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2020年8月

サマータイム

2020082102競馬学校では、毎年7月頃より人馬の暑熱対策として早朝実技を行っています。

今年は走路の改修工事の影響で6月半ばからスタートし、生徒たちは毎朝4時半に体重を計り、厩舎に入り、5時半には最初の訓練が始まります。

2020082105朝日が差す中、左奥の走路から集団で駈けてくる蹄の音が近づいてきます♪

2020082104騎手課程38期生(2年生)が今日は集団走を訓練しているようです。

教官から指示された速度を守りながら、4頭で併せながら走行しています。

その奥に見えるのは…

2020082103_3騎手課程39期生(1年生)が障害飛越の訓練をしています。

来月に迫った実技審査に向けて障害経路走行の訓練が始まりました!

2020082106_2騎手課程の訓練が一旦終わると、準備運動を終えた厩務員課程の生徒が走路に出て行きます。

2020082109厩務員課程は6カ月の履修期間で、前半3カ月を乗馬訓練、後半3カ月を走路訓練しています。

この4月生は、来月卒業を迎えるため、最後の仕上げに入っており、今日は単独騎乗、いわゆる単走訓練をしています。

2020082107一番奥の馬場ではもうひとつの厩務員課程7月生が乗馬訓練をしていました。

2020082101_2騎手課程の生徒は3鞍騎乗するため、馬達の整理運動(クーリングダウン)が終わると厩舎に戻り、次の馬達の準備に入ります。

騎手課程38期生(2年生)は来週から栗東・美浦トレーニング・センターに移動して約1年間の厩舎実習がスタートします。いよいよ騎手になるための実践訓練がスタートします。トレセンに行けば、現役の競走馬に騎乗して、自分のためではなく、競馬のための調教を行わなければなりません。

でも、彼らの心の中は不安よりは期待や楽しみで一杯です。heart01

そう、夢のジョッキーへまた一歩近づくことができるから。

1年後、心も体も大きく成長して帰ってきてくれることを我々も楽しみに待っています。

頑張れ!未来のjockey達

by so

梨狩り(騎手課程38期生・39期生合同)

みなさん、こんにちは。ブログ担当HMSBですwink

毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしたでしょうか?

ところで、競馬学校がある白井市(千葉県)は、梨の名産地です。ご存知でしたかsign02

今年もまた梨のおいしい季節を迎えました。

競馬学校では、騎手課程生徒が近隣の梨農家さんにご協力いただき、「梨狩り」を実施しています。

今回はその様子をご紹介したいと思いますnote

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まずは、梨のとり方を教わります。

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今の時期は「幸水」という品種が旬で、実を手で持って、上に持ち上げると簡単にとれるそうですgood

さあ、やってみましょうsign03

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とった梨はみんなでおいしくいただきましたdelicious

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最後にお世話になった梨農家さんと記念撮影です。

おいしい梨を一杯いただいて、生徒たちは明日からの訓練も頑張れそうですdash

皆さんも体調には十分気を付けてお過ごしください。

以上、HMSBでしたpaper

柔道の授業

こんにちはsun

今日は騎手課程38期生と39期生の合同授業で柔道を行いました。

Img0618_2長い梅雨がようやく明けて、いきなりの猛暑。coldsweats02

窓を全開にして、冷風機と扇風機を全部稼働してがんばりますsign03

もちろん、休憩と水分補給は欠かしません。lovely

先生が見守る中、上級生が下級生に「受け身」を教えます。

「受け身」とは、柔道の技を掛けられて投げられたときに、できるだけケガをしないような対応ができる方法のことです。特に頭や頸椎など体に重大な損傷を与える可能性がある個所をを守ることを第一に考えられています。

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Img0621_3台になってくれた38期生の先輩の上を飛ぶように受け身をとる39期生たち。

受け身を練習する意味とは…

騎手は常に落馬の危険と背中合わせの職業。

いつでも受け身を取れるわけではありませんが、とっさのアクシデントのときに自然と体が反応して頭を守ることができたら重大な事故を防げる可能性が高まります。そのために受け身を繰り返し、体に染み込ませていきます。

また、柔道を行うもう一つの意味。

礼に始まり、礼に終わる。そう、礼儀を学びます。

体と心を大事にすること、これも騎手を目指す生徒たちにとっては大切なことなのです。

by so