模擬レース ヘルメットカメラ映像を公開します!
レースで騎乗した時の目線がどのようなものか興味はありませんか?
毎年競馬学校では授業の一環として、卒業を控えた3年生達が、競馬学校、中山・東京両競馬場の本馬場を使用して、“模擬レース”を実施しております。
今回は、1月8日に中山競馬場で実施した模擬レースで、2人の生徒のヘルメットに設置したカメラの映像を公開したいと思います!!
※一部揺れが激しい箇所がありますのでご注意下さい。
YouTube: 第6回模擬レース 長岡禎仁 ヘルメットカメラ映像
1人目は騎手課程第28期生の長岡禎仁くん。レースではスタートから好位につけ、直線で差し切りを狙いましたが届かず、惜しくも2着という結果でした。
YouTube: 第6回模擬レース 菱田裕二 ヘルメットカメラ映像
2人目は同じく28期生の菱田裕二くん。長岡くんと同じく好位から差し切りを狙いましたが、直線の伸びを欠き、5着という結果でした。
いかがだったでしょうか?レース中の位置取り等、生徒達の駆け引きが見てとれましたでしょうか。テレビに映る騎手達は優雅に乗っているように見えるかもしれませんが、実際には揺れも激しく、前の馬が跳ね上げる砂を真正面から浴びながら騎乗しなければなりません。
また、競走馬は時速50~60km、最後の直線では70km前後の速度で走りますので、騎手は一つの判断ミスが命取りとなる職業です。今回の模擬レースは5頭立てですが、実際の競馬では最大18頭でレースを行いますので、いかに危険で、騎手の即時の判断力が問われるかが分かるかと思います。
この様な普段なかなかお見せできない映像をご覧いただくことで、また違った視点で競馬を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
こちらの映像で騎乗している生徒達は、今年の2月に競馬学校を卒業し、3月に中央競馬の騎手としてデビューする予定です。デビュー後は是非競馬場で、生徒達を応援してあげてください!!!