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生産・育成等に関する講習会・講演会のご案内(生産)

当歳馬たちは離乳も無事に終わり、少し離れた分場へ移動しました(写真1)。ここ日高育成牧場のある浦河ではすっかり日も短くなり、朝晩は0℃近くまで冷え込みます。もうすぐ当歳馬たちにとっては厳しい、初めての寒い冬がやってきます。

オータムセールや繁殖牝馬セールも終わり、生産地の皆様は仕事が少し落ち着くところではないでしょうか。このタイミングを見計らって、JRAでは関係者向けの講習会を企画しております。今回はJRAが主催または後援する講習会についてご案内したいと思います。

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写真1.昼夜放牧中の当歳馬たち。

 まずは今月、毎年この時期にJRA日高育成牧場が主催して行っている「強い馬づくりのための生産育成技術講座」です。多くの方々に参加していただけるように、日高町(門別)と浦河町の2ヶ所で開催されます(内容は同じです)。今年は、「肢軸異常」「皮膚病」「繁殖牝馬のBCS」についてお話する予定です。

【強い馬づくりのための生産育成技術講座2011】
・日時&場所: 平成23年11月16日(水)18時30分~20時30分
             浦河町堺町基幹集落センター
・内容:
1.「子馬の肢軸異常・クラブフット調査」:佐藤文夫(JRA日高育成牧場)

子馬の肢軸異常やクラブフットは、長年に渡り調査・研究されていますが、いまだ解決していない問題です。今回は、基本に立ち返り、肢軸異常やクラブフットの評価のしかたや、今までの調査・研究から現在最善と思われる対処法についてお話したいと思います。


2.「馬の皮膚病とその対策」:遠藤祥郎(JRA日高育成牧場)

皮膚病は、馬の能力自体に重大な影響を及ぼすことはありませんが、見た目が悪くなり商品価値が下がるなど生産地においても困った問題です。にもかかわらず、これまで生産地ではあまり話題に上がったことが少なく、関係者の皆様にとってはどう対処して良いか悩みの種だったのではないでしょうか。今回は、皮膚病の見分け方や、トレセンでの調査・研究から牧場でもできる対処法についてお話したいと思います。


3.「繁殖シーズン前の飼養管理」:敷地光盛(日高軽種馬農業協同組合)
 
繁殖牝馬の飼養管理について、どのように管理すれば生産効率が上がるのか日々誰もが悩んでいることかと思います。今回は過去の経験・研究から、「栄養管理」「運動管理」「疾病予防」「繁殖期準備」「妊娠後期の胎児モニタリング」の5本の柱から繁殖牝馬の飼養管理についてお話したいと思います。

・主催: JRA日高育成牧場
・共催: 日高軽種馬生産振興会青年部連合会
・後援: 日高軽種馬農業協同組合

次に来月、「日本ウマ科学会の学術集会」のため来日されるDr.LeBlancの講習会が日高でも開催されますので、ぜひお越し下さい。Dr.LeBlancは米国ケンタッキー州のRood and Riddle Equine Hospitalの臨床獣医師で、長年「子宮内膜炎」および「胎盤炎」について研究なさっておられる世界的な馬臨床繁殖学の権威です。

【LeBlanc先生による講習会】※牧場関係者向け

・日時: 平成23年11月30日(水)18時00分~20時00分
・場所: 新冠レ・コード館・町民ホール
・内容: 「繁殖管理について」(通訳あり)

・主催: 日本軽種馬協会(JBBA
・共催: 日本ウマ科学会馬臨床獣医師ワーキンググループ
・後援: JRA日高育成牧場、日高獣医師会、胆振獣医師会

【LeBlanc先生による講習会】※獣医師向け

・日時: 平成23年12月1日(木)10時00分~12時00分(講習会)、

                     13時00分~15時00分(実習)

・場所:  日本軽種馬協会・静内種馬場
・内容:  講習会「繁殖検査について」

      実習「妊娠馬を用いた超音波診断について」

・主催: 日本ウマ科学会馬臨床獣医師ワーキンググループ
・共催: 日本軽種馬協会(JBBA
・後援: JRA日高育成牧場、日高獣医師会、胆振獣医師会