【競馬学校】シャドウゲイト・コスモバルク シンガポールから帰国
5月20日(日)にシンガポールのクランジ競馬場で行われたシンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ(国際G1)で優勝したシャドウゲイト(牡5・美浦 加藤征弘きゅう舎)と、2着となり惜しくも連覇を逃したコスモバルク(牡6・道営 田部和則きゅう舎)の2頭が24日帰国。同日夜10時に帰国(輸入)検疫のため競馬学校国際きゅう舎に到着しました。
(写真:国際きゅう舎のシャドウゲイト〔24日競馬学校診療所撮影〕)
(写真:国際きゅう舎のコスモバルクと榎並健史調教きゅう務員〔24日競馬学校診療所撮影〕)
両馬は隣同士の馬房に入りましたが、「美浦~シンガポール~白井とずうっと『呉越同舟』。今回の日本馬ワン・ツーもいつも隣に馬がいたことが大きかったでしょうね。お互いにとって良かったです。ひとつ誤算なのは、本当はウチの馬が先着するはずだったこと(笑)」とコスモバルクの榎並健史調教きゅう務員。激戦の疲れもそれほどなく元気とのことで、2頭の『弥次喜多道中(?)』は6月24日の宝塚記念(GⅠ・阪神)まで続くことになります。馬も人もしっかり英気を養ってください。

(写真:血統名「ハローヘレンの05」(牡2歳 父:ヘクタープロテクター、今年の3歳重賞戦線を賑わしたハロースピード号〔JRA育成馬〕の半弟)
アドマイヤムーン(牡4
一緒に帰国された松田博資きゅう舎の馬場政信きゅう務員(写真右)の話によると、「長期間の遠征でしたが、疲れやストレスも見られず、元気に帰ってくることができて良かったです。私も元気いっぱいです。今後は宝塚記念(GⅠ)(6月24日
3日から5日の馬事公苑「ホースショー」に「競馬学校ブース」を出展しましたところ、好天も手伝ってか、多数の皆さんにお立ち寄りいただきました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

今日は、騎手課程25・26期生が校外実習で、学校から歩いて5分のところにある梨農家の後藤さんのところにお世話になりました。白井市は日本有数の梨(「幸水」「豊水」「新高」など)の産地です(
今は受粉作業の時期で、後藤さんのところでは、主にミツバチを使って受粉を行っているそうですが、今日は生徒たちが黄色い花粉のついた花を摘んで、他の花のめしべに手でつける作業を実習しました。なかなか花粉がしっかりついた花が見つからず、少々苦戦していました。
作業の後は、ミツバチがとった蜂蜜がふるまわれ、生徒全員でごちそうになりました。26期生にとっては、入学前研修から約20日間、学校から外に出たのは住民登録のため市役所へ行っただけで、実質初めての外出。この間は全く間食を食べていませんので、彼らにとっては待望の「おやつ」。体重に気をつけながらも、パンに蜂蜜を塗って平らげていました。
