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気持ちいい気持

11月上旬に初めての温泉療養馬が到着したことをお伝えしましたが、

約1ヶ半月が経過し、療養馬は5頭の仲間を加えて6頭になりました。

 

 

 

11月にご紹介した秋の馬道は、

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この12月になって雪の馬道に、

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芝の張替えを完了したスタンド前芝コースは、

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この1ヶ月で雪のコースになってしまいました。

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こうなってしまう前に芝を張り替える必要があることは、

https://blog.jra.jp/onsen/2013/11/post-ef41.html

こうなってしまうと十分過ぎるほど分かりすね。

 

 

この景色をご覧になると函館はもう根雪なんだなぁ~と思われるかもしれませんが、

今年の函館は暖かく、積もった雪が全部溶けたかと思ったら、また降ったりを繰り返しています。

 

 

 

 

 

 

 

12月はいろいろと温泉療養馬の取材がありました。


  

バックヤードツアーで温泉を見学されるファンの皆さんや、

温泉療養馬を取材にいらっしゃった新聞社やテレビ局の方に、

 

 

「馬は何度のお湯だと気持ちいいの?」

 

「なんで馬の温泉は肢湯なの?」

 

「温泉の深さは肢先だけでも、おなかまでどっぷりでもなくなぜ肘の深さまでなの?」

などと聞かれることがあります。


 

 

常磐の馬の温泉だよりの

https://blog.jra.jp/onsen/2013/12/04/?ref=calendar

コチラには、38~40度の時に心拍数↓副交感神経↑でリラックス

 

 

https://blog.jra.jp/onsen/2013/11/30/?ref=calendar

コチラには、腕節(ヒザ)でもなく、おなかまででもなく肘の深さが最もリラックスしている


 

ということが、数値として示されています。

 

 

 

熱いお湯に肩まで浸かった方が気持ちいいのに・・・と皆さん思うかもしれませんが、

馬には馬の気持ちいいがあるということですね。

 

 

といっても、ウマでもヒトでも気持ちいい気持ちには違いがなさそうですが・・・。

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☆☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆☆

12月25日のNHKあさイチの"JAPA"なび函館と大沼

で函館の馬温泉所が紹介されるかもしれません。

(取材は終わっていますが、放映されるかは未定とのこと)

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/25/01.html

お時間のある方はご覧ください。

カツラオー

ちょっと前の話になってしまいますが

3回福島競馬の1日目

メイクデビュー福島で

福島県にゆかりの競走馬がデビューしました

 

その名は「カツラオー」

 

東日本大震災の際に

双葉郡葛尾村(かつらおむら)にあった

「篠木牧場」から避難した母馬の

お腹の中にいたのが、この「カツラオー」だそうです

 

その後、茨城県で無事生を受け

今回競走馬としてデビューできたというわけです

 

そのデビューまでの様子が

今日の深夜

「ふくしまをみつめて ふるさとに駆ける・競走馬カツラオー」

として放送されるようです

(福島放送ですので、福島県の方しか見られないのかも・・・)

 

篠木牧場さんのことは実は昨年も御紹介させていただきました

https://blog.jra.jp/onsen/2012/08/24/

 

その際に紹介した「ヒヤマサンデー」の弟が

この「カツラオー」ということもあり

私もそのデビューに注目していました

 

デビュー戦の成績はいまいちだったかもしれませんが

元気に走る姿が 

いまだ

「避難指示解除準備区域」

「居住制限区域」

「帰還困難区域」

に指定され、復興途上の葛尾村に

エールを送ることになるのではないかと思います

 

兄のように、常磐支所でリハビリをすることにならないように

弟は、無事に走り続けてもらいたいものです

 

 

さて、今回は温泉の温度について

 

常磐支所で利用している温泉は

「常磐湯本温泉」

湯本の温泉街もスパリゾートハワイアンズも同じ温泉を利用しています

 

源泉は58℃と、とてもそのままでは入れません

 

常磐支所まで送られてくるまでに、若干温度は下がりますが

それでも水を加えて、温度調節する必要があります

 

それでは馬にとって何度が快適なのでしょうか?

 

前回同様心拍変動解析を使って調べてみました

 

結果はこちら

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34℃(34~36℃)、38℃(38~40℃)、42℃(42~44℃)

で比べてみると

38℃では、心拍数は減少し、副交感神経が緊張してリラックス

42℃では、心拍数は増加し、交感神経が緊張して興奮

している状態でした

  

熱い温度に比べれば、まだ34℃の方がリラックスできているようです

 

私もどちらかと言えばぬるめのお湯の方が好きですが

馬も熱いお湯は苦手なようです

 

でもこれは馬に限った話ではなく

人間も同じなんだと思います

「いや~、やっぱりお風呂は熱くないとな~」

なんて熱々のお湯にいかにも気持ちよさそうに入っている人も

絶対に交感神経が緊張しているはずですから

 

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常磐支所では現役競走馬を世話しながら、JRA厩務員を目指す研修生を随時募集しています。

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http://www.equinst.go.jp/JP/onsen/onsendayori.html