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新人騎手の近況

まずは、今回の東日本大震災で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

JRAでも被災地支援競走を実施し、騎手達が募金活動に参加するなど、

今回の大災害に対して、競馬サークル全体での支援に取り組んでいます。

暗いニュースが続いていますが、そんな中競馬界から嬉しいニュースもありました。

今年の2月に競馬学校を卒業し、3月に中央競馬の騎手としてデビューしたばかりの

新人騎手達がめざましい活躍を見せています。

まずは嶋田純次騎手。

3月5日に中山競馬第1Rでワイズアンドクール号に騎乗し、デビューするやいなや

初騎乗初勝利という快挙を成し遂げました。

初勝利のインタビューでは、「勝ててホッとしています。乗せてくださったオーナーをはじめ、厩舎スタッフの方々に感謝しています。今日は減量を活かして前につけようと思っていて、あとは馬を信じて乗りました。ゴールまで長かったです。ゴールした時は感謝の気持ちでいっぱいでした。(初騎乗・初勝利は)狙っていたので嬉しかったです。もっとたくさん勝って、ファンの皆さんをはじめ、関係者に信頼される騎手になりたいです。応援よろしくお願いします。」と語りました。

そして3月26日に小倉競馬第1Rでスパークスフライ号に騎乗した森一馬騎手が、

続く3月27日には小倉競馬第9Rでツルマルシルバー号に騎乗した花田大昂騎手が

それぞれ初勝利を挙げました。

初勝利のインタビューで森一馬騎手は、「レースを終えてホッとしています。レースはいい緊張感のもと騎乗することができました。今回騎乗の機会を与えてくれたオーナーをはじめ関係者の皆さんに感謝しています。まだ技術的には未熟な部分はありますが、これから経験を重ねていって、もっと上を目指して頑張っていきたいと思います。」

花田大昂騎手は、「素直に勝ててうれしいです。プレッシャーは特に感じていませんでしたが、人気馬に乗せてもらっていながら、勝つことができず悔しい思いをしていましたので、勝てて良かったです。初勝利まではがむしゃらに乗ろうと思っていましたが、これからは考えながら乗って行きたいです。今後も元気いっぱい騎乗していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」

と、それぞれ語っています。

嶋田純次騎手はすでに2勝目を挙げるなど、新人騎手達も競馬ファンの皆様へ

明るい話題を届けようと頑張っていますので今後とも応援よろしくお願い致します。

最後になりますが、被災地が一日も早く復興をとげ、皆様に笑顔が戻りますことを

心より祈念いたします。