへの参加は格好のチャンスとなります。
将来、会員の中から地元出身のジョッキーが出ることが理想ですが、少なくとも馬を一生の友達とできるような人になってくれれば、と願いつつ、今後とも馬と共に成長していく子どもたちの姿を見守ってまいりたいと思っています。
「競馬学校キッズ・クラブ」に関するお問合せは、
事務局メール:Gakkou_Keiba@jra.go.jp
までお願いします。