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祝日本一!東北楽天イーグルス!

フランチャイズは宮城県でありながら

「東北」とチーム名に入れるイーグルス

 

創設当初から地域密着の球団でありましたが

東日本大震災以降は、更に地域に愛される球団になったのではないでしょうか

 

そんな東北の人々の暖かな声援を受け

創設9年目という早さで

見事日本一になったイーグルス

 

まだまだ復興活動の続く東北の人々に

勇気と感動と希望を与えてくれたのではないでしょうか

 

おめでとうございます

 

 

さて、

前回「その話は次回」と言ってから

しばらくたってしまいました

函館からも催促の言葉がありましたので続きを

 

心臓の拍動は自律神経によってコントロールされているという話は以前しましたが

この自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります

この二つの役割を簡単に書くと

交感神経は拍動を加速させるアクセルの役割で

興奮の指標となります

副交感神経は拍動を遅くさせるブレーキの役割で

リラックスの指標となります

 

運動などをすると、交感神経が緊張し心拍数が増加し

休めば交感神経の緊張は解け

逆に副交感神経が緊張し心拍数が減少します

 

安静にしていると、その二つがバランスをとって

一定のリズムで心臓が拍動します

 

しかし前回も書きましたが

一定のリズムで拍動しているようで

実は微妙に一拍の長さは変わっているのです

バランスが取れているようで 

交感神経・副交感神経のどちらかが優位に働いているのです

 

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1拍が1.7秒くらいだと思っていても

実はよく見ると

1.705秒

1.655秒

1.605秒

1.640秒

1.695秒

1.750秒

1.790秒

1.670秒

1.635秒

と言った感じで変動していることがわかります

 

これを「心拍のゆらぎ」または「心拍変動」と言います

 

これは

血圧の影響を受ける、周期の長い(低周波数変動)、血圧変動と

呼吸の影響を受ける、周期の短い(高周波数変動)、呼吸変動という

二つの刺激に反映され変動しているのです

  

しかし

周期の長い、血圧の影響を受ける血圧変動の刺激は

交感神経と副交感神経のどちらでも伝えることができるのに対し

周期の短い、呼吸の影響を受ける呼吸変動の刺激は

交感神経では伝えることができず、副交感神経のみが伝えることができます

 

つまり

副交感神経が緊張状態にある場合

心拍変動には、呼吸変動と血圧変動の両方が観察されるのに対し

交感神経の緊張状態にある場合

心拍変動には、血圧変動は観察されますが

呼吸変動は観察されないことになります

 

逆に考えると

心拍の変動を解析し、低周波数変動と高周波数変動を観測した場合

高周波数変動(呼吸変動)が大きければ

副交感神経が亢進し、リラックスしていることが

高周波数変動(呼吸変動)が小さく、低周波数変動(血圧変動)が大きくなれば

交感神経が亢進し、緊張していることがわかると言えます

 

ということで、温泉浴中の心拍変動を解析してみると

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温泉浴時には

低周波数成分も若干大きくなっていますが、

高周波数成分が明らかに大きくなっており

副交感神経活動が優位となり

リラックスしていることが証明されました

 

こんな風に、ぼーっとしていてリラックスしてなかったら逆にびっくりですが

 

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科学的に温泉のリラックス効果について証明することができました

  

次回は、温度と深さについて考えて見ます