アイルランドでの宿泊先と食事(Irish Equine Centre 訪問 - 番外編)
分子生物研究室の川西です。
アイルランドのIrish Equine Centre(IEC)を訪れたことは先に掲載しましたが、その時に宿泊して出会えたいくつかのアイルランドの顔についてもお知らせしたいと思います。
Bed and Breakfast(宿泊先)
滞在中はBed and Breakfast(B&B)と呼ばれる宿泊サービスを利用しました。家族経営による小規模な宿泊施設で朝食だけ提供されます。美味しいのは食事だけでなく、手作りパンをいただく朝食時に、施設のオーナーと会話しながら温かな家庭を感じられるところにもありました。なんと、そこのオーナーも馬好きで、館内には馬の絵や写真が多く飾られていました。
B&B館内にはたくさんの馬や写真が飾られていました
Irish Beef(アイリッシュ・ビーフ)
アイルランドは国土の多くが牧草地であり、牛はビタミン・ミネラルが豊富な牧草で育ち、良質なお肉になります。時間をかけて煮込まれたBraised Beef Feather Blade(牛肩甲骨内側の肉の煮込み)をいただきましたが、ナイフが不要なほど柔らかく、旨味の濃厚な牛肉だったです。

緑、白とオレンジの配色がアイルランド国旗を彷彿させる一品でした
Irish Coffee(アイリッシュ・コーヒー)
ただのコーヒーではなくアイリッシュ・ウイスキーをベースに、コーヒー、砂糖、そして生クリームをフロートさせた温かいカクテルです。これはびっくり! ウイスキーの芳醇な香りとコーヒーのコク、生クリームのまろやかな甘さがマッチしており、アイルランドの厳しい寒冷期には体を温めてくれるアイルランドならではの飲み物でした。ウイスキーで眠くなるかと思いきや、コーヒーのパンチで目が覚めるという、手強い飲み物でした。
時差ぼけもありましたが、アイリッシュコーヒーに負けて眠れなくなりました
以上、IECの高度なウイルス検査技術とアイルランドの馬文化について学びながら、現地の食文化をも知る機会となり、馬を育む国民性を垣間見ることができた貴重な4日間でした。
