本日のブリーズアップセールに上場し、落札されなかった馬(主取馬)を対象に、明日(4/26)FAXでの申込方式による売却(ファイナルステージ)を開催致します。上場馬・および台付け価格はNo.67 アルナーダの09(台付け価格 80万円~)、No.81 ワンモアベイビーの09(台付け価格 80万円~)、No.82 フレンドリータッチの09(台付け価格 50万円~) の3頭となります。
なお、当セールは明日(4/26)の10~16時のすべての時間帯において、セール事務局との複数回の電話およびFAXによる相互確認が可能な馬主ご本人様以外参加できません(代理人参加は出来ません)ので、あらかじめご了承ください。詳細は以下に添付いたします要領のとおりです。ご参照のほどよろしくお願い致します。
皆様のセールへのご参加、心よりお待ちしております。
● ファイナルステージ上場馬 個体情報(4月25日セール終了時点)
No.67 アルナーダの09 →arnada.pdfをダウンロード
No.81 ワンモアベイビーの09 →onemorebaby.pdfをダウンロード
No.82 フレンドリータッチの09 →frriendlytouch.pdfをダウンロード
● ファイナルステージ実施要領
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● お問い合わせおよび不明な点は下記までご連絡下さい。
ブリーズアップセール特設携帯 090-6760-4201
中山競馬場 競走馬診療所 047-334-6745
2011JRAブリーズアップセールは、
JBISにてUstream中継(http://live.jbis.or.jp/)を実施しております。
結果速報につきましても http://live.jbis.or.jp/ をご覧下さい。
4月25日(月)に開催いたします「2011 JRAブリーズアップセール」に上場を予定しておりました上場番号14番 タイキビューティーの09、48番シルクブラウニーの09、および71番 ヘバラーの09の3頭は、疾病を発症しましたので欠場させていただきます。 ご購買を予定されておりました皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
*現在のセール欠場馬は以下の8頭です。(4月22日現在)
No.14 タイキビューティーの09 (左冠膝のため)
No.26 タイキフローラの09 (右肩跛行のため)
No.48 シルクブラウニーの09 (左寛跛行のため)
No.71 ヘバラーの09 (輸送熱のため)
No.72 エアココの09 (右肩跛行のため)
No.84 フジティアスの09
(喉頭形成術および声のう摘出術実施のため)
No.85 ラストローレンの09 (右肩跛行のため)
No.87 ギミーヘブンの09 (咽頭虚脱のため)
* お問い合わせにつきましては下記までお願い致します。
JRA ブリーズアップセール 特設電話 Tel 090-6760-4201
JRA 中山競馬場 診療所 Tel 047-334- 6745
JRA 育成馬サイト http://jra.jp/training/index.html
●調教VTRアップ致しました!
平素より育成馬日誌をご覧頂きありがとうございます。
さて、ブリーズアップセール 育成馬調教VTR画像が下記リンクよりご覧頂けます。また、個体情報(病歴情報その他)も添付させていただきますので、あわせてご覧頂ければ幸いです。
*調教VTR
→ http://www.passage-entertainment.jp/user/jra/JRA-BUS2011.wmv
*個体情報(病歴情報)
●JRA育成馬中山競馬場に到着!
JRAブリーズアップセール上場予定馬82頭は大きな問題もなく4月18日(月)、無事中山競馬場に到着いたしました。
本日(4月19日)は中山競馬場ダートコースにてハッキングも兼ねたキャンター調教(F20~22程度:約2000m)を実施致しました。今後は木曜日(4月21日)まで同様な調教を行い、金曜日(4月22日)にスピード調教を予定しておりますので、馬主・調教師の方で調教視察希望の方がいらっしゃいましたら下記までご連絡頂ければと思います。また、4月20日(水)~24日(日)の10:00~17:00には事前下見も可能ですので、どうぞご遠慮なくご連絡ください。
ブリーズアップセールへの皆様のお越しを心よりお待ちしております。
* お問いあわせ
ブリーズアップセール 特設電話
090-6760-4201
中山競馬場 診療所(馬事部 生産育成対策室 宛)
047-334-6745
* セール欠場馬情報(4月19日現在)
26 タイキフローラの09 (右肩跛行のため)
72 エアココの09 (右肩跛行のため)
84 フジティアスの09 (喉頭形成術ならびに声のう摘出術実施のため)
85 ラストローレンの09 (右肩跛行のため)
87 ギミーヘブンの09 (咽頭虚脱のため)
中山競馬場到着の様子(4月18日)
4月19日(火)調教の様子
3月28日に開催を予定していた育成馬展示会(宮崎)は、当場の防疫上の理由により中止させていただくこととなりました。来場を予定されていた皆様、楽しみにしていただいていた皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深く謝罪申し上げます。
さて、展示会を中止した同日、ブリーズアップセールに事前登録された購買者の皆様にご覧頂く「調教DVD」を作成するための調教撮影を行いました。セール用ゼッケンをつけて颯爽と走る育成馬達。つい最近までやんちゃな子供のようだった彼らは、この1ヶ月でさらに大きく成長し、競走馬としてのデビューを待ちわびているように見えました。1人でも多くの方に、DVDに収まったその勇姿をご覧いただけたら幸いです。
BUセールゼッケンをつけて併走する19番バーミスキャットの09(父:シンボリクリスエス、牝)と20番プライムオブユースの09(父:アドマイヤムーン、牝)
さて、今回はゲート馴致について書きたいと思います。競走馬として必ずクリアしなくてはいけない関門の1つにゲート(発馬機)があります。過去にはクラシック候補といわれながらゲートが悪く、競走馬としての才能を全く発揮できなかった馬がいたように、ゲートは競走成績に大きく影響を与える重要なポイントの1つです。
育成期のゲート馴致は、騎乗馴致をはじめてすぐに開始します。引き運動でゲートをじっくり見せることからはじめ、ドライビングを行う頃には「ゲートは特別なものではない」と馬自身が考え、理解したうえで通過できるようにします。そうすると、騎乗者は安心して通過することができるようになるのです。騎乗馴致終了後に行った場合、騎乗者のゲートに対する不安な心理状態が馬に伝わり悪影響を及ぼすため適切ではありません。また、練習用ゲートは運動中に馬が身近に見える場所に設置しています。これは馬にゲートを特別なものだと感じさせず、常に生活の一部として理解させ、認識させるためです。
現在使用している練習用ゲートには、写真のように4つの枠があります。1枠と2枠は競走時に使用する幅と同じで、枠の前後に扉がついています。3枠はこれよりも幅が広く、4枠はさらに幅広に作られています。幅の広い4枠から通過練習を開始し、慣れたら徐々に狭いゲートに移行して最終的には競走時と同じ幅のゲートを通過できるようになります。詳細な馴致方法についてはJRA育成牧場管理指針に掲載されていますので参照して下さい。
前後の扉を閉めたゲートで駐立するナナコフレスコの09(父:タイキシャトル、牡)
JRAの両育成牧場では、ブリーズアップセール上場までに完了するゲート馴致の目標を以下のとおり決めています。
・ 前扉を閉めた競走用ゲートに騎乗者を乗せて入る。
・ 枠内で静止したら後ろ扉を閉める。
・ 興奮することなく、10秒間程度、駐立できることを確認する。
・ 前扉を開け、騎乗者の扶助により常歩で出る。
現在宮崎に在厩している育成馬達は、目標を無事達成しました。ところで、競走時にはゲートを出る際に駆歩で発進します。これをジャンプアウトと呼びますが、育成牧場ではこの練習を行っていません。この最終的な駆歩発進は、経験豊富なトレセンの厩舎スタッフに委ねることにしているためです。
調教後にゲートを通過するミラクルケープの09(父:ゴールドアリュール、牡)
競走馬としてデビューするためには、ゲート試験に合格することは絶対条件になります。育成馬のゲート試験合格状況を調べた資料がありますので簡単にご紹介します。
この調査はJRA所属の全馬と、日高・宮崎で育成したJRA育成馬を対象に実施しました。調査期間は2005年から2009年までの5年間で、2歳馬の入厩開始日から2歳新馬戦が開始される週までにゲート試験を受験した全馬について、受験頭数、合格頭数、合格馬のうち1回で合格した頭数を調査しました。
この調査によると、全受験馬の合格率は概ね7割程度であり、JRA育成馬の合格率はそれに比べて高いことがわかりました。このことから現在実施しているゲート馴致の方針が間違えていないことが確認できました。
育成期の調教でもっとも大切なこと、それは馬の心に傷を残さず持っている全ての能力を引き出すことだと思います。特に牝馬の場合、担当者の不注意や些細な手抜きが原因で競走能力を如何なく発揮できなくなってしまうことが多々あります。今年育成した24頭の育成馬が競馬場で全能力を発揮できるよう、共に過ごせる残りわずかの期間を細心の注意を払って日々の管理に努めていきたいと思います。
(事務局から)
2011JRAブリーズアップセールは、4月25日JRA中山競馬場で実施いたします。上場馬の情報については、JRA育成馬サイトに掲載しております。写真カタログや欠場馬情報などさまざまな情報を掲載しておりますのでぜひご活用ください。
先週の阪神競馬においてJRA育成馬エイシンオスマン号が重賞ニュージーランドトロフィー(GⅡ)を勝利しました。同馬は日高育成牧場で育成調教し、昨年のブリーズアップセールで最高額にて取引された馬です。
【4月9日(土) 2回阪神競馬 5日目 12R】
第29回 ニュージーランドトロフィー(GⅡ:芝 1600m)
エイシンオスマン号(ゲルニカの08)
松永 昌博 厩舎 牡 父:ロックオブジブラルタル
4月25日(月)に開催いたします「2011 JRAブリーズアップセール」に上場を予定しておりました上場番号26番 タイキフローラの09、72番 エアココの09、84番フジティアスの09、85番ラストローレンの09および87番ギミーヘブンの09の5頭は、疾病を発症しましたので欠場させていただきます。
ご購買を予定されておりました皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
* 現在のセール欠場馬は以下の5頭です。(4月14日現在)
No.26 タイキフローラの09 (右肩跛行のため)
No.84 フジティアスの09
(喉頭形成術および声のう摘出術実施のため)
* お問い合わせにつきましては下記までお願い致します。
JRA 馬事部 生産育成対策室:Tel 03-5785-7540
JRA 育成馬サイト :http://jra.jp/training/index.html
日高育成牧場の育成馬展示会は4月11日(月)10時~開催致します。立ち馬展示後には、1600mトラック馬場において騎乗供覧という形でブリーズアップセール上場予定馬のトレーニングを皆さまに披露させていただきます。また、BTC(軽種馬育成調教センター)が行う騎乗者養成コースの生徒に対して、日高育成牧場では1月から実践研修の場を提供してきましたが、育成馬展示会はその研修の総仕上げの場ともなっています。彼ら、彼女たちも展示および騎乗供覧に参加しますので、ここでの研修の成果も併せてご覧いただければ幸いです。
なお、2011ブリーズアップセールにつきましても当初の予定通り4月25日(月)に中山競馬場で開催致します。併せてお知らせするとともに、多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
BTC調教施設での春の訪れの代名詞ともなっている屋外1600mトラック馬場の開場が3月28日に行われ、4月を迎えた浦河では暖かい日が続き、路肩の雪も溶けてなくなりました。また、先日800m屋内トラックでの調教中に、先頭を走行し“ラビット”としてスローペースを演出していた“エゾユキウサギ”の被毛も、真っ白な冬毛から茶褐色の夏毛へと換毛が始まっていたりと、日に日に春を感じることができる今日この頃です。
育成馬きゅう舎の近くに居を構える“エゾユキウサギ”の換毛が春の訪れを感じさせます。
さて、育成馬の近況ですが、4月11日(月)に行われる日高育成牧場での展示会に向けて、現在は前述の1600mトラック馬場での調教をメインに実施しています。馬達にとっては、調教場所がこれまでの800m屋内トラックや屋内坂路馬場から変わるために、1,600m馬場での初日の調教時には、物見をして走りに集中できない馬が多数見受けられました。しかし、数日で落ち着き、現在では坂路で見せていたような“on the bridled”での安定した走りを取り戻しています。
展示会までの期間が短いために、供覧における運動パターンとスピード調教のパターンを同一にすることによって、無理なく馬に走る気持ちを持たせるように教えています。スピード調教以外の日は、リラクゼーションを目的として800m屋内トラックでの“オフ”状態で調教を行い、日々のメリハリを重視して調教メニューを組立てています。このように“オン”と“オフ”を明確にパターン化させることによって、展示会やブリーズアップセールでの供覧時に“時計よりも馬の走法や出来映え”をアピールするというブリーズアップセールのスローガンに則した走行、すなわちセールの先を見据えた“競走馬”として成熟できるよう導いています。
展示会に向けて1600mトラック馬場において併走でのスピード調教を実施しています。左が名簿番号48番シルクブラウニーの09(父アドマイヤムーン)、右が名簿番号21番ハッピースキャットの09(父マンハッタンカフェ)。
3月上旬には雪景色の美しい日高山脈を背景にBUセール名簿に掲載する上場馬の写真撮影を行いました。2分で終わる馬もいれば、15分もかかる馬もいます。写真は名簿番号24番イキナオンナの09(父ディクタット)。