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22-23育成馬ブログ(宮崎①)

〇ジョッキーベイビーズ九州予選開催!
 

 夏真っ盛りの8月11日、山の日に、全国ポニー競馬選手権「第12回ジョッキーベイビーズ」九州地区代表決定戦が、宮崎育成牧場で開催されました。ジョッキーベイビーズは、小学4年生から中学1年生までを対象としたポニーによる競走で、全国7か所の地区代表決定戦・選考会を勝ち抜いた8名が、東京競馬場の芝コース直線400mで行われる決勝大会に出場します。過去の出場者からは多くのジョッキーを輩出しており、ジョッキーを目指して乗馬に励む子供たちにとっては、まさに夢の舞台といえる大会です。本年の九州地区代表決定戦には、九州各地から6名の乗馬キッズが愛馬とともに参加してくれました。コロナ禍のため、関係者のみの観覧ではありましたが、仲間の熱い声援のもと、日頃の練習の成果を発揮して白熱したレースを繰り広げてくれました。当日は、関西テレビ『競馬BEAT』の小倉競馬中継を担当するテレビ西日本の佐藤有里香アナにレース実況していただき、本物の競馬中継さながらの臨場感で盛り上がりました。
予選レースを勝ち上がった上位4名で行われた決勝レースで優勝を勝ち取ったのは、今回が初出場となる小学4年の下平新くんでした。初出場とは思えない落ち着いた手綱さばきで、見事に東京競馬場へのチケットを勝ち取りました。決勝大会での活躍を期待しています!

Photo

第12回ジョッキーベイビーズ九州地区代表決定戦出場者

Jb 熱戦のゴール前!

〇ウインズ宮崎・公園地区リニューアル工事中です!
 

 宮崎育成牧場では、場外馬券発売所「ウインズ宮崎」のリニューアルならびに公園地区の整備工事の真っ最中です。これに伴い、通常は年間を通して開放している公園地区も閉鎖しています(2023年4月中旬まで)。近隣にお住いの地元の方々を中心に、小さなお子さんからご年配の方まで、いつもたくさんの人で賑わっていた公園ですので、一時的とは言え、遊具が撤去され更地になった状態を見ると少し物悲しい気持ちになります。また、馬車の運行や乗馬体験などの、馬と触れ合う機会を皆さんに提供できないことにも寂しさを感じてしまいますが、来春には広さも遊具もグレードアップした素敵な公園に生まれ変わって皆さんをお迎えできる予定です。ウインズ宮崎についても、お客様エリアを拡充し、より快適な空間で競馬を楽しんでいただける施設となります。来年春には、リニューアルした宮崎育成牧場で皆様をお待ちしておりますので、ぜひ足をお運びください!

Photo_2 リニューアル後のウインズ宮崎と公園地区完成予想図

〇本年の育成馬たち
 

 育成馬日誌と言いながら、馬の話が少なくて申し訳ありませんが、本年の宮崎育成馬の現状についても少し紹介させていただきます。8月末現在、宮崎育成牧場には7頭(牡2頭、牝5頭)の1歳馬が在厩しています。九州1歳市場で購買したプリンセスゴールド2021(牝、父ケイムホーム)はヨカヨカでお馴染みの本田牧場さんの生産馬、八戸市場からはハーツクライの後継として期待の新種牡馬シュヴァルグラン産駒ローマンクィーン2021(牝)や宮城県産馬であるオーバーザレインボ2021(牝、父バゴ)など、今年も個性豊かな顔ぶれが揃いました。現在は、放牧地で仲間と走り回ったり草を食べたりしてのんびり過ごす傍ら、育成調教の第一段階である初期馴致に向けて馬房内での訓練を開始しています。まもなくセレクションセールおよびサマーセールで購買した馬たちが入厩すると、いよいよ本格的な育成業務のスタートとなりますので、職員一同、気合をいれて取り組んでいきたいと思います!

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放牧地を駈け回る育成馬