厳冬期の子馬の管理(生産)
2月に入り、相変わらず寒さと降雪は続いています。以前のブログでも触れたとおり、昨年産まれた7頭の1歳馬は22時間の昼夜放牧を継続実施しています。
今のところ、全頭大きな病気や怪我がなく順調に育っていますが、やはり増体重の停滞している馬が数頭います。青草がない環境ではやむを得ないところですが、秋にしっかり栄養摂取していたおかげで、BCSが落ち込んでいる馬は今のところいません。また、懸念していた移動距離の低下についても、「飼い桶の移動」や「放牧草の複数個所の設置」などにより、徐々にではありますが増加してきました。
現在の管理状況は以下のとおりです。
放牧時間:午前10:30~翌朝8:30(合計22時間)
放牧地面積: 1頭あたり0.9~1.4ha
WM:30分間(時速6.0km、WM実施群のみ)
1日あたりの増体重:0~0.6kg
昼夜放牧中のホームブレッド ビューテコマンダの13(11ヶ月齢 父ヨハネスブルグ)