千葉マリンスタジアムで競馬学校紹介ブース実施(更新が滞っていた時期の生徒の活動報告②)  

 6月26日(日)に千葉マリンスタジアムで実施した「競馬学校紹介ブース」の模様をご紹介します。

少年ファンでいっぱいの「千葉ロッテ対北海道日本ハム」戦前の球場正面
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ステージでの紹介パフォーマンス
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騎手課程27期生紹介トーク(一番左は進行の長谷川雄啓さん)
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訓練用木馬は学校スタッフによる騎乗指導や騎手課程生徒の実演も
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 試合開始後は雨に見舞われ、肝心の試合は6回降雨コールドゲームとなりました
(毎週雨ですね・・・誰が雨オトコなんだろう?)が、多くの方に足を止めていただき競馬学校の良いPRができたと思っております。

 プロ野球関連では、来る8月5日(水)に鎌ヶ谷ファイターズタウンで、イースタンリーグ公式戦に協賛したイベント「JRA競馬学校デー」を実施する予定です。
詳しくはJRAホームページのニュースのコーナーやこのブログでご紹介いたしますので、ぜひお越しください。

 競馬学校では、現在、騎手課程第29期生の入学願書を受け付けております。
くわしくはこちら(JRAホームページ内)からどうぞ。
募集CFも好評オンエア中ですので、ぜひ一度ご覧ください。

(MIHOさん)
実際に騎手の方々が出演されると目指している皆さんの目標意識も高まるし、
ファンもCMに目をとめる機会が増えるのでとてもいい試みだと思いました。
特に、松岡騎手や川田騎手の大きなレースでの活躍は記憶に新しいのでインパクトがあると思います!
ぜひこのような親近感や向上心を感じるCMで競馬ファンや関心をもつ人々の裾野を拡げていかれることを期待しています(^-^)


ご感想をいただき、ありがとうございました。
CFの動画はこちら(JRAホームページ内)からどうぞ。過去の生徒募集CFとともにご覧いただけます。



 

女子プロゴルフトーナメント運営スタッフ(ボランティア)に参加しました(更新が滞っていた時期の生徒の活動報告①)

 大人の事情(?)で更新が滞っていた分をアップいたします。

 騎手課程のカリキュラムで、校外見学や体験学習的行動を計画的に実施することは、幅広く知識やしくみを学習し、社会奉仕の心や社会貢献の重要性を知ることで、社会全般をマルチな視点で捉えさせ、総合的な人格形成に寄与することができると考えられます。

 また、「閉鎖的しくみ」(合宿生活等)を持つ学校生活からの一時的ながらも開放や、社会的経験を多面的に積ませることにより「平常心」(不安感の除去)を保つことができることにつながるというメリットが期待できます。

 そこで計画的に、①民間企業や公的機関への見学 ②競馬関係業務の見学 ③ボランティア活動 ④他のプロスポーツ団体との交流 を柱に実施しています。

 今回は、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のご協力により、
騎手課程第27期生が、6月20日(土)に茨城県・美浦ゴルフ倶楽部で行われた、「2009ニチレイPGMレディストーナメント」にボランティア参加してきました。

 さまざまなボランティア職種がありましたが、ほとんどゴルフクラブを握ったことがない生徒達に与えられた仕事は「移動マーシャル(ギャラリー整理)」や「スコア掲示」。

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 本来の目的である社会奉仕・貢献のこころは勿論ですが、トッププロたちの真剣勝負の息遣いと、これに呼応するファン(ギャラリー)の歓声やため息と合わせて、プロスポーツ競技の勝負の世界の華やかさや厳しさを知る一日となりました。

 ある生徒の感想(抜粋)です。

「最初は『お静かに』のボードを出すタイミングがつかめなかったのですが、同じボランティアの方に教わりながら徐々にできるようになりました。しかし、緊張感の漂う場面で見入ってしまうとボードを出し忘れたりしてしまうことも多々あったのが残念です。それにしても、あの雰囲気の中で冷静にプレーをする選手の方は精神面に長けているのだと思います。ですが、僕たちがついて回った選手の方々も時々ミスショットをしてしまったり、ボギーやダブルボギーをしてしまったりしていました。精神面が強く、集中力の高い選手の方々でもミスをしてしまうことがあることを目の当たりにしました。しかしそれだけで終わらないのはさすがであり、次のホールでバーディーを取ったりしていたのは、すごいなと思いました。」

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「1日しっかりとプロのプレーを見て学んだことは2つあり、1つは精神面で、大事な場面でもしっかりと決めたり、18ホール集中力を切らさないこと。もう1つは『気持ちの切り替え』、『引きずらない』ということです。この2つはどんなスポーツにも共通することだと思いました。僕は、試験などでは極度に緊張するタイプなので見習っていきたいです。」

 残念だったのは、トーナメント最終日(21日)にもボランティア活動を予定していたのですが雨天中止となってしまったことでありました。
 
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星に願いを・・・

 「ブログの更新頻度が遅い!」と騎手課程の生徒本人も含め、最近お叱りを内外からうけております。

 元々更新頻度の多さ?でトレセンからの分離・独立を勝ち得た「競馬学校ブログ」。それだけご覧の方も多く、期待も大きいことと肝に銘じ、最近貯めこんだ話題をまとめてお知らせしていこうと思います。

今日は七夕。騎手課程生徒たちも短冊に思い思いの願いをしたためました。

高いところに付ければその分願いが叶うと、争って上に、上に!
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少し前までは殺風景だった笹が、一瞬に煌びやかに…。
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いよいよ9月にトレセン実習を控えた第27期生7名、自分を信じて夏に鍛えよ!
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【緊急告知】6月28日(日)は千葉マリンスタジアムで競馬学校紹介イベント「目指せ 未来のスタージョッキー!」を行います

ここで競馬学校から緊急告知です。

来る6月28日(日)に、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦」が行われる千葉マリンスタジアム 正面入口前の特設会場で、午前10時から「目指せ 未来のスタージョッキー!」と題して、「競馬学校紹介コーナー」を設けて、各種イベントを実施します。

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競馬学校に興味のある方、マリーンズやファイターズの応援に行かれるという方も、ぜひ明日28日(日)午前10時から、千葉マリンスタジアムの「競馬学校紹介コーナー」にお越しください!

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なお、雨天により試合が中止の場合は、イベントも中止となりますので予めご了承ください。


さて、来春、競馬学校に入学する騎手課程第29期生の募集をいよいよ開始いたします。

もちろん全くの乗馬未経験者で入学しても、努力次第で卒業後に騎手として活躍することが可能です。あなたも「騎手」という職業を目指してみませんか?

 詳しくはこちら jra.go.jp/school/ でもご案内していますので、是非チェックしてみてください。

なお、入学願書の受付は727日(月)まで、入学1次試験(会場:競馬学校・栗東TC・小倉RC)は819日(水)となっています。

北の大地に飛躍を誓う

先週から始まった夏競馬。
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 夏競馬というには、まだ風が冷たく肌寒い札幌競馬場には、今年デビューした25期卒業生・美浦所属の3名が集結しました。

國分優作騎手
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「騎乗機会を大切にして、着実に結果を残したいです」。関西からの騎乗依頼もあり、活躍の場も広がることでしょう。充実の札幌にしたいところです。

丸山元気騎手
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「縁起が良い『ブログの先生』も来ているので、とにかく初勝利。なのですが、ひと鞍ひと鞍大事に乗って今後の糧にしていきたいです」。確かに私、松山・小野寺・國分恭介の初勝利に立ち会いましたからね。今週は9鞍に騎乗し、惜しい2着が1回。だんだん近づいて来たヨ!

 小野寺祐太騎手には直接話を聞けませんでしたが、昨年三浦皇成騎手(24期生)がブレイクした北海道シリーズ。東西のトップ騎手たちの技術を体感し、ひと皮むけてほしいですね。




騎手課程第29期生 まもなく願書受付

 いよいよ6月29日(月)より、ポニー競馬に騎乗した第27期生の2年後輩にあたる、第29期生になる皆さんの騎手課程入学試験の願書を受け付けます。

 詳しくはこちらをお読みください。
http://jra.jp/school/bosyuu/bosyuu_kisyu.html

 これに先立ち、6月6・7日には、全国4会場で学校説明会を行いました。多数の皆さんに参加していただきましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。
(写真は阪神競馬場・栗東トレーニングセンターの模様です)
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 願書の受付は7月27日(月)までとなります。一次試験は8月19日(水)説明会に参加された方はもちろん、参加できなかった方も、「騎手になるぞ!」という意志が固まった皆さんのご応募お待ちしております。くれぐれも書類に不備のございませんように。

厩務員課程1月生 卒業

 なかなかカラッとしませんが、カラッとした話題で…
 16日、厩務員課程1月生25名の卒業式を行いました。
 皆さん、半年間のカリキュラムを終え、立派なホースマンに成長したはずです。

【解散直前に学校担当スタッフと記念写真】
もう一同に会することはないのかな…
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【んん?】
卒業証書ではないんかい?
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騎手課程29期生 募集要項を発表しました/募集告知CFに松岡正海・川田将雅騎手が登場!

 競馬学校騎手課程(29期生)の募集の時期がまいりました。
 詳しくは、こちらのお知らせをご覧ください。
(願書受付期間は6月29日(月)~7月27日(月)午後5時まで)
 
 今年は、
スポーツ活動において特に優れた実績を持ち、競馬学校の教育を受けるに相応しい人材を特別に選抜する「スポーツ特別入試」を行います。
「スポーツ特別入試」についてはこちらのPDFファイルをご覧ください。

 さて、今回の騎手課程生徒募集に際し、テレビやJRAの各施設で放映していただく募集コマーシャル映像をリニューアルしました。

 題して「心の声、言葉の風」編。
 
 訓練で使用する木馬(競馬学校主催のイベント等でもおなじみですね)を操る生徒の、「絶対に騎手になるんだ!」という
強い意志が「心の声」として、風の如く画面いっぱいに流れていきます。
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なかなか画像だけでは伝わらない部分もありますので、ぜひ動画(本編)をご覧いただきたいと思います。

 このコマーシャル映像には、騎手課程のOBである松岡正海騎手(19期・写真右)と川田将雅騎手(20期・左)が特別出演してくださいました。
 二人とも初GⅠ(JpnⅠ)勝利の際の勝負服(川田騎手:キャプテントゥーレ、松岡騎手:コイウタ)に身を包んでの撮影です。
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 撮影は競馬学校内の特設スタジオで行い、二人とも「競馬に乗るよりもめちゃくちゃ緊張している」とのことでしたが、さすがは度胸満点!ほぼ一発でOKが出ました。
 出演はワンシーンですが、中身は見てのお楽しみということで。
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 川田騎手は「(CMの)完成を見るのが楽しみなような、不安なような…。いずれにせよ僕達が出演することで、騎手を目指す方が増えたらいいですね」。
 松岡騎手は「競馬学校に入学するまで乗馬経験がほとんどなかった僕でもGⅠジョッキーになれました。まだまだ『目標にしてほしい』とまでは言えませんが、いろんな方面から騎手を目指してほしいですね」。とコメントしてくださいました。

 コマーシャルをご覧になった方は、ぜひ感想等をschoolevent@jra.go.jp  までお寄せください。ブログに関するご意見、ご希望もお待ちしております。よろしくお願いいたします。

  
 
   


安田記念 香港馬2頭が調整中

 ダイシンボルガードが勝った1969(昭和44)年以来、40年ぶりという不良・ドロンコ馬場での日本ダービーは、ロジユニヴァースが皐月賞の雪辱を果たし、関東馬としては12年ぶりの優勝。横山典弘騎手(2期生)は、なんと15回目の挑戦でダービージョッキーの栄誉を勝ち取りました。
 この日は競馬学校の正課(校外授業)としてダービー見学に、騎手課程27期生生徒が東京競馬場を訪れました。

 レースはスタート地点で観戦。

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 生徒のひとりに横山騎手の息子がいることは新聞紙上でも写真入りでとりあげられていますので、皆さんもご存知と思います(日刊スポーツの記事より)。
 先日お伝えしたダービーを題材にした新聞づくりの実習でも、彼ひとりがロジユニヴァースの復活を信じているというコメントを書いていました。
 父親が、騎手ならば誰でも成し遂げたいダービー制覇という偉業を達成した瞬間に立ち会うことができた。身震いがするようなストーリーなのですが、彼にとっては勿論、その瞬間を目撃した27期生全員にとっても、これからの(おそらく)騎手人生を送るうえで忘れられない瞬間になったと思います。
 「ダービージョッキーになりたい」。騎手を目指して、競馬学校の門をくぐろうとする者は口々にそう夢を語りますが、現役騎手でその称号を与えられているのはたったの7名。たとえ騎手になることができたとしても、その頂点に立つことがいかに難しいかをこの数字は教えてくれます。

 さて、ダービーが終われば次は春のマイル王決定戦の安田記念。ウオッカ対ディープスカイのダービー馬対決も楽しみですが、香港馬の参戦も毎年このレースを盛り上げます(推理するファンの皆さんにとっては難解さを増す要因でもありますね)。その香港馬2頭は2日まで競馬学校で輸入検疫のため滞在しています。

horse アルマダ(Armada せん8歳) 昨年の安田記念2着馬です。
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 「昨年同様の調教過程を積み、順調な仕上がりを見せている。ウオッカは確かに昨年敗れており、グレイトホースだがレースまでにできる限りのことをして雪辱したい」。とリク・ユウ・リン攻馬手(写真鞍上)。

horse サイトウィナー(Sight Winner せん6歳)
 チャンピオンズマイル(G1・4月26日シャティン)を勝っての来日です。
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「初めての遠征・左周りになりますが、器用で前向きな馬なので遠征疲れもなく、白井での調教もスムースです。勝ち気なところが前面に出るタイプだが、勝ちパターンは中団待機から直線勝負」。(リン攻馬手談)道中どれだけ我慢が効くか、というところでしょうか。

 昨年は、来日した外国馬が出走し、3着以内(すなわち勝馬投票の的中対象)だったのも、掲示板に載ったのも安田記念のアルマダ1頭。何とも寂しい結果でした。今年はぜひ、日本のターフ(ダートも)を沸かせてほしいものです。

騎手課程の学科とは② J27 日本ダービーを題材に新聞づくり/J28自衛隊習志野駐屯地見学

 更新が滞りましてすみません。今日は学科授業シリーズの第2回です。

 競馬学校では、先日お話しした「NIE(Newspaper In Education)」新聞を題材にした総合学習を実施していますが、騎手課程27期生が、5月に編成した4回の授業で、31日に控えた第76回日本ダービーを題材に新聞づくりに奮闘しました。

 ダービーが題材ならば何でもあり!というルールで、27期生は2班に分かれてA3版4ページに、充実した紙面をつくりあげていきました。

 チームワークに課題ありで、片方の班は完成したのが締め切り時間を少し過ぎてしまいましたが、実技審査明けだったということで大目に見たのでした。

◆何はともあれまず取材。ダービーに騎乗経験のある蓑田専任教官にインタビュー

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◆編集会議は真剣そのもの

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◆完成発表会。タイトルは「ダビスポ」と「第27回コダマ新聞」

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 もしも自分がダービーに乗れるならどの馬を選ぶか、学校職員や厩務員課程生徒へのインタビュー、ダービー馬産駒の教育用馬紹介、騎手の血液型や星座でダービー馬を占う!などなど盛りだくさん!騎手課程生徒ならではの目線での力作は、もしや勝馬推理に役立つのかもしれません。後で検証してみます。

 生徒たちは、「時間に追われて大変でした。次の機会があればもっと内容が充実できるはずです。ダービーは東京競馬場に行き生で観戦するので、作った新聞の記事を思い浮かべながら楽しみたい」。と話していました。

 一方、入学して約2ヶ月が経った28期生は、ようやく日々のリズムや合宿生活にもようやく慣れてきたところです。

 この日は校外学習で車で30分ほどのところにある陸上自衛隊習志野駐屯地を見学しました。

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 はじめに概況説明。広報班の西東さんから、習志野駐屯地は大正時代に陸軍騎兵学校であったのがその前身との説明を受けました。競馬学校と相通ずるものがあるのですね。構内には「日本騎兵の碑」や「空挺館(旧御馬見所)」やなど、馬にまつわる建造物がありました。

 続いて落下傘整備工場を見学。20kgもある落下傘を装備し、いざ大空へ!

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というわけにはいきませんが、高さ80mあるというタワーに登り(途中までででしたが)、第1空挺団の基本降下課程の訓練を見学しました。怖っ。

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 やはり規律正しくきびきびした動きは訓練の賜物なのですね。

 乗馬の訓練もある意味危険と隣り合わせ。自衛隊員の皆さんの動きは28期生達にとって刺激になったことと思います。ありがとうございました。

 生徒の学科シリーズ。次回をお楽しみに!(?)