ダービー馬ウオッカを産んだJRA育成馬(事務局)
今年のオークス・ダービーは好天に恵まれ、多いに盛り上がりました。
オークス(優駿牝馬)には、JRA育成馬のハロースピード号、アマノチェリーラン号が出走、それぞれ11、12着に終わりましたが、私たちもわくわくする時間を過ごすことができました。馬主・調教師等関係の皆様、そして馬たちに感謝するとともに今後のますますの活躍に期待したいと思います。
ハロースピード号
アマノチェリーラン号
そしていよいよ日本ダービー(東京優駿)。JRA育成馬の出走はありませんでしたが、なんと64年振りとなる牝馬での優勝を果たしたウオッカ号、実はJRA育成馬と深いかかわりがあるのです。ウオッカ号の母タニノシスター号(父 ルション)は平成7年に売却されたJRA育成馬(当時は抽選馬と呼んでいました)で、れんげ賞を勝って桜花賞にも出走した母馬なのです。ちなみにその父ルションもJRAが日本産馬の資質向上のために英国から導入した種牡馬です。このような形でJRA育成馬が今年の日本ダービーに関わっていたことは大変うれしい出来事でした。
タニノシスター号
春のクラシックが終了し、いよいよ2歳新馬戦のスタートが近づいてきた今回はJRA育成馬事務局からお届けしました。