【競馬学校】★緊急告知★(イベントのお知らせ!)

JRA競馬学校では、12月7日(金)中山競馬場におきまして、

「競馬学校オープンセミナー『模擬レースまるごと見学ツアー』」を実施いたします。

当日は競馬学校生徒(騎手課程24期生3名)と現役騎手(5名)による模擬レースをご覧いただきながら、競馬学校卒業生で元JRA騎手の細江純子さん(騎手課程12期生)によるナビゲートにより、

horse 実況放送室・決勝審判室等業務エリアの見学

horse 検量室でのパトロールビデオ解説

horse 騎手課程24期生生徒らとのウィナーズサークルでの記念撮影

など、普段体験することのできないようなバックヤードツアーを併せて行います。

この機会に、ぜひ競馬のディープな舞台裏をのぞいてみてください。
平日のイベントで、なおかつ参加できる人数が大変少ないため申し訳ないのですが、皆さんぜひご応募ください。

※イベント内容等は、天候、その他の都合により変更、中止する場合がございますので、あらかじめご了承願います。


日  時  12月7日(金)  11:30(受付開始) ~ 15:00頃    

募集人数  20名

※ 応募者が募集人数を超えた場合は抽選とさせていただきます。

応募方法  11月28日(水)必着で、メールでご応募ください

※ 23時59分到着分までのメールとさせていただきます。

※ 同伴者1名までご応募いただけます。

〔記入していただく内容〕

1 応募者の方の連絡先

 氏名(ふりがな) 

 住所 

 電話番号(緊急時の連絡番号) 

 年齢 

 性別 

 競馬ファン歴 

 何を見て応募したか

2 同伴者がいる場合はその方の

 氏名(ふりがな) 

 年齢

(メール送信先)schoolevent@jra.go.jp 

 (件名は「競馬学校オープンセミナー」でお願いします。)

※応募時の個人情報につきましては、当企画以外での使用はいたしません。

当選発表 当選された応募者の方へのみ、11月30日(金)までにメールにてご連絡し、発表に代えさせていただきます。

お問い合わせ先 JRA競馬学校 TEL:047-491-0333

 (9:30~16:30、日曜日・祝日休)

【競馬学校】皆さん、時差ぼけは解消できましたか?

 今朝は随分肌寒く感じましたが、快晴の競馬学校。生徒たちは授業がないため、今日馬場を使用するのは外国馬のみ。昨日追い切りをしたスチューデントカウンシル(JCD)は馬場入りせず、ジャパンカップ出走のヨーロッパ勢4頭が、それぞれキャンター調整をしました。

アイルランドのhorse ディラントーマス(Dylan Thomas 牡4)です。

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 今日は、最速1F20秒程度のキャンターでした。

 10月末のBCターフから、一旦本国に戻っての来日ということで、少々強行軍に感じますが、きちっと2本追い切ってからの来日ということで、東京競馬場で速いところをやられる可能性はありますが、白井(競馬学校)ではこの程度の調整でOKとのことでした。

 アイルランドの気鋭、A.オブライエン調教師が送り込んだスタッフです。

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同調教師と騎乗予定のJ.ムルタ騎手はまだ来日しておらず、写真左から、司令塔のパトリック・キーティング調教師代理、今日の調教に騎乗したパトリック・リリス攻馬手、「ジサボケガスコシツライネ(もちろん英語で)」と語る、デヴィッド・ヒッキーきゅう務員、日本人スタッフで16日の調教に騎乗した本木剛介きゅう務員。

オブライエンきゅう舎は04年のパワーズコート(10着)以来2回目のJC出走。

今回は今年の欧州最強馬の参戦、日本でも実績十分のデインヒル産駒ということもあり、期待が集まります。

ちなみに、ディラントーマスの名前の由来は、イギリス・ウェールズに生まれた詩人と同名で、詩人のディラン・トーマスは、1934年に20歳で文壇デビュー。代表作の『死と入口』(1946)をはじめ、人間実存の赤裸々な姿を生々しい斬新なイメージで歌い上げ、天才的な若手詩人として認められたそうです。(社台グループ会報:「サラブレッド11月号~井崎脩五郎の競馬コミック」より一部引用しました。)

 ドイツのhorse サデックス(Saddex 牡4)です。

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 今日は右周りでキャンターを披露し、少々びっくりしましたが、筋肉のバランスを保つために、均等に右回り・左回りで調教するとのことでした。
 
サデックスの馬名の由来は、父サドラーズウェルズの頭文字〝SAD〟と、オーナーの住む〝DEXHEIM〟(デクスハイム=ドイツの地名)を合わせたものとのことです。

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 レースにも騎乗するトルステン・ムンドリー騎手(写真左・36歳)。同馬を管理するペーター・ラウきゅう舎の主戦騎手として、ヨーロッパで1000勝以上をあげている名手です。

 03~05年には、香港を主戦場としていたこともあるそうです。

右はチェコ人のイヴァン・バルトルシッチきゅう務員。「ドイツ馬=チェコ人」のきゅう務員コンビは、1995年にジャパンカップを優勝したランド(Lando)と同じコンビだそうで、ゲンがいいですね。

馬名の由来でもう少し。名前の意味も分からなければ、力を込めて応援もできませんしね。

horse ハリカナサス(Halicarnassus・牡3 イギリス)とは、紀元前4世紀に「古代世界七不思議」のひとつである、マウソロスの霊廟が造られたという、小アジア西部のカリア国の首都の名前だそうです。(現在のトルコのボドルムという都市のあたり)

horse ペイパルブル(Papal Bull)はローマ法王の勅令・勅書という意味のようです。

(サデックス以下3頭は、出走馬関係者からの聞き取りです。)

【競馬学校】外国馬勢ぞろい!どれが本当の「黒船」か

さあ、やって来ましたよ!ヨーロッパの4頭。これで外国馬が勢ぞろい!!

担当者もホッと一息。無事に調整を進めてもらい、すばらしいパフォーマンスを見せてもらいたいものです。今日は調教の模様を中心に、写真をじっくりご覧ください。

昨日のhorse ディラントーマス(DylanThomas アイルランド 牡4)来日の模様です。(成田空港…JRA撮影)14日には、カルティエ賞で欧州年度代表馬・古馬の栄誉に輝きました。

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一部新聞紙上で掲載されたものとは違うショットです。帽子のように見えるのがプリティですね。

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 今日は、当初の予定を変更して馬場入り。ダクで馬場の感触を確かめるように1400mの走路を1周しました。

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 horse ハリカナサス(Halicarnassus イギリス 牡3)今年はイギリスのG3を2勝しています。この馬も今日は軽めのキャンター調教でした。

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 horse ペイパルブル(Papal Bull イギリス 牡4)父は99年凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジュー。今年はプリンセスオブウェールズS(英G2・芝2400m)に勝っています。今日はダクで軽く1周。

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horse サデックス(Saddex ドイツ 牡4)今年ドイツのG1ラインラルトポカル(芝2400m)を勝ちました。凱旋門賞はディラントーマスの6着。

 それぞれ明日から調整のピッチが上がることと思います。
 私どもも、何かトピックを探してレポートしていきたいと思います。

【競馬学校】国旗が並びました。

 今日15日は、ジャパンカップ出走予定馬4頭が相次いで来日します。

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 競馬学校の国旗掲揚台には、昨日までの星条旗・ユニオンジャック(本日 horse ハリカナサス Halicarnassusu(IRE)、horse ペイパルブル Papal Bull(GB)が来日)・日の丸に加えて、今朝からは、

 horse ディラントーマス Dylan Thomas(IRE)のアイルランド国旗(左から2本目)

 horse サデックス Saddex(GB)のドイツ国旗(一番左)

を加え、秋空のもと、ポール5本のすべてに国旗が揃いました。
 天気が良すぎて風がなく、旗がたなびかないのが残念ですが…。
 小学校の運動会では万国旗が飾られ、お祭ムードを盛り上げていますが、何かそれに似たわくわく感がよぎります 。
 (写真はきゅう務員課程の授業時間に撮影しました。馬は教育用馬です。)
 来日の模様は、後ほどアップする予定です。さあ、いよいよですね。

【競馬学校】ニホンゴ「スチューデント」カウンシル?

 このブログが、「サラブレ」12月号「Umaカルチャー」のコーナーで紹介されました。

 これでアクセスも少しだけ増えるでしょう(きっと)。これを励みに、一層がんばっていきたいと思います。

 さて、本題。昨日来日したジャパンカップダートに出走するアメリカ馬、

horse スチューデントカウンシル(STUDENT COUNCIL 牡・5歳)
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 今日は、体を慣らすように1400mの走路を1周ウォーキングの調教。
 昨日、「ええカラダしてますよ」と書きましたが、本日体重を測ったところ544キロ!の巨漢と判明しました!

 過去、ジャパンカップダートに出走した大型馬は、アメリカ勢がトップ2を占めており、
 1位 05年 タップデイ 564キロ(13着)
 2位 02年 リーバズゴールド 552キロ(9着)
となっています。レース当日の馬体重にも注目ですね。
 (ちなみに最も小型馬の出走は、00年 ナリタホマレの420キロ(9着)) 

 担当のジェサス・マルケス調教助手によると、輸送の疲れもなく、明日からキャンターで走らせ、土曜日には強めの調教をするそうです。

 これまでジャパンカップダートにおけるアメリカ勢の成績は、(1.0.1.10)。
 父キングマンボ(Kingmambo)という日本でもなじみの深い血統のスチューデントカウンシル。今年はデルマー競馬場でのパシフィッククラシックSのG1勝利があります。果たして03年のフリートストリートダンサー(日本における最も長い名前のGⅠ優勝馬としてもその名を印しています)以来のアメリカ馬のVとなりますでしょうか?

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 さて、同馬のスタッフはジェサス・マルケス調教助手(写真右)とメキシコ人のホセ・ゴンザレスきゅう務員(同左)。マルケスさんは、空いた時間に「あいさつ程度はできるようになりたい」とメモを片手に日本語の特訓中です。
 朝食の後も「オオシイカッタデス(『おいしかったです』)アリガト!」の声が響いていました。

 

【競馬学校】ヨーロッパ勢とJCダート

今日は、きっと年に何日かしかないような、雲ひとつなく空気が澄み渡った好天の朝で、本当にキモチ良かったです。まさに「早起きは三文の得」。首都圏ではかなり遠いところからも富士山を見ることができたようですね。

競馬学校のある白井市にも「富士」という地名があり、少し昔ならば、秋冬のこのような天気の時にはくっきりと富士山が望めたそうですが、最近では大気の汚れや高層建築などに阻まれ、なかなか見られるポイントが少なくなっているようです。

さて、そんなお天道様のもと、ジャパンカップダートに出走予定のイギリス馬2頭

horse ジャックサリヴァン JACK SULLIVAN(USA) せん6歳

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horse キャンディデート  KANDIDATE(GB) 牡5歳

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が調整を進めています(キャンディデートの写真はきゅう舎提供)。

 ヨーロッパはご存知のとおり、芝のレースが主流の中、イギリス馬がダートに出走ということで、またまたデータ(今まで不吉なデータばかりやないか)を披露しますと、

ジャパンカップダートに出走したヨーロッパ馬は過去5頭、そしてその結果は…

01年 アエスクラップ(ドイツ) 15着  キングオブタラ(フランス)16着

02年 パプウス(ドイツ) 16着

04年 オミクロン(ドイツ) 15着

05年 エキセントリック(イギリス)16着  

う~む。いわゆる(0 0 0 5)ですね(しかもみんな2ケタ着順)。

たしか、JRAの競走馬総合研究所で「本質的にはダートを苦手とする馬はいない」という説明を受けたことがありますが、陣営の本気度は?ということで、そのあたりを伺ってみました。

ジャックサリヴァンのアンドリュー・モリス調教助手は、ドバイでの好走実績(06年ゴドルフィンマイルでユートピアの3着)をあげ、キャンディデートのパトリック・デスモンド(通称「デス」)調教助手は、近走の敗因に「芝の道悪」をあげており、どちらも芝よりもダートの適性が高いことを強調しておられました。

アンドリューさんは、「ジャパンカップダートに出走する日本馬のレース映像として、武蔵野SとJBCクラシックを見ましたが、パワーとスピードを兼ね備えていなければ上位進出を果たせない。」と冷静に分析していました。

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上の写真は、朝食後のひとコマ。テーブル左はジャックサリヴァン陣営。手前から、パキスタン人のアジフ・アフマドきゅう務員、通称「デス」調教助手。右はキャンディデート陣営で、手前からアンドリュー・モリス調教助手、通訳の菱山公代さん、フランス人のソニア・ベランゲきゅう務員です。皆さんリラックスしておられますね。4人は同じきゅう舎かと勘違いするくらい、アットホームな雰囲気で白井の日々を過ごしておられますよ。

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お昼前には、同じくジャパンカップダートに出走予定のアメリカGⅠ馬、

horse スチューデントカウンシル(STUDENT COUNCIL 牡・5歳)

が競馬学校に到着(写真)、撮影はフェンス越しでしたが、見事な馬体に思わずうっとりです。15日にはジャパンカップに出走予定の4頭が一挙来日予定。あのhorseディラントーマスも!?一足はやく、競馬学校は「ジャパンカップウィーク」を迎えています。

 

【競馬学校】マイルCS外国馬ベクラックス~ジンクスを吹き飛ばせ!

マイルチャンピオンシップ出走のために来日した、米・ドライスデールきゅう舎のhorseベクラックス(せん・5歳)。

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shine『ベクラックス』とは「みなみじゅうじ座β星」の別名の意味だそうで、この星は「みなみじゅうじ座」にある2つの1等星のうちのひとつで、南十字星の左の一端を構成しています。

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担当するエンリケ・ヒメネスきゅう務員(写真右)は、
 「調教内容は予定どおり。ゲート試験もリラックスしてうけられたし、食欲も旺盛なので体調面は何の問題もありません。」
 「今シーズンはあまり結果が伴っていないが、不運な面もあったので気にしていません。レースに向けて馬をベストに持っていくことだけを考えています。」
 「白井での運動は月曜日まで同様のメニューをこなし、京都に移ってから速い調教をやることとなっています。」
 と淡々と語ってくれました。

実は、ベクラックスにとってはありがたくないデータなのですが、マイルチャンピオンシップは1998年より外国馬(いわゆるカク外)の出走が可能となっており、実際にカク外が初めて参戦したのは2003年。しかしながら、過去の成績は、

 03年 スペシャルカルドゥーンSpecial Kaldoun(フランス)9着(11人気)

トゥスール Tout Seul(イギリス) 16着(12人気)

 04年 ラクティ Rakti(イギリス) 14着(3人気)

 06年 コートマスターピース Court Masterpiece 7着(2人気)

と振るいません(ラクティの出遅れは記憶に新しいところですね)。

このあたりを調教助手のマルセリーノ・オレギンさん(写真左)に尋ねてみたところ、「そんなデータがあるのは初めて聞いた。まあ、そうだとしても気にしないし、この馬にそれだけの力があるならば、そんなジンクスは打ち破られることでしょう。」と一笑に付していました。今年は果たしてどうでしょうか?

ヒメネスさんとオレギンさんは、いずれもメキシコ出身。ヒメネスさんはゴルフがご趣味、オレギンさんは休日にサッカーをするのが楽しみ(ポジションはDF)とのこと。検疫が終了後は京都へ移動しますが、古都観光などはまだ眼中にないそうで、今は担当馬の好走だけを信じ、調整にあたっています。

到着時に撮影できませんでした、ジャパンカップ出走予定の僚馬horseアルティストロワイヤル(牡・6歳)の本日の調教時の写真もアップしておきます。

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【競馬学校】国際きゅう舎 再開

 先日のブログでもお知らせしましたが、競馬学校の輸入検査場所として再指定を受けたことに伴い、本日(6日)国際きゅう舎に、この秋初めての外国馬(アメリカ)2頭が到着しました。馬運車から降りてくる馬たちをフェンス越しに眺めながら、ようやく普通に戻ったことを実感しました。

horse ベクラックス(BECRUX(ITY)・せん5 写真はJRA撮影)      マイルチャンピオンシップ出走予定


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horse アルティストロワイヤル(ARTISTE ROYAL(IRE)・牡6)      ジャパンカップ出走予定
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の2頭です。アルティストロワイヤルの写真は後日アップします。(下の写真は調教時に着用する「特殊ゼッケン」です。)
 同行したマルセリーノ・オレギン調教助手によりますと、本国のドライスデールきゅう舎から約17時間かけての輸送だったとのことで、2頭は、明日は馬場入りせず、きゅう舎周りの曳き運動のみ行い、明後日から軽めの調教を開始する予定とのことです。
 人も馬も長旅お疲れさまでした。

【競馬学校】ジャパンカップに向けて!

プレスリリースのとおり、輸入検査場所としての競馬学校は、馬インフルエンザの発生により9月にその指定が取消しとなっておりましたが、昨日(11月1日)再指定を受けることができました。

ファンの皆さま方には、このままでは、秋シーズンはジャパンカップなどの国際競走に外国馬が出走しないのでは?とご心配をおかけしましたが、そういった事態を避けることができました。

(写真:競馬学校正門には、輸入検疫のための立ち入り規制区域を示す案内板を掲示しました。今でも入校の際には、全員に手指のアルコール消毒をお願いしています。)

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 さて、早速これを受けまして、6日(火)には、

horseベクラックス(BECRUX(ITY)・せん5)                             マイルチャンピオンシップ出走予定

horseアルティストロワイヤル(ARTISTE ROYAL(IRE)・牡6)                     ジャパンカップ出走予定

のアメリカのドライスデール調教師が管理する2頭が来日、競馬学校で輸入検疫をうけることとなりました。
 競馬学校での輸入検疫実施は7月(コイウタ・キストゥヘヴン・ディアデラノビア・ローブデコルテの4頭がアメリカ遠征から帰国した際の検疫)以来となりますが、万全の体制で受け入れたいと考えています。

 その後も続々外国馬が来日することと思いますが、随時、その情報や競馬学校での様子をこのブログでもお知らせしていきたいと思います。 

個人的には、凱旋門賞馬のhorseディラントーマス(DYLAN THOMASIRE)・牡4アイルランド)~ジャパンカップ招待を受諾~を、ぜひ日本のターフで見てみたいですね。

  

【競馬学校】白井市民ふるさとまつり ~ 匠の技に酔いしれて…

  競馬学校は、去る10月27・28の両日に行われた、地元の「白井市民ふるさとまつり」に協賛、「JRA競馬学校コーナー」を設けさせていただき、各種馬事イベントを展開しました。27日は、台風typhoonの影響をまともに受けポニーの試乗会を中止するなど、ご迷惑もおかけいたしましたが、大勢の方にご来場いただきましたことに心より御礼申し上げます。

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  今回騎手課程の生徒たちは、授業(社会奉仕)の一環として参加。24期生は「ジョッキーなりきり講座」と題して、普段授業や自主トレーニングで使用している「木馬horse」を持参し、子供たちに競走騎乗のフォームである「モンキー乗り」を指導しました。

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普段と違い教える側に回った生徒たちは、「楽しかったですが、教えてもらう立場よりも、教えることの方が難しいかもしれません」、「地元の子供たちがこれをきっかけに騎手を目指してくれたらいいのに」と感想を述べてくれました。

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また、26期生は、イベント会場内の清掃にもボランティア参加しました。

 ご存知のとおり、普段は生徒には厳しい食事制限restaurantngを課していますが、立ち並ぶ模擬店や露店を前に「おあずけ」というのはあまりにも切ない??ので、教官の「600グラムを厳守(600グラムまでなら摂取可)!」の号令に従い、少しですが自由時間を設けて、飲食noodleを認めokることになりました(翌日の検量は全員無事にパスしましたので、ホッとひと息)。

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生徒たちが一所懸命やっている姿を見せられれば、職員も負けてはいられません。

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造鉄(馬の蹄鉄づくり)実演会場では、10月22~23日に宇都宮市で行われた「第60回全国装蹄競技会」(全国各地から選出された装蹄師がその技術や知識を競う競技会)で見事優勝し、「日本一の装蹄師crown」の称号を得た、競馬学校診療所所属の能登拓巳(のとたくみ)職員が、一本の鉄の棒から蹄鉄を造り出す、まさに「匠の技」を披露。集まった皆さんからさかんな拍手を浴びていました。

競馬学校には、常時約160頭の教育用馬が在籍していますが、これらの馬のツメのケアには、6名の装蹄師がスタッフとしてあたっており、能登職員の他にもチャンピオンの座に輝いたことのある職員が3名います。非常に高いレベルの装蹄技術が、生徒たちの訓練を影で支えているのです。