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調教馬場補修工事

常磐支所の調教馬場は、ダートコースを使用しています

ダートコースと言っても、日本では砂を敷き詰めたコースのことを言うのですが

その砂は、土を硬く固めた路盤の上に敷き詰められているのです

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しかし、このように毎日調教が続けられると

その路盤が傷んできてしまうので

定期的な補修が必要になります

 

ということで、先週末から路盤の補修工事を行っています

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全周行うのは時間がかかりすぎるため

特に水捌けの悪いところを選択して工事を行っています

 

遠くから見てもよくわからないので、こちら

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工事部分の路盤を取り除き、路盤を作り直すこととなります

左が路盤、右は路盤を取り除いたところです

 

路盤の材料となるのはこちら

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右の茶色の山が土、左のグレーの山が石の粉

これを2:1で混ぜ合わせ、さらにセメント固化材を混ぜたものが

路盤の材料となります

真ん中でショベルカーが混ぜ合わせていますが

まるで大きなスプーンを使っているかのように

いとも簡単に混ぜ合わせていました

重機操作のプロに対して、失礼かもしれませんが

実にうまいもんだ、と感心させられました

 

あとはダンプで馬場に運び、

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均一にならして

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ローラーで踏み固めて 

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週末の完成向けて着々と工事が進められています

 

写真を撮りながらうろうろしている私が一番邪魔者かもしれませんが

作業のみなさん、安全第一でよろしくお願いします

プール最終日

本日プール最終日となりました

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ちょっとトラブルもあり、2頭しかプール調教する馬がいなかったので

寂しい最終日となってしまいましたが

なかなか入りたがらない馬もいて、最後まで気の抜けないプール調教でした

 

この馬が、最後まで手こずらせた張本人

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私も危うく蹴りを食らうところでしたが、何とか入水

入ってしまえばいい泳ぎをするんですが、最後までプールは嫌いだったようです

 

ところで今更ながら、馬はどんな風に泳いでいると思いますか

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ちょっとわかりにくいとは思いますが

右前肢と右後肢を同時に掻き

左前肢と左後肢を同時に掻き

左右交互に掻いて泳いでいます

 

簡単に言えば犬掻きですが

私たちはよく、「側対歩様に泳いでいます」と説明しています

 

馬の地上での歩きは、普通

常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)

の3種類に分類されます

 

この中で2拍子の歩きをするのが速歩です

 

その速歩ですが、通常はこのように

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右前肢と左後肢、左前肢と右後肢を同時に動かす

「斜対歩」という歩きをします

 

これに対し

右前肢と右後肢、左前肢と左後肢を同時に動かすのが

「側対歩」という歩きになります

ラクダやキリンなど大型の哺乳動物にみられる歩きです

上下動が少なく、弓を射るのに適しているとも言われ

戦国時代や古馬術では、側対歩で走っていたようです

 

その歩き方と同じ肢の動きの流れから

側対歩様に泳ぎますと表現しているのです

 

と、こんなことを書いていたら

珍客来訪

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君は平泳ぎだよね

 

 

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