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今年デビューの誘導馬を紹介します♪♪

こんにちは、函館競馬場からHですpig

つい先日まで北海道は少しひんやりする日が多く上着を手放せなかったのですが、ようやく日差しも力強くなり初夏っていう感じがしてきたこの頃ですsun

 

今年の函館競馬も前半3週間が終了し、折り返し地点を迎えました。

現在、函館競馬場には約650頭の競走馬が滞在しており、馬温泉は調教の疲れを癒すために大盛況ですhappy02

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作業していただいている診療助手さんは、朝から夕方まで馬にシャワーをかけ続けてくれているので、腕が疲れてしょうがないとの事spa

仕事とはいえ、申し訳ない気持ちでいっぱいですsweat01

どうもありがとうございますheart

   

さて、今年の函館競馬は例年よりも2週間短くなったのですが、その分場内イベントの密度が濃くなり、毎週何らかのイベントが開催されています。

先週は、キャラクタ-ショー(ゴーバスターズ)とUHBの女子アナウンサーイベントが開催されましたが、どちらも盛況だったようですgood

(仕事の関係でどちらも見ることができませんでしたが・・・)

特に、ゴーバスターズの人気はすさまじいもので、イベント終了後の馬場内遊具場は黒山の人だかりsign01

“ふわふわドーム”という飛び跳ねて遊ぶ遊具には子供たちが多く集まり、スタンドから見ると砂糖の山に無数のアリが群がっているようでした。

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子供たちのパワーは本当にすごいですね。

この子たちの元気な姿を見習って、私自身も『がんばらなければ』と感じる今日この頃ですnotes

 

話は変わって、誘導馬のお話horse

昨年のタニノマティーニやエリモハリアーのように北海道の重賞戦線をにぎわした誘導馬ではありませんが、今年はこの子がデビューしました

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ディアビクサス号ですsign03

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ん? 何?? 知らないって???

それもそのはず、この子はデビュー1戦しただけで屈腱炎のため未勝利のまま引退してしまった競走馬なんです。

そんな馬いっぱいいるよと言われそうですが、実はこの馬、今をときめく『ディープインパクト』の初年度産駒なんですよnote

それも、初年度に生まれた芦毛3頭のうちの1頭で、誘導馬としてだけではなく、乗馬としても初の芦毛のディープ産駒ですsign01

残念ながら競走馬としては大成しませんでしたが、そこはディープ産駒sign03

普段は比較的おとなしいのですが、乗馬大会の障害競技で自分から障害に向かって行って、ビュンビュン飛んでくれるそうです。

この闘争心を見ても、有能な血は争えないもんですねsign01

そのディアビクサス号のデビュー当日の様子がこちら↓↓

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タニノマティーニなどの先輩たちと並んで整列!!(一番右)

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他の誘導馬たちから遅れないように、

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何とか追いついて、

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きれいに並んで歩けましたhappy01

昨年デビューしたタニノマティーニとエリモハリアーは初日に非常に入れ込んで担当の馬乗りさんたちを大いに困らせましたが、それと比べるとディアビクサスは非常にお行儀が良くてとっても優秀horse

誘導馬として堂々たる?姿を見せてくれましたscissors

先頭に立って誘導するまでにはもう少し時間がかかりますが、将来的には競走馬を先導して誘導する彼の姿が見られるんじゃないかと期待しています。

その日を夢見て、ガンバレsign01 ディアビクサスsign03

 

夏の函館開催も残り3週間となりましたが、私たち函館競馬場職員はこれからも全力で駆け抜けていきますので、第2回函館競馬もよろしくお願いしますhappy01

非常に快適な気候の函館からHがお送りしましたpig

 

追伸:今週は『仮面ライダーフォーゼ』2 が、

来週は『エガちゃん』2_2 が、

再来週は『安田美沙子さん』2_3 と『メジロライアン』2_4 がやってくるぜsign01

お楽しみにsign03

研修月間

今月は、各所から多くの若者が研修を受けにやってきました

 

まず最初は、4~5日のJRA新人獣医職員

 

これは、JRAの獣医職として採用された新人に対し

本会職員として必要な基礎知識、技術・技能を習得させ

競走馬の獣医師としての基礎を確立することを目的に行われる

毎年恒例の新規採用獣医職専門研修での来所です

 

この研修、1ヶ月の長期に亘りさまざまな事業所を回り研修を受けるのですが

その一コマとして常磐支所にやってきたものです

 

リハビリのこと、エコー検査のこと、物理療法のこと

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いろいろなことを学んでいってくれたことと思います

 

トレセンでは

まさに競馬に向かおうとしている馬たちばかりを相手にしますので

リハビリとは縁遠く、今回の研修もピンとこなかったかもしれません

リハビリの知識が今後すぐに必要になるものではないと思いますが

馬が出走にたどり着くことがどれだけ大変なことなのか

少しでも感じ取ってもらえていたなら、うれしいなあと思います

(二日間では難しい・・・・・かな?)

 

やっぱり、研修も楽しい方がいいですよね

ちょっとした余興も盛り込んだ内容でした

 

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次はシモゾノ学園の学生

 

シモゾノ学園とは

渋谷と大宮にある、動物に関連した専門学校です

(そんな都会に、そんな学校があるなんてびっくり!)

その中に、犬のリハビリ・理学療法等を勉強する

理学療法学科というのがあるようです

(そんな専門的な学科があることにもびっくり!)

まだ犬の世界では

エビデンスに基づいて理学療法を実施している診療施設がないということで

動物種は違うけれども

リハビリ・理学療法を専門的に行っている施設として

ぜひ常磐支所を見学したい

という相談を受けて実現した研修です

理学療法学科40名が二班に分かれて

14日と21日にやってきました

 

普段聞きなれない馬の話ばかり聞いて

よくわからなかったかもしれませんが

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調教風景を見学して、馬の大きさに驚き

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懸命に泳ぐ姿や

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いろいろなリハビリでがんばる姿

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温泉でのんびりする姿

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馬のいろんな表情を観察してもらえたので

馬にも興味を持っていただけたのではないでしょうか

 

みんなの専門分野である、物理療法も実体験してもらったし

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職人の技も堪能してもらったし

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満足してもらえた一日だったと思います(・・・と思いたい)

 

最後にみなさんにお話しましたが

生き物を扱っていると、いろんなことがあります

嬉しいこと、悲しいこと

そんなことを繰り返しながら私たちもがんばっています

 

シモゾノ学園のみなさんも

がんばって立派な理学療法士になってください

激動の一ヶ月

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この馬、常磐支所に来て2週間ちょっと経ちますが

この一ヶ月は激動の日々を送っています

 

始まりは、トレセンでのエコー検査

 

レース出走後、屈腱に腫れがみられたため検査したところ

浅屈腱炎が判明

幹細胞移植を行い、常磐支所で療養することとなりました

(幹細胞移植に必要な骨髄液の採取はなるべく早い方がいいので、

その採取はトレセンで、移植は常磐支所で実施という流れです)

そこでまずは、骨髄液の採取です

馬の骨髄液は、胸骨に太い針をさして採取しますが

胸骨とは

人間では

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この辺り

馬では

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この辺りです

何だかとても痛そうですが、思ったよりは簡単に採取できるものなんです

採取した骨髄液は、宇都宮にある競走馬総合研究所へ送られ

骨髄液の中の、間葉系幹細胞という細胞を分離・培養して、増殖させます

細胞を増殖させるのに少し時間がかかりますので(約2週間)

その間に馬は常磐支所へ移動して、のんびり・・・

 

とはいきませんでした

 

この馬については調教師さんからのリクエストがもう一つ

「馬っ気がひどいので、先々のことを考え去勢をして欲しい」

というものでした

馬っ気というのは、牡馬が牝馬に興奮することを言いますが

その程度がひどく、恒常的にそのような状態が続くと

トレセンや競馬場では馬の扱いに苦慮することとなります

リハビリ中においても、興奮して暴れたりすることは極力避けたいものです

(暴れることはリハビリの大敵なのです。その話はまた今度。)

ということで、常磐支所到着後、温泉に浸かることもなく去勢手術を行うこととなったのです

 

去勢手術も無事に終わり、増殖中の細胞も必要数まで増えてきたということで

移植日を決定したところ

その前日になって、今度は疝痛(腹痛)です

どうなることかと思いましたが、疝痛は軽いもので事なきを得ましたが

今思えば、いろんなことをされて馬も嫌気がさし、仮病を使ったのかもしれません

 

幹細胞移植は予定通り

宇都宮から細胞を携えて来所した担当者とともに

腱の損傷部位へ細胞を移植し無事に終了しました

包帯も今週末には取れるでしょう

そうしたら、今度は本格的にリハビリのスタートです

 

いろいろあった一ヶ月だけど、そのうち気持ちのいい温泉にも入れてあげるからがんばろうね

 

さて、今日は、会津からいわきに療養に来ているという御老人が見学にいらっしゃいました

健康を取り戻して、会津に帰る前に

以前見学に来たことのある常磐支所を、どうしてももう一度見たいということで、御家族といらしたようです

馬が本当に大好きな御様子で

「馬はいつまで見てても飽きないね~」

と言いながら、馬のことをたくさんおしゃべりしてくれました

残念ながらここは観光牧場ではありませんので、馬に触れてもらうことは出来ませんが

しばら~く馬を眺めていましたので、馬の癒しパワーをたくさん吸収してくれたことと思います

こんな風に地域貢献できることもうれしいものです

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ダッグアウトパドックをご存知ですか??

こんにちは、函館競馬場からHですpig

本日、2回目のブログ更新となりましたhappy01

またかと思わず、最後までお付き合いくださいconfident

  

ところで、先ほどのブログでもご紹介した『ダッグアウトパドック』をご存知でしょうか?

野球のダッグアウト(ベンチ)のようなものsign02

名前だけじゃよくわからないかもしれませんが、競走馬をより近くで見るために一昨年の全面改装の際に函館競馬場に導入したものです。

場所は、ココ ↓↓

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出走馬情報やオッズを表示する大きなモニターの真下にあります。

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入り口は向かって右側、パドックの周りを時計回りにぐるっと周ると入場できます。

中はこんな感じ。

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椅子が12脚あり、20人以上入れます。

けっこう間近で競走馬を見上げるように見ることができます。

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この中で、今回お勧めしたいのが内部の掲示物です。

特に私Hのお勧めが、後に貼られたポスター4sign01

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これらは競馬ビギナーの方々に競馬に興味を持っていただくために、馬の体やパドックの見方などを簡単に解説したものですが、何を隠そう私Hの苦心作ですsign03

(!!paperパチ・パチ・パチpaper!!)

左側の2枚が『パドックの見方(その①・②)』、右側の2枚が『馬のからだのふしぎふしぎ(あたま編・からだ編)』で、パドックの見方は競走馬の好不調や興奮しているかどうかなどを簡単に解説し、“馬のからだのふしぎふしぎ”は皆さんがあんまり知らない馬の特徴を記載していますhappy01

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自画自賛するのもなんですが、なかなかいい出来だと思いますので、是非皆さんに見ていただきたいですねgood

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1枚だけご紹介! こんな感じです!!

他にも、馬に関するクイズも出題していますので、多くの方に“ダッグアウトパドック”をエンジョイしていただければ幸いですconfident

   

函館競馬場では、夏の開催期間中、スマイルプリキュア(6/10)などのキャラクターショーやHi-Hi with どきどきキャンプさんのお笑いステージ(6/17)など、さまざまなイベントを開催し、ジョッキーとの撮影会なども行っていますので、ご家族お誘いの上、函館競馬場に遊びに来てください。

イベントスケジュール:http://jra.jp/news/201206/060203.html

私Hも、密かにパドックでお待ちしておりますpig

それでは、明日からの夏・函館競馬をお楽しみくださいscissors

いよいよ夏競馬が開幕します!!

こんにちは、函館競馬場からHですpig

最近の函館はまだ朝晩は上着が必要な日がありますが、日中は最高気温20度前後と快適に冷暖房なしで快適に過ごせるようになりましたnote

皆さんのお住まいの地域はいかがですか?

 

さて、今年の函館競馬は明日から開幕しますsign03

前回のブログでは馬場で調教している馬を指で数えることができるくらいでしたが、今週はこんなにいっぱいhappy02

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函館在厩頭数も600頭を超えて、厩舎地区も活気付いていますhappy01

私Hpigの中では夏競馬はまだまだ先って感じだったんですが、レースへの競走馬の登録(“出馬投票”と言います)を行うための職員が出張でやってきたり、私の担当部署の整備を行っていると、否応なしに競馬気分が盛り上がってきますねshine

気合入れてがんばらないとsign01

  

さて、今回は函館競馬場のことをいくつかご紹介したいと思います。

いろいろ調べてみると、10個あるJRAの競馬場の中で、『函館競馬場が唯一scissors』だとか『函館競馬場が一番good』ってことがたくさんあるんですね。

まずは、いつもご紹介しているのですが、

① 馬温泉がある!

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函館競馬場で出走を予定している競走馬が体の疲れを癒すために入浴しています。温泉で疲れを取って、ガンバレ!!

馬温泉がある競馬場は、世界中を見ても函館競馬場のみです。次に、

② ダッグアウトパドックがある!!

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競走馬を間近で下からのアングルで見ることができます♪

これも函館競馬場唯一。そして、

③ 海に近い!!!

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写真ではちょっとガスってますが、天気のいい日は写真左側に下北半島まで見えるんですよ。

(地方競馬場だともっと海に近いところがあるかもしれませんが)函館は本当に海waveに近くて、スタンドの高いところから見ると向正面の先に津軽海峡がはっきり見えますeye

東京競馬場フジビュースタンドから見える富士山fujiと勝負できるくらいいい眺めだと思うんですけど、どうですかsign02

そして、そして、(たぶんですけど・・・)

④ 空港から近い!!!!

函館空港まで3kmちょっと、車で10分足らずです。

また、函館空港に到着する飛行機が競馬場を目標に着陸してくるので、スタンドから見ているとこんな景色が見られますhappy01

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函館山上空から、

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旋回して、

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徐々に、

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近づいてきて、

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競馬場の真上を通過します。

写真では小さく見えますが、結構近くを通っているのでかなり見ごたえがありますよbearing

飛行機airplaneの影も競馬場を縦断していくので、初めて函館競馬場に来た馬はビックリするんですけど、10日もするとほとんどの馬は気することないですね。

airplane飛行機airplane好きの方にはもちろんですが、horsehorse好き方にもお勧めなので、是非馬も興奮するくらい大迫力の飛行機着陸シーンを函館競馬場でご覧くださいnotes

  

それでは、電撃thunder6週間となりますが、明日からイベント盛りだくさんcarouselpony、ギュッと中身の詰まった函館競馬をよろしくお願いします。

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