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育成馬展示会の開催(日高)

今冬の大雪の影響により、北海道各地では除雪費が追加される措置がとられるほど積雪量が多く、根雪がゼロとなる「長期積雪最終日」が例年より大幅に遅れています。日高育成牧場のある浦河も例外ではなく、「育成馬展示会」の騎乗供覧の会場となるBTC調教施設内の屋外1600mトラック馬場の開場は、44日と例年より10日ほど遅れました。このため、「育成馬展示会」までの準備期間は5日しかなく、不安を抱いたまま49日の本番当日を迎えることとなりました。

当日は、馬主・調教師・生産者をはじめとして200名の方々にご来場いただきました。この展示会は、以前は生産牧場の皆様にその成長ぶりを見ていただくという趣旨が強かったのですが、BUセールでの売却以降は、購買に興味を持たれた馬主や調教師の方々の来場が増えてくるようになりました。育成馬展示会まで5日間しか期間が無く、恥ずかしくない供覧をお見せできるか不安もありましたが、何とかしっかりとした動きをご覧いただくことができたのではないかと思っております。

また、「育成馬展示会」は、軽種馬育成調教センター(BTC)の育成調教技術者養成研修生の卒業のイベントとしての側面もあります。JRA日高育成牧場では、昨年秋の初期馴致研修および本年1月からの実践騎乗研修を実施してきました。研修生たちは、立ち馬展示や騎乗供覧の場でこれまで学んできた成果を遺憾なく発揮してくれました。立派なホースマンとして飛躍することを期待しています。

Photo

立ち馬展示のみならず、騎乗供覧でもこれまで学んできた成果を遺憾なく発揮してくれたBTC生徒達。これからの活躍を期待しています。右がBTC生徒騎乗のBU番号3フレンドリータッチの11JRAホームブレッド 牡 父:アルデバラン)、左がサウンドリアーナ12年ファンタジーステークス優勝馬)の半弟となるBU番号21オテンバコマチの11(牡父:アルデバラン)。

※展示会の騎乗供覧の映像は、JBISライブ配信ページにて馬ごとにご覧いただけます。

  JBIS ライブ配信  http://live.jbis.or.jp/