【競馬学校】騎手課程27期生 合格者発表

 来年4月に入学予定の「競馬学校騎手課程 27期生」の選考が終わり、本日合格発表を行いました。(写真は9月27日~30日に実施した2次試験のひとコマです)

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合格者は、

片山 文裕 (かたやま ゆきひろ) (15歳)  高知県出身

嶋田 純次 (しまだ じゅんじ) (14歳) 埼玉県出身

杉原 誠人 (すぎはら まこと) (14歳)  埼玉県出身

高嶋 活士 (たかしま かつじ)(14歳) 千葉県出身

竹山 直希 (たけやま なおき)(15歳) 兵庫県出身

川 駿輝 (たにかわ としき)14歳) 青森県出身

菱田 裕二 (ひしだ ゆうじ) (15歳) 京都府出身

藤懸 貴志 (ふじかけ たかし)(14歳) 長野県出身

  一馬 (もり  かずま) (14歳) 神奈川県出身

横山 和生 (よこやま かずお) (14歳) 茨城県出身

以上の10名です。(五十音順、いずれも男子。年齢は10月26日(金)現在)

 ちなみに、今年の応募状況は、

  応募者数 148名  一次受験者数 139名  一次試験合格者 27名

で、応募者(受験者)数は昨年を少しばかり上回り、学校一同ホッとしておりました。

 また、先日このブログ上で募集いたしました、「未来のお宝?プレゼント」に多数のご応募をいただき誠にありがとうございました。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。また、ゲリラ的にプレゼント等を行うかも知れませんので、要チェックですよ!

【競馬学校】騎手課程24期生 第1回模擬レースリポート

11日、これ以上ない秋晴れの下、騎手課程24期生は第1回模擬レースを行いました。競馬学校にお越しいただき、レースをご覧いただいた皆さんありがとうございました(遠方からの方も多数おられ大変恐縮いたしました)。

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さて現役ジョッキー5名を迎えて実施したレースは、なんといずれも生徒のワン・ツー・スリーと上位独占!彼らにとっては初めての実戦形式でしたが、幸先の良いスタートとなりました。

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《第1レース》  距離 1,000mダート 馬場:良  発走時間13:30

1着 ① 大江原 圭(24期生) マーズエクスプレス  1分02秒4

2着 ③ 伊藤 工真(24期生) オーセシボン       3/4馬身

3着 ⑤ 三浦 皇成(24期生) メジロカペラ                       1馬身

4着 ⑥ 武士沢友治(騎手)  アポロターボ         2 1/2馬身 

5着 ② 津村 明秀(騎手)   アロハスピリッツ       5馬身

6着 ④ 吉田 隼人(騎手)   モンテゴールド          3馬身

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 武士沢が先行したが好位追走の大江原が、直線抜け出し勝利。G前強襲の伊藤が2着。三浦は早めに負かしに行ったが伸びきれず3着。吉田隼は出遅れが痛かった。

《第2レース》  白井市商工会長賞

 距離 1,700mダート 馬場:良  発走時間14:20

1着 ⑥ 大江原 圭(24期生) パスアンドゴー    1分55秒6

2着 ③ 三浦 皇成(24期生) マイネルポロネーズ    3馬身

3着 ⑧ 伊藤 工真(24期生) メイショウモリゾー      ク ビ

4着 ⑤ 吉田 隼人(騎手)   タマモピーカブー     10馬身 

5着 ② 武士沢友治(騎手)   タマモシャイン              3馬身

6着 ⑦ 津村 明秀(騎手)    クウェストルージュ      7馬身

7着 ① 石橋 脩(騎手)         メイショウタカナミ       5馬身

8着 ④ 吉田 豊(騎手)       サイバートランス         6馬身

   ダッシュ良くハナを奪った伊藤の大逃げを、4コーナーで大江原と三浦が捉え、直線の叩き合いを大江原が制す。逃げ粘った伊藤が3着に入り、2レース連続の騎手課程生徒が上位独占。ここもジョッキー勢に見せ場さえ作らせなかった。

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  2勝を挙げた大江原は、「レースで1着になれて本当に嬉しい。力のある馬に乗せてもらったので、実力が引き出せてよかった。」と喜びの声を語ってくれました。ちなみに模擬レースで1日2勝は競馬学校史上初のことでした。他の生徒2人も、「残りの模擬レースでは絶対1着を取る!」と雪辱を誓っていました。

《現役ジョッキーのひとこと》

 吉田 豊(10期生)    久々に競馬学校のコースで乗れて、昔を思い出しました。これからも初心を忘れず騎乗します。

 武士沢友治(13期生)  コースは生徒時代には大きいと思っていたのに、こんなに小さかったのかという印象です。自分自身はあまり勝負に参加できなかったのが残念。生徒は頭数も手ごろだったせいか、無難に乗れていたが、コーナーの回り方とか、まだまだ未熟なところもあった。

 石橋 脩(19期生)    後輩が一生懸命乗っている姿は嬉しかった。今日のところは完敗だが、騎手になったら勝負の厳しさを教えてあげたい。

津村明秀(20期生)    別に…(笑)。久々の母校、地元(千葉県出身)ということもあり、とても楽しく乗れました。

吉田隼人(20期生)    模擬レースに呼ばれて勝ったことがないので、今日こそは勝ちに行こうと思って乗ったが残念でした。

 

実戦形式の模擬レースは、第2回は11月に競馬学校、第3回は12月に中山競馬場へ場所を移して実施します。

ここでお詫びですが、例年12月の模擬レースは競馬開催日にも実施していたのですが、生徒が3名のため、生徒だけでのレース実施が不可能と判断しましたので、残念ながら今年は平日のみの実施となりました。

年に一度の開催日模擬レースを楽しみにされている方がたくさんおられるのを十分承知しておりますので、その代わりに、何らかの形で皆さんに中山競馬場で彼らの騎乗ぶりをご覧いただけるようなイベントを企画中です。また、このブログでもお知らせいたしますので、もう少々お待ちください。

この日の模様は、高橋摩衣さんが「ターフトピックス取材日誌」でも楽しいリポートをアップされておられますので、こちらの方もぜひご覧ください。https://blog.jra.jp/tt_miho/

《模擬レース 未来のお宝?プレゼント》

 ここでささやかながら、ブログをご覧の皆さんにプレゼントです。

★ 第1回模擬レース騎乗の現役ジョッキー5名の寄せ書きサイン色紙:2名様

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★ 競馬学校24期生3名の寄せ書きサイン色紙(写真):3名様

★ 当日ご来場いただいた方にお配りした「出馬表セット」:5名様

メールのタイトルを「お宝プレゼント」としていただき、

・ 住所 氏名 年齢

・ ご希望の賞品

・ 競馬学校ブログのご意見・ご感想

を明記していただき、

schoolevent@jra.go.jp

までご応募ください。締め切りは10月19日(金)です。

*個人情報保護を遵守いたします。

【競馬学校】騎手課程24期生 いよいよ実戦訓練!(明日第1回模擬レース)

「競馬学校ブログ」もこの10月で2年目を迎えました。最近は少し更新が滞り、申し訳ありませんでしたが、卒業~騎手免許取得に向けて奮闘する騎手課程24期生の模様を中心に、「競馬学校の今」をできるだけリアルタイムにお伝えすべく、少し鞭を入れていきたいと思います。(ブログにたどり着くまで遭難しそう~との声も多いので、もう少しアクセスしやすいよう、「大本営」と交渉中です…)

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 9月18日に約1年間のきゅう舎実習から帰校した騎手課程24期生の3名は、明日11日に競馬学校で第1回の模擬レースを行います。

 当日は、美浦トレーニング・センターから騎手課程OBである現役ジョッキー(吉田豊〔10期〕・武士沢友治〔13期〕・石橋脩〔19期〕・津村明秀〔20期〕・吉田隼人〔20期〕)5名を迎え、1R(ダート1000m)と2R(ダート1700m・白井市商工会長賞)に臨みます。

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 騎手課程24期生の3名が、初めての実戦形式となる明日の騎乗を控えての抱負を語ってくれました。

     伊藤 工真(いとう たくま) 福島県出身

「馬の気分を損ねないことと、周りに迷惑をかけないことに注意して乗りたい。きゅう舎実習でたくさんのレースを見てきました。ぜひ1着になって、レースに勝つということを早く味わいたいです。騎乗姿勢をよく見てください。」

 大江原 圭(おおえはら けい) 茨城県出身

「騎乗馬は、初めて乗る馬なので緊張しますが、出来るだけ無駄なく、スムースなレースがしたいと思います。必ず先頭でゴール板を駆け抜けるぞ!という気持ちです。とりあえず一所懸命です。」

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 三浦 皇成(みうら こうせい) 東京都出身

「距離のロスには十分気をつけて、スムースな競馬を心がけます。どちらも能力がある馬に当ったので、力を余すことなく勝つことを目指して頑張ります。できればレースを楽しみたいですが、さすがにそんな余裕はないでしょうね。」

今日は、実際に自分の騎乗馬の斤量に合わせて鞍をつくり、検量を体験してみました。現役ジョッキーに負けないようにがんばれ(とりあえず落ちずに回ってこいよ)24期生!

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【競馬学校】騎手課程25期生 きゅう舎実習へ! 

 騎手課程25期生は今日(13日)1年間にわたるきゅう舎実習のため、栗東・美浦の両トレセンに旅立っていきました。

 教官や寮監さんたちから「ケガをしないように」「(悪さをして)途中で帰ってくるな!」「おやつを食べ過ぎないようにネ」と激励の言葉が飛び、生徒たちも「しっかりがんばってきます」と答えていました。

 この日から実習に入る騎手課程25期生の面々は、

小野寺祐太おのでら ゆうた 宮城県出身 美浦・伊藤正徳きゅう舎(実習先・以下同じ))

國分 恭介こくぶん きょうすけ 茨城県出身 栗東・五十嵐忠男きゅう舎)

國分 優作こくぶん ゆうさく 茨城県出身 美浦・国枝 栄きゅう舎)

松山 弘平まつやま こうへい 兵庫県出身 栗東・池添兼雄きゅう舎)

丸山 元気まるやま げんき 群馬県出身 美浦・根本康広きゅう舎)

の5名(写真は美浦実習組の3名。左から丸山・國分優・小野寺)。ちなみに國分恭介(弟)と優作(兄)は双子の兄弟です。

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 出発直前の彼らに話を聞いてみました。

Q.競馬学校での基礎課程や合宿生活をふりかえって

 入学当初は何をするにも時間がかかり大変でしたが、きゅう舎作業の要領や馬乗りも上達したと思います。

 走路での競走騎乗ができるようになったし、筋力もつきました。

 一日中たくさんの目上の人と接することで、言葉づかいやあいさつなどが身につきました。

 Q.きゅう舎実習で一番課題にしたいところは?

  ・ 競走馬は色んなタイプがあると思うので、今まで以上に馬のことを理解して、どんな馬でも乗りこなせるように努力したい。

 人間関係。きゅう舎の方にかわいがってもらえるようになりたい。そのためには「信頼関係」を得られるよう、日々努力していきたいです。

 Q.ひとこと実習への抱負を

  「これからどんな1年間が待っているかわからないけど、自分の精一杯の力を出して頑張りたい」(小野寺)

  「毎日の騎乗を大切にしながら、向上心を持ち、自分に甘えることない実習生活を送りたい。」(國分恭)

  「勝負の世界に入ることになるので、自分に厳しく成長していきたいです。」(國分優)

「トレセンでの生活は初めてのことばかりで不安もありますが、しっかり努力して頑張りたいです。」(松山)

「失敗してもくよくよせず、一生懸命頑張り、笑顔を絶やさずいきたい。」(丸山)

トレセンの皆さん、25期生をくれぐれもよろしくお願いします!

さて、25期生は実習出発に先立ち、中山競馬場で「騎手付研修」を行いました。

検量室周りで騎手のお世話をする(「バレット」と同じ動きをすると考えていただければ良いかと思います)ことで、レース前後の騎手の動きを体得しようというもの。

今回は中舘・武士沢・村田・丹内・大野の各騎手にマンツーマンで「弟子入り」させてもらいました。その模様をアップします。

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【競馬学校】生徒たちの近況報告です

 久しぶりの更新です。申し訳ありません。

 今日は台風9号上陸の影響をまともにうけ、騎手課程の実技訓練は、すべてインドアの覆馬場で、また、きゅう務員課程の走路での実技訓練は時間を遅らせ実施しました。

それでは競馬学校の最近の状況をご紹介します。
【騎手課程】
 在校の25期生(2年生)は間もなく基礎課程を終了。13日(木)に栗東・美浦の両トレセンに移動し、実践課程に移り、約1年間にわたりきゅう舎実習を行います。実際の競走馬に調教をつけたり、きゅう舎の実務を覚えたりして、よりジョッキーという職業を身近に感じるカリキュラムとなります。
 25期生と入れ替わる形で24期生(3年生)が帰校し、卒業~騎手免許試験合格に向けラストスパートとなります。
 26期生(1年生)は、今月中旬に行う前期試験(基本乗馬の達成状況をみます)のために訓練を進めており、合格しないと次のステップ走路騎乗訓練へと進めませんので、彼らにとっては最初の大きな試練となります。
 また、来春入学する、騎手課程27期生の入学試験(1次)を8月23日(木)競馬学校・栗東トレセン・小倉競馬場の3か所で実施し、139名が受験しました。1次試験を通過した受験生は、27日から3泊4日の合宿形式で実施する2次試験に臨むことになります。
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【きゅう務員課程】
 4月生は、昨日走路にて卒業試験を実施しました。半年間のカリキュラムを終え、実技・学科・生活態度などを総合評価したうえで卒業が認められた生徒は、18日に卒業式を迎えます。また、新入生となる10月生は20日に入学します。

写真も少なく地味にお伝えしました。

【競馬学校】教官のひとりごと ~ 師匠との対面式

木下街道沿いの農家の軒先に、取れたての梨(幸水)が並び始めました。今年は6月に気温が上昇したこともあり、例年に比べても出来ばえは上々とのことです。私も早速味見させていただきましたが、競走馬に例えれば「長くいい脚を使う」ような、それでいて爽やかな独特の甘さがたまりません!皆さんも近くに来られたら、ぜひ日本一の「白井の梨」を味わってみてください。(騎手課程生徒が楽しみにしている「梨狩り」実習も間もなくです!)

さて、騎手課程25期生は、あとわずかで基礎課程が終了。実践課程前期として、9月中旬から栗東・美浦の両トレーニングセンターに訓練の場所を移し、約1年間にわたってきゅう舎実習を行うことになっています。

きゅう舎実習では、師匠にあたる調教師(きゅう舎)に弟子入りする形で、現役の競走馬に跨ったり、きゅう舎実務を学んだりするわけですが、このたび生徒・保護者と、所属きゅう舎の調教師・調教助手の皆さんの初めての顔合わせの場となる「対面式」を行いました。

Dscf5287  まずは、25期生がよろしくお願いしますと一礼し、自己紹介。生徒たちは、「まだまだ未熟ですががんばります。」「誰にも負けないので一所懸命やります。」とそれぞれが抱負を述べ、引き続き、生徒を預かっていただく各調教師から一言。

「競争がより激しくなっており、シビアな世界となりつつありますが、一生懸命やらせていただきたい。」(国枝 栄調教師(美浦))

「息子(謙一騎手=12期生)の経験もあるので、預ける親御さんの気持ちは良くわかりますのでしっかり育てていきたい。」(池添 兼雄調教師(栗東))

Dscf5285「生徒を預かるのは初めてだが、一緒に勉強するつもりでがんばらせていただきます。」(五十嵐忠男調教師(栗東))

「必ずみんなにトップジョッキーになるチャンスはあるはず。ぜひチャンスを生かして、(私のように)ジョッキーマスターズに乗れるような騎手を目指してほしいですね(笑)。」(根本康広調教師(美浦))

Dscf5292_2 その後昼食をとりながら調教師・生徒・保護者で懇談していただき、後半は走路で騎乗(1周1400m:単走で20秒程度のキャンターから徐々に加速し、最後の1ハロンを11秒台後半のギャロップ)の模様を供覧しました。


スタンドで見守る保護者の方からは、

「騎乗を見ても、上手いのか下手なのかはっきりとはわからないですが、良く日に焼けていることもあって逞しく見えます。」

「まだ(カリキュラムは)半分も終わっていないので気を緩めず、トレセンに行ってからもきゅう舎の方の言うことをよく聞いて、しっかりがんばってほしい。」

Dscf5293 また、各調教師にお話を伺ったところ、

「冗談抜きで、騎乗供覧で全員落ちないでしっかり乗ってこられたので驚きました。この時期としては、我々の頃(馬事公苑での養成時代)とは全然違う。」

「(騎乗供覧のレベル)までは、教えればできる領域だが、ここからちゃんと伸びるのは難しいこと。実習で活きた馬(現役競走馬)に乗ってどれだけ伸びるかが楽しみなので、自分の信念を持ってしっかりやってもらいたい。」と、生徒たちにエールを送っていただきました。

トレセン出発まで1か月余。夏の太陽に負けじと、白井の学び舎での鍛錬が続きます。

 

【競馬学校】鎌ヶ谷ファイターズタウン「JRA競馬学校デー」

競馬学校では、種目は違えどプロスポーツの世界で一流を目指すという点で共通点があり、学校から車で15分と、至近に鎌ヶ谷市のファイターズタウンが位置していることから、北海道日本ハムファイターズ(ファーム)とお近づきになっていただき、騎手課程生徒や教官の施設見学などなどを実施しています。

Photo_2 騎手課程25・26期生は、授業の一環で、8月1日(水)のイースタンリーグ公式戦 対グッドウィル戦を見学させていただきましたが、お礼の意味を込め、競馬学校がこの日の試合に協賛し、「JRA競馬学校デー」として各種イベントを行いました。

ファイターズの関係者の皆さま、大変暑い中をご来場いただいた皆さまにこの場をお借りして、心より御礼申し上げます。

今日は、この模様を写真を中心にご紹介します。
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入場門横に設置した競馬学校ブースです。練習用木馬の体験「乗馬」や競馬学校の紹介などをさせていただきました。

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騎手課程生徒による、木馬の模範騎乗。迫力ある手綱さばきは、子供たちの喝采を浴びていました。

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鎌ヶ谷ファイターズのマスコット「カビー」くんとターフィーの2ショット。色がそっくり?なのですぐに意気投合しました。心やさしきカビーくん、今度は競馬学校にも遊びに来てネ!

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ボールホースをつとめるミニチュアホースの「アブゥ」くん。普段は中山競馬場で皆さんをお迎えしています。今日はちょっと勝手が違うのかな?試合前の緊張のひとときです。

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ダッグアウト前で出番を待つアブゥくん。試合前の珍客にファイターズの選手やコーチの皆さんもビックリ!

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試合前の進行はテレビ東京「ウイニング競馬」実況の矢野吉彦アナウンサーが友情出演。矢野さんはプロ野球の実況でもお馴染みです。

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試合開始の際、ご厚意で「キッズスターター」としてファイターズ選手と一緒にグラウンドへ登場する騎手課程生徒。当日おじゃました25・26期生13名全員が各ポジションに散らばりました。

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注目のボールホース登場!まずは、始球式をつとめる少年ファンにボールを届けました。

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続けて3回表終了後、工藤球審にボールを5個届けました。公式戦試合中のボールホースがうまくいくかドキドキでしたが大成功!

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元騎手の蓑田早人教官を中心に観戦する25期生。蓑田さんもかなりの野球通で、昔は豪腕でならしたとか。彼らは昨年に続いてのファイターズタウン見学でした。

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初めてファイターズタウンを訪れた26期生たち。この日は延長11回、4時間にも及ぶ試合を最後まで観戦。声を枯らして声援を送りました。しかし、9回土壇場までリードしていたファイターズが7対9で負けてしまったのは大変残念でした。楽しいひとときでもありましたが、勝負の世界の厳しさを知った一日でした。

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追記です・・・前日(7月31日)の道新スポーツにボールホースの話題を1面で掲載していただきました。まことに恐縮です。





【競馬学校】8月1日は日本ハムファイターズとのコラボイベント!鎌ヶ谷ファイターズタウンへGO!

お知らせが遅くなり申し訳ありませんでした。

 私どもは、8月1日(水)にファイターズスタジアム(鎌ヶ谷市)で行われるプロ野球イースタンリーグ公式戦『北海道日本ハムファイターズ』対『グッドウィル』(西武ライオンズのファーム)戦に協賛し、『JRA競馬学校デー』と題した各種イベントを行います。

 試合前には入場門近くの特設ブースで練習用木馬の試乗などを行います。騎手課程生徒の模範騎乗供覧も予定しています。また、競馬学校の紹介もさせていただきます。

 また、ミニチュアホース2頭が球場に登場し、ご来場の皆さまのお出迎えや「ボールホース」をつとめる予定です。

 詳しくは、

JRAホームページのお知らせ

北海道日本ハムファイターズ 公式ホームページ ファーム情報

からどうぞ!

 もちろん試合の方も楽しみですが、試合を観戦させていただく生徒たちにとっても、一軍をめざす選手たちの懸命なプレーに、何かを感じてもらいたいと思っています。7月16日(祝)に行われた「鎌スタ☆祭」(対ロッテ戦)には、5000人もの方が来場されたそうです。8月1日もファイターズタウンを盛り上げたいと思いますので、ぜひお集まりくださいませ。

 猛暑が予想される中、ターフィーの「中身」になるスタッフは戦々恐々ですが、皆さまも暑さ対策をしっかりされて、お誘いあわせのうえお越しくださいませ。

【競馬学校】騎手課程25期生 マヨネーズ作りに挑む!

 今日はダイエットでお悩みの皆さん必見。騎手課程の生徒は、厳しい体重管理を行っていることはご承知と思いますが、これを正しく行うことをサポートするため、学科の中で管理栄養士の先生を招いて月2回「栄養学」の授業を組んでいます。

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 この日は2ヶ月後には実践課程に進み、競馬学校を離れてトレセンで実習生活に入る25期生が、普段口にする食べ物の中にいかに油(脂肪分)が入っているかということを体感してもらうために、「『マヨネーズ』の手作り実習」を行いました。

【手作りマヨネーズ(200g)のレシピ】
(材料) 卵黄…1個分 塩…3g 砂糖…2g 酢…18ml 食用油…150ml
(作り方) 食用油以外のものを混ぜ合わせた後、少しずつ食用油を混ぜ合わせ、約30分間攪拌〈かくはん〉器で「根気よく」混ぜ続ける
(ポイント) 油はいっぺんに入れないこと とにもかくにも「根気」が大事!


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ひたすら混ぜる!混ぜる!!なかなか固まらずに電動のハンドミキサーのお世話になる者も。日頃腕力を鍛えているハズの生徒たちもちょっと勝手が違う様子でした。
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 できあがったマヨネーズは、早速野菜スティックにつけて試食。生徒たちは、自分で製造工程を確かめられただけに、
 「市販のものより少し酸味が強いけど、確かにマヨネーズの味がする。」
 「エネルギーが高いのも納得。あんなに油を入れたものはたくさんつけられないです…。」
 「『マヨラー』の人も是非自分で作ってみてほしい。」
 「お菓子の方がカロリーは低いですね。」
などと感想を述べていました。

体脂肪がウエイトコントロールの妨げの大きな要因です。食べ物のことを良く知って正しい体重管理を行いたいと、メタボリックな私も痛感いたしました。もちろんこの時期、水分補給や夏バテ対策もお忘れなく。

【競馬学校】騎手課程26期生 サマーキャンプ

7月から9月の中旬までの間は、競馬学校では猛暑を想定して「夏時間」を導入しています。すなわち時間を繰り上げてカリキュラムを実施しており、生徒たちは早朝4時に起床して実技訓練を続けています。

ところが先週までは台風の接近などもあってか、少し冷夏の気配も漂いましたので、我々教官も「こんなに早く起きなくても、通常の時間で十分指導できるのに…」と少々肌寒い早朝の曇り空を恨めしく眺めていたのですが、ようやくそんな天気を懐かしく思うような、うだるような暑さが戻ってきました。

 さて今日は、その肌寒かった頃を懐かしむ話題。といっても先週末実施しました、恒例の「サマーキャンプ」(今回は「ブートキャンプ」ではありません)の模様をご紹介します。

 この「サマーキャンプ」は、ここまで初期の訓練に明け暮れていた騎手課程の新入生(4月入学の26期生~基礎課程)のレクリエーションと、長い期間公正寮(寄宿舎)での合宿生活を続ける上で、同期の横のつながりをさらに深めることなどを目的に毎年実施しています。

今年は勝浦市の『しあわせの丘 リゾートオートキャンプ場』で7月20日(金)から22日(日)まで2泊3日の行程となりました。ちなみに会場は教官が飽きないようにするため?「山」⇒「海」⇒「山」と毎年交互に選んでおり、今年は「海」の番。白井市の競馬学校からはクルマで約2時間半の場所です。

夏時間の彼らにとって(同行した教官にもです)は、6時半起床、22時就寝のスケジュールは通常より若干緩やかと言えますが、これも教育の一環ですから、学校と変わらないきびきびとした動作・行動を意識しました。とはいえ、学校の「塀の外」でのことですから若干大らかにという部分も・・・。

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お楽しみの食事は、定番のカレーライスをみんなで調理したり、野外バーベキューをしたりと、もちろん各自が食べすぎに十分注意しながら、おいしくいただきました。

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キャンプの大きな目玉は、会場近くの「鴨川シーワールド」の見学と、外房のきれいな海と砂浜での海水浴の予定でしたが、

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海水浴の方は21日の前原海水浴場(鴨川市)ではなんとか泳げたものの、水温が低いために生徒たちの唇が紫色を帯びてきたため、早めに切り上げざるを得ず、勝浦中央海水浴場で予定していた翌22日はあいにくの雨のため中止と、自然の恩恵に十分に与えられなかったのは少々残念でした。

生徒たちの感想は、

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「先輩や先生のいない環境で、同期8人だけが同じ部屋で長い時間を過ごすことがなく、これまでゆっくりと話をしたことがなかったのですが、初めていろいろと話せて、お互いのことを良く知ることができました。どんな話だったのかは内緒ですが。」

「みんなでカレーを作ったのは楽しかった。水の分量を間違え、汁っぽくしてしまったのが失敗。(ちゃんと「鍋奉行」(生徒です)の機転で、最終的にはコクのあるおいしいカレーになったそうです)」

「海水浴が中止になった日があったので、今度は思いっきり暑い日に泳ぎに行きたい。」

「競馬学校に入学して以来、1日まるまる馬に接しない日がなかったので新鮮でした。でも、帰る頃にはまた馬に乗りたくなってきました。」

などといったものでしたが、このキャンプでリフレッシュした26期生たちは、乾いたスポンジの如く、これからの真夏の訓練でさらに多くを学び取り、ひと回りもふた回りも逞しくなってくれるに違いありません。