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若き戦士との出会い(北海道日本ハムファイターズ 中村・運天両選手との交流会)

 3年目を迎えるファイターズ高卒ルーキーと騎手課程との交流会。一昨年は中田翔選手と三浦皇成騎手との初めての出会いの場でもありました。
 
 さて、今年のファイターズ高卒ルーキーは、

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(自分の名前入りの背番号ゼッケンを手にする両選手)

ドラフト1位 中村 勝投手(春日部共栄高 背番号36)「埼玉のダルビッシュ」と言われるイケメン。実力もダルビッシュ2世との評判。

ドラフト4位 運天 ジョン・クレイトン投手(浦添工 背番号55)
アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフ右腕。最速150キロの速球が一番の魅力。

以上2名。

 まずは、お互いの自己紹介から、フリートーク。体重制限やトレーニング、女の子の話…など(想像もあり)、初対面ながら打ち解けるのは早いようで、若者同士でかなり盛り上がっていました。

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(紺ジャージ:運天投手、水色ジャージ:中村投手)

 次に、グラウンドに会場を移して、お互いのプロの技を披露し合いました。

 まずは、26期生が本物の馬というわけにはいきませんので、訓練用木馬のデモンストレーションを行い、ファイターズの選手が体験試乗。

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(訓練用木馬に試乗する中村選手)

 試乗後、中村選手は「もっとうまくできると思ったけど…。難しい」、運天選手は「お尻を上げるのを維持するのに筋力がいるし、体幹が鍛えられそう。」と報道陣に感想を話しているところに、日米121勝をあげた名投手で、競馬ファンでもおられる吉井理人2軍投手コーチが飛び入りし、「モンキー乗りをぜひ一回やってみたかった」とのことで体験試乗。

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(憧れのモンキー乗りに挑んだ吉井理人2軍投手コーチ)

 「やっぱり競馬の騎手ってすごいな。全身運動だから野球選手のトレーニング機器にもなるね。ウチにも1台導入するかな」。と吉井コーチ。写真のとおり、巨体を見事に折り曲げながら、すばらしい騎乗ぶりでした吉井コーチの公式ブログにも当日の模様が書かれています。参加していただきありがとうございました)。

 そして、ファイターズ両選手からは、キャッチボールのお返し。26期生には中学時代、野球部だった生徒が2名おり、いずれも「身体が小さいので野球選手はあきらめ」騎手になる道に進んだということで、相当嬉しかったようですね。同世代とはいえ、憧れのプロ野球選手とのキャッチボールには力が入りました。

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両選手も変化球を交えながら、球団関係者の方の「身体が冷えるのでそろそろ…」という声にも「大丈夫です」と応えつつ、6人全員に丁寧に投げてもらいました。感謝。

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 最後は、お互いの活躍を誓って交流会は終了。再会は鎌ヶ谷ではなく北の大地でね! 

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