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待望の屋外1600mダートトラック開場

日高地方も長い冬が終わり、春の到来を告げる幕開けとして、日高育成牧場の屋外調教施設の1600mダートトラックが326日に開場しました。日高育成牧場は4月上旬に育成馬展示会をこのコースで開催していますが、ここ数年は開場が遅れ、展示会の1週間前ほどにやっと使用可能となり、ぎりぎりの状況で展示会に間に合わせていました。しかし、今年は暖冬と路盤改修工事のおかげで、昨年と比べて約10日早いオープンとなり、十分余裕を持って展示会に望むことができます。

そのため、昨年まではブリーズアップセール用の調教ビデオ撮影を展示会当日に併せて行っていましたが、今年は展示会とは別に46日に調教ビデオ撮影日を設定することができ、皆様に1日でも早く調教の様子をご覧頂くことができると思います。現在のところ日高からは51頭のJRA育成馬を423日に阪神競馬場で開催される第3回ブリーズアップセールに上場する予定でいます。

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初めて1600mダートトラックで駈歩を行うJRA育成馬。

 育成馬展示会はJRA育成馬のお披露目の場だけでなく、1月から騎乗研修を続けていたBTC研修生のお披露目の場でもあります。3ヶ月に渡る厳しい訓練の成果で、職員と併走してスピード調教できるまで成長してくれました。

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調教ビデオ撮影風景:左はエルソルの05(牡:父タニノギムレット)、右はグロウゲンザンの05(牡:父スクワートルスクワート)

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調教ビデオ撮影風景:左はハローヘレンの05(牡:父ヘクタープロテクター)、右はハロースィーティの05(牡:父ティンバーカントリー)

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調教ビデオ撮影風景:左はレモングラスの05(牡:父アグネスタキオン)、右はレガシークラウドの05(牡:父スクワートルスクワート)