競馬学校ブログ

１０月１１日（火）、来春の騎手デビューを目指す騎手課程第２８期生の一般公開模擬レースが競馬学校で行われました！！

模擬レース当日は天気にも恵まれ、競馬ファンにはおなじみの白川次郎アナウンサー（フリー）、舩山陽司アナウンサー（ラジオＮＩＫＫＥＩ）や、現役ジョッキーで競馬学校ＯＢでもある松岡正海騎手、三浦皇成騎手、丸山元気騎手も参加し、多くのお客様が来校して下さいました。

気になるレース結果ですが、全２レースが実施され、第１レースは騎手課程第２８期生の長岡禎仁（よしひと）君が好位から直線で見事に差し切り見事勝利し、メインレースである第２レースは三浦皇成騎手が先輩の意地を見せ見事勝利、白川次郎アナウンサーから、「大人気ない騎乗で今ゴールイン！」との名実況も飛び出しました。

生徒達は装鞍から検量、レース後の後検量まで、競馬と同じルールの下、レースを体験することができ、いきいきとした様子が伝わってきましたが、やはり普段の訓練と実際のレースとの違い、難しさを実感したようで、レース後には教官や現役ジョッキー達から指導を仰いでいました。

生徒達は来年３月の騎手デビューを目指し今後も訓練に励んでいきますので、皆さま応援よろしくお願いします。

また、１１月１２日（土）に東京競馬場、１月上旬に中山競馬場で一般公開模擬レースを実施する予定ですので、興味のある方は是非生徒達の勇姿を観に、競馬場まで足を運んでみてください！！！

第１レースで山﨑亮誠君（騎手課程第２８期生）を差し切った長岡禎仁君（騎手課程第２８期生）

レース後にお客様の前でインタビューに答える騎手課程第２８期生（右から中井裕二、長岡禎仁、原田和真、菱田裕二、山﨑亮誠）

競馬学校の卒業生から立て続けに嬉しいニュースが届いています。

今年の２月に卒業した、騎手課程２７期生の藤懸貴志騎手が、８月２０日の小倉６Ｒでハナカゲ号に騎乗し、見事初勝利を挙げました！

レースでは、道中積極的に先頭を走り、直線では田嶋騎手騎乗のメイショウセトウチ号の追い上げをハナ差粘り切り、単勝３，０３０円という波乱を演出しました。

レース後のインタビューでは、「最後に競ったのが自厩舎の馬だったのですが、自分の馬が最後まで諦めずに頑張ってくれました。よく踏ん張ってくれて感謝しています。枠場に入るまでは、勝ったかどうかわからなかったのですが、１着の枠場のところに皆さんが待ち受けてくれていたので、勝ったんだと思いました。今まで、馬主さんや調教師、厩舎スタッフの皆さんにチャンスを与えてもらっていましたが、結果を残していなかったので、おめでとうと声をかけられてとても嬉しかったです。初勝利まで時間がかかってしまいましたが、今後は期待と人気に応え、たくさんの馬を勝たせていけるように頑張っていきたいです。」と語っています。

また、初勝利の翌日には早くも２勝目を挙げ、今後の活躍を期待せずにはいられません。

さらにその翌週には、騎手課程２６期生の菅原隆一騎手が、８月２８日の札幌２Ｒでメジロマリシテン号に騎乗し、待望の初勝利を挙げました！

レースでは、道中３番手をキープし、最後の直線は外に持ち出して、２着を２馬身半突き放しての快勝。３番人気という競馬ファンの期待に応えてみせました。

レース後のインタビューでは、「この馬に乗せてもらえたことに感謝します。今は喜びしかありません。前回と同じような展開でしたので、いかにして直線で外に出すか考えて乗りました。直線は無我夢中で追いました。家族をはじめ、この馬に関わった全ての関係者の方、応援してくださる方に感謝します。これからは、１頭でも多く馬券に絡み、１つでも多く勝ちたいです。」と語っています。

レース後は時折涙を見せながらインタビューに応じた菅原騎手。初勝利までは同期に少し遅れをとってしまいましたが、今後更なる活躍を見せてくれるのではないでしょうか。

今後も、競馬学校卒業生の活躍にご期待下さい！！！

(写真は全てフォトサービス提供)

今年の２月に競馬学校を卒業し、３月に騎手デビューした騎手課程２７期生が、またまた嬉しいニュースを届けてくれました！

横山和生騎手が、４月３０日の新潟７Ｒでローレルカンタータ号に騎乗し、２７戦目で初勝利。

また、杉原誠人騎手が、５月１４日の新潟６Ｒでクリノトルネード号に騎乗し、２３戦目で初勝利を挙げました！！

横山騎手はインタビューで、「初勝利の実感は後になってわくと思いますが、すごく感謝しています。上位人気でしたが、気にしないよう騎乗しました。（直線では先頭に立ちましたが）最後まで安心できず、馬を追っていました。まだまだ未熟ですが、これからも１鞍１鞍頑張っていきますので応援よろしくお願いします。」

杉原騎手はインタビューで、「素直に嬉しいです。乗せていただいたオーナーをはじめ、調教師、厩舎の方々に感謝しています。１，０００ｍ直線コースは自信をもって乗れました。勝利した瞬間はすごく気持ちよかったし、あっと言う間の１，０００ｍで、楽しかったです。この勝利でやっと騎手の仲間入りができたと思います。勝ち星を重ねて、偉大な先輩たちに追いつけるよう頑張りたいと思います。今後の目標としては、常にリーディングに名を連ねられるよう、藤沢厩舎に貢献できるような騎手になりたいです。常に思い切った騎乗を心がけて、ファンの皆様から信頼されるよう頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。」

とそれぞれ語っています。インタビューでも堂々とした態度で語り、非常に頼もしいかぎりです！今後の活躍に期待ですね！

今後も新人騎手の騎乗ぶりに是非注目してみてください！！！

４月に入ってもまだまだ肌寒い日が続き、満開の桜の下・・・という訳にはいきませんでしたが、

４月４日（月）、晴天にも恵まれ穏やかな陽気の中、騎手課程第３０期生の入学式が執り行われました。

当日は式典に先立って２９期生の騎乗供覧が行われ、新入生７人は先輩達の騎乗する姿を目を輝かせて見つめていました。

その後の入学式典では、緊張した面持ちで、まだまだあどけなさはありましたが、合同記者会見では質問に対して一人ひとり自分の夢や目標をしっかりと答えるなど、頼もしさも感じました。

これから決して楽ではない３年間が始まりますが、厳しい訓練を乗り越え、中央競馬の騎手としてデビューしてくれることを期待しています。

まずは、今回の東日本大震災で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

ＪＲＡでも被災地支援競走を実施し、騎手達が募金活動に参加するなど、

今回の大災害に対して、競馬サークル全体での支援に取り組んでいます。

暗いニュースが続いていますが、そんな中競馬界から嬉しいニュースもありました。

今年の２月に競馬学校を卒業し、３月に中央競馬の騎手としてデビューしたばかりの

新人騎手達がめざましい活躍を見せています。

まずは嶋田純次騎手。

３月５日に中山競馬第１Ｒでワイズアンドクール号に騎乗し、デビューするやいなや

初騎乗初勝利という快挙を成し遂げました。

初勝利のインタビューでは、「勝ててホッとしています。乗せてくださったオーナーをはじめ、厩舎スタッフの方々に感謝しています。今日は減量を活かして前につけようと思っていて、あとは馬を信じて乗りました。ゴールまで長かったです。ゴールした時は感謝の気持ちでいっぱいでした。（初騎乗・初勝利は）狙っていたので嬉しかったです。もっとたくさん勝って、ファンの皆さんをはじめ、関係者に信頼される騎手になりたいです。応援よろしくお願いします。」と語りました。

そして３月２６日に小倉競馬第１Ｒでスパークスフライ号に騎乗した森一馬騎手が、

続く３月２７日には小倉競馬第９Ｒでツルマルシルバー号に騎乗した花田大昂騎手が

それぞれ初勝利を挙げました。

初勝利のインタビューで森一馬騎手は、「レースを終えてホッとしています。レースはいい緊張感のもと騎乗することができました。今回騎乗の機会を与えてくれたオーナーをはじめ関係者の皆さんに感謝しています。まだ技術的には未熟な部分はありますが、これから経験を重ねていって、もっと上を目指して頑張っていきたいと思います。」

花田大昂騎手は、「素直に勝ててうれしいです。プレッシャーは特に感じていませんでしたが、人気馬に乗せてもらっていながら、勝つことができず悔しい思いをしていましたので、勝てて良かったです。初勝利まではがむしゃらに乗ろうと思っていましたが、これからは考えながら乗って行きたいです。今後も元気いっぱい騎乗していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」

と、それぞれ語っています。

嶋田純次騎手はすでに２勝目を挙げるなど、新人騎手達も競馬ファンの皆様へ

明るい話題を届けようと頑張っていますので今後とも応援よろしくお願い致します。

最後になりますが、被災地が一日も早く復興をとげ、皆様に笑顔が戻りますことを

心より祈念いたします。

２０１１年２月８日（火）、騎手課程第２７期生の７人が、遂に競馬学校卒業の日を迎えました。

（左から、嶋田純次君、杉原誠人君、高嶋活士君、花田大昂君、藤懸貴志君、森一馬君、横山和生君）

式典に先立って行われた「競馬学校チャンピオンシップ２０１１」（模擬レース全１０戦をポイント化し、合計ポイントを争うシリーズ）の最終戦では森一馬君が見事に勝利し、自身の卒業に華を添えました。

（ゴール直前で見事に差し切る森一馬君）

「競馬学校チャンピオンシップ２０１１」の総合優勝は、高嶋活士君。総合優勝の記念の鞍を手にし、「シリーズの優勝を新人賞につなげたい」とのこと。デビュー後が本当に楽しみです。

卒業式典では、一人一人が感謝の言葉や今後の抱負を立派に述べました。

まずは嶋田純次君。「乗馬未経験だった私ですが、先生方に心技体を鍛えていただきました。デビュー後も感謝の気持ちを忘れずに、ファンや関係者の皆さんに信頼される騎手になりたいと思います。」とのこと。デビュー後は手塚貴久厩舎に所属予定です。式典ではアイルランド大使特別賞を受賞しました。

続いて杉原誠人君。「乗馬未経験で入学しましたが、教官の先生方や厩舎関係者の皆さん、また、同期の支えもあり、これまでやってこれました。これまでの３年間を活かし、ファン、馬主、関係者の皆さんの期待を裏切らずにたくさん勝ち、トップを目指したいと思います。」とのこと。デビュー後は藤沢和雄厩舎に所属予定です。

続いて高嶋活士君。「入学当初は長いと思いましたが、皆さんの支えもあり卒業することができました。一鞍一鞍大切にし、ファン、関係者に信頼される騎手になりたいと思います。」とのこと。デビュー後は柴崎勇厩舎に所属予定です。

続いて花田大昂君。「これからも向上心を持って騎乗したいと思います。生産者、牧場関係者の気持ちを背負い、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。」とのこと。 デビュー後は西橋豊治厩舎に所属予定です。

続いて藤懸貴志君。「競馬学校の調教で学んだこと、模擬レースで学んだことを活かし、たくさん勝てる騎手になりたいと思います。」とのこと。デビュー後は平田修厩舎に所属予定です。

続いて森一馬君。「色々なことがありましたが、支えてくれた両親、教官の先生方、厩舎研修でお世話になった皆さんのお陰で卒業することができました。皆さんから好かれるような騎手になりたいです。」とのこと。デビュー後は松永昌博厩舎に所属予定です。

最後は横山和生君。「この３年間、大勢の方に迷惑をかけました。また、厩舎研修ではたくさんのことを経験させてもらいました。デビュー後は何事にも貪欲に頑張っていきたいと思います。」とのこと。デビュー後は勢司和浩厩舎に所属予定です。 

２月１０日（木）には騎手免許試験の新規合格者が発表され、無事全員合格。晴れて３月から中央競馬の騎手としてデビューします。

是非、競馬場へ足を運び、２７期生へのご声援よろしくお願いします！！

１月２０日、今年３月の騎手デビューを目指す、

騎手課程第２７期生による模擬レースが行われました。

第１レースは終始先頭でレースを引っ張った高嶋活士君が、

直線でも他馬を寄せ付けず見事に勝利。

（第１レースの模様）

第２レースでは逃げる花田大昂君と藤懸貴志君を、

ゴール直前で嶋田純次君が捕らえ、見事に差し切りました。

（第２レースの模様）

今後も生徒達は各自技術の向上を目指し、２月に控える騎手免許試験、そして中央競馬の騎手デビューへ向けて訓練に取り組んでいきますので、応援よろしくお願いします！

（第２レースを終え、笑顔を見せる嶋田純次君）

（レース後、担当教官に講評を受ける２７期生）

１月１９日、地方競馬の騎手を目指す、地方競馬教養センターの第９０期生が来校し、

競馬学校騎手課程の第２９期生（現１年生）と障害馬術の対抗戦を行いました！

気になる結果は、１勝１敗７引き分けでした。

中央・地方の違いはあれど、騎手という同じ夢を志す者同士、

とても有意義な交流になったのではないでしょうか。

（障害を飛越する騎手課程第２９期生）

（障害を飛越する地方競馬教養センター第９０期生）

１２月２４日（金）、クリスマスイブですが･･･毎年恒例の餅つき大会が行われました。

餅は騎手課程、厩務員課程の生徒達が実際につき、途中餅がうすから落下するハプニングもありましたが、最後はおしるこやお雑煮などで美味しくいただきました。

連日ハードな訓練をこなす生徒達ですが、この時ばかりはとても楽しそうに、そして美味しそうに餅を食べていました。

１２月１８日（土）中山競馬場で、約２万人の競馬ファンが見守るなか騎手課程２７期生の公開模擬レースが実施され、終始先頭でレースを運んだ花田大昂君が、横山和生君に１／２馬身の差をつけて見事に勝利しました。

生徒たちは、前検量から本馬場入場、後検量に至るまで、実際の競馬施行と同様の流れで行われる模擬レースにも、数回の実践を重ねて慣れてきたようです。

騎手課程２７期生は、来年２月の騎手免許試験に合格すれば、３月から晴れて中央競馬の騎手としてデビューします。

デビューに向けて、生徒たちは競馬学校で最後の総仕上げに臨んでおりますので、今後とも騎手課程２７期生を応援よろしくお願いします！！