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僕達も浸かってます

こんにちは。

現在、函館競馬場には競走馬がいません。はい、1頭も・・・。

でも、17頭の元気な乗用馬達がいます。

今回は、函館競馬場の乗馬センターに所属する乗用馬についてお話したいと思います。

この乗用馬の中に、競馬の時に競走馬達を下見所から馬場に導く馬(誘導馬)がいます。

現在、函館競馬場には7頭の誘導馬がいますが、昨年2頭の競走馬(シルクミサイル号

グランクリ)が現役を引退し、新たに誘導馬の仲間入りをしました。

でも、現役を引退した競走馬が、すぐに誘導馬として使えるわけではありません。

誘導馬には、何事にも動じず、冷静かつ安全にテンションの上がっている競走馬達を馬場ま

で誘導するという高い技術が求められるからです。

2頭は、今夏の函館開催デビューを目指し、訓練runの真っ最中です。

写真cameraは、ちょうどウイナーズサークルで訓練runしていたシルクミサイル号です。

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シルクミサイル号を訓練runしているHASHIさんによれば、「まだ4歳のやんちゃ盛りなので、

訓練にも気を遣います。」とのことでした。

こんな誘導馬たちの訓練後のお楽しみは・・・。

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やっぱ温泉spaでしょheart01

ちょうど、大先輩のカーボンコピー号が温泉spaに浸かっていました。

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彼は、当年とって20歳になりますが、まだまだ現役バリバリの誘導馬です。

「先輩、湯加減どうですか?」

「お、ちょうどいいぞ」

なんて感じでしょうか。

誘導馬達も、函館開催に向けて着々と準備中です。

HELLO & GOODBYE

先日より、温泉ブログに函館競馬場の競走馬診療所が新たに加わりました。

色々常磐のこともとりあげていただいて、見られた方も多いとは思いますが、同じJRAの温泉、馬の温泉としてこのブログを盛り上げて行きたいと思いますので、常磐ともどもよろしくお願いします。

函館を旅立った彼女は、今朝無事に常磐に到着しております。函館の担当の方、ご苦労様でした。引き続き競走復帰に向け、リハビリを行っていきたいと思います。

さて、常磐は激しい雨風に残っていた桜も花吹雪を楽しむまもなくあっという間に散ってしまいました。

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            レオと満開の馬場の桜

写真のレオも競走復帰にむけて、支所から旅立ちました。

一日も早く競馬場で、元気な姿を見せて欲しいものです。

そして、もう一頭。温泉でリラックスする姿を最後の温泉で見せてくれたのが次のシャイです。

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        いくらなんでも気を抜きすぎでは・・・

これは、なかなか見られない、いい表情です。

きっと競馬場では、凛々しい姿を見せてくれることでしょう。

さて、旅立つばかりでは寂しいので、小さな来訪者をご紹介します。

このブログでも取り上げられていましたツバメです。

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    去年いたヒナの一羽のようです。お気に入りの時計の上に帰ってきました。

例年よりも早く常磐に帰ってきたようで、地球温暖化の影響なのか、ここの居心地が良かったのか、いずれにしても元気に飛び回っています。

旅立ち

こんにちは。

昨日と本日、【冬季】利用馬の最後の2頭が函館競馬場から退厩しました。

前回もお話したように、5月下旬には函館競馬開催への出走を目指す競走馬達が入厩して

来るので、【冬季】利用馬は4月下旬までに退厩しなければいけないためです。

1頭(牡馬)は、ひだか町静内の生まれ故郷の牧場に行きました。

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彼は、その牧場で、近日中に騎乗調教を再開する予定にしています。

今年の函館開催あたりで復帰してくれることを期待しています。

彼を担当したSHIMOさんも、楽しみにしているみたいです。

もう1頭(牝馬)の行き先は、JRA競走馬総合研究所・常磐支所です。

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彼女は約6ヶ月間函館に滞在してくれたので、担当したISHIさんも少し寂しそうです。

退厩までにリハビリが終わった馬達は、トレーニングセンターや牧場に行きます。

でも、引き続き温泉spaに浸かりながら、リハビリを続けていきたい馬もいます。

このような馬には、常磐支所でリハビリを続けていくことをお勧めしています。

ご存知のように、常磐支所は競走馬のリハビリ専用施設です。

ウォーキングマシーン、ウォータートレッドミル、スイミングプール、etc. 

でも、残念ながら函館競馬場には、これらリハビリ用の施設はありません。

競馬場なので広い馬場はあるのですが、初期のリハビリ直後の馬には広すぎるんですよね。

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 ↑ 馬場はこんな感じです。広くて気持ちがいいんだけどね。」(horse談)

また、常磐支所は人気があるので、入厩までに待ち時間が生じる場合があります。

このため、リハビリ初期は函館競馬場、中期以降は常磐支所という連携も行っています。

昨日出発した彼女も、リハビリの継続が必要なため、常磐支所行きを選択しました。

今後、今年の【冬季】利用馬達のリハビリが順調に進んでいきますように(祈)。

はじめまして、函館競馬場です!

はじめまして。

突然ですが、函館競馬場の中にも競走馬の温泉施設spaがあるってご存知でしたか?

JRAの馬温泉spa施設としては、競走馬総合研究所・常磐支所が有名ですよね。

でも、函館競馬場の中にも、実は「馬温泉spa所」があるんです。

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函館競馬場の「馬温泉spa所」は、1年のうち5~9月【夏季】には函館・札幌競馬場で出走する

競走馬が、10~4月【冬季】には病気で休養している競走馬が利用しています。

【夏季】に利用する競走馬は、日々の調教やレースでの疲労を取る目的で、【冬季】に利用す

る競走馬は、骨折や屈腱炎などの病気を治す目的で、それぞれ利用しています。

これから、函館競馬場温泉spa情報をどんどん掲載していきますので、よろしくお願いします。

さて今回は、昨年から今年にかけての【冬季】利用馬について簡単ご紹介します。

今シーズンは、8頭の競走馬(7厩舎)に利用していただきました。

その内訳は、骨折馬が6頭、屈腱炎馬が1頭、慢性関節炎馬が1頭でした。

この馬達は、午前中は軽い運動をしたり、パドックで日向ぼっこを楽しんだりして過ごします。

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お昼過ぎまで日向ぼっこを楽しんだ後、2頭ずつペアで温泉に入ります(ちなみに混浴です)。

ここの温泉spaは、「湯の川温泉spa」から引いて来ていて、泉質は食塩泉(無色・無臭)です。

「湯の川温泉spa」の源泉は約65度もあるので、タンクで適温まで冷ましてから使います。

ウマの適温は約41~42度ですから、ヒトと同じくらいですね。

基本的には水で割らず、『源泉掛け流し』が函館競馬場の売りです。

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温泉spaは、とても気持ちがいいです。馬達は、みんな居眠りしながら入っています。

でも、治療や検査が必要な馬達は、ここで獣医さんに注射されたり、足を触られたりします。

獣医さんの診察が終わったら、自分の部屋に戻ってのんびりお昼ねタイムです。

こんな風に、湯治している馬達の1日は、ゆっくりと過ぎていきます。

この馬達が函館競馬場に滞在する期間は、病気の種類によってまちまちです。

屈腱炎のような時間のかかる病気は、10~4月の間ずっと滞在します。

骨折の場合は、その程度によりますが、3~6ヶ月間滞在します。

4月に入り、湯治をしていた馬達は、トレーニングセンターや牧場に出て行き始めました。

この馬達が全て出て行くと、いよいよ5月の入厩に向けた準備が始まります。

春到来 来週から福島開催!

関東、関西のサクラの名所からの開花情報が、伝わりいよいよ春めいてきました。

常磐支所では、遠くから見てもつぼみがピンクに色づいてきて、ちらほらと咲き始めたところ

です。満開まではもう少しかかりそうです。

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さて来週4月12日からは、いよいよ福島開催が始まります。

この日を楽しみに待っていた方も多いのでは、でもこの1回福島開催は3週間の開催ですの

でお気をつけ下さい。

そして、来週はいよいよクラッシクシリーズ第一弾の桜花賞も阪神競馬場で行われます。

毎年、阪神競馬場の桜の開花状況はとても気になりますが、きれいな桜が咲く中、華々しく

催されるこのレースは、「春」をイメージさせます。

今年も美しいレースを期待したいところです。

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左が春の福島競馬、右が桜花賞のポスター