【競馬学校】卒業生(=新人騎手)紹介⑧「丸田恭介」
丸田恭介(まるた きょうすけ)
1986(昭和61)年5月20日生 血液型AB
美浦 宗像義忠きゅう舎所属 北海道旭川市出身
座右の銘:「誠心誠意」
目標とする騎手:L.デットーリ 横山典弘 吉田 豊
将来の目標:リーディングジョッキー ジャパンカップ制覇
【本人より】競馬学校での生活は長くて長くてイヤでした。卒業した今ではもっと教わりたかったと思っていますが。22期生時代から成績は下の方でしたから、負け犬根性が染み付きそうだった時もありましたし、実技でうまくいかないときに教官から、雰囲気が似ている?せいか、「コラ!ラーメン屋!」と怒られたときにはブチ切れそうになったこともありました。でもぐっと呑み込んで、くさらずにやってきてよかったです。
体が硬かったので、木馬に乗るだけでも股関節が痛んだ頃もありましたが、今は楽しく感じるようになりました。実は最初に賞金をもらったら、自分で木馬を購入しようと思っているんです。とにかくたくさん乗せてもらってたくさん勝ちたい。1年目で50勝ぐらいして、周りをアッと言わせたいですね。そして一流と呼ばれる先輩騎手に追いつけるように努力していきます。それから、馬を大事にできる騎手になりたい。馬とのコンタクトを大切にして、大きな舞台でも期待に応えられる騎手になりたいと思っています。
【担当教官Aより】彼は、誰からも可愛がられ、常に人から気に掛けてもらうことができる性格を持っています。シビアなプロの世界に入ってもこの性格を生かして、周囲の人々やファンから愛され続ける騎手になってくれることを願っています。
【担当教官Bより】贈る言葉…「天下布武」顔に似合わず(失礼)ヘッドワーク抜群の「マル」。誰からも好かれるマルの最大の武器は人徳。これに技術が備わればこの先怖いものナシだ。