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若駒たちへの期待(事務局)

この度は、2009JRAブリーズアップセールに多くの購買者の皆様に参加いただき、本年のセールを盛況のうちに終えることができましたことに、心より御礼申し上げます。また、今回のセールは昨年売却したJRA育成馬セイウンワンダーナイキハイグレードなどの活躍により、多くの皆様がセールに対して注目していただいたことが大きいと考えています。あらためて、昨年JRA育成馬を購買して頂いた関係者の皆様にも、感謝申し上げます。

今回、残念ながら4頭の馬が欠場することになりました。皆様のご期待に沿えず申し訳ございませんでした。また、8頭の馬たちが目標とするスピードによる騎乗供覧を行うことができませんでした。あらためて、この時期の馬の仕上げの難しさを実感しています。

今後も個体情報の開示をはじめとする「安心と信頼」を信条に、セール運営に努めて参りたいと考えておりますので、末永く「JRAブリーズアップセール」にご愛顧を賜わりますよう、お願い申しあげます。

売却された育成馬は、昨年夏の1歳市場で購買し、広大で充実した調教施設を有する日高、冬季も温暖な気候で調教を行える宮崎の両育成牧場におきまして、約8ヶ月間にわたりJRA育成牧場のスタッフが丹精をこめて育成してきました。われわれ育成チーム一同、本日売却された馬たちの競馬場での活躍を祈念しております。

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育成馬 活躍情報(事務局)

426日(日)の福島競馬第3レース(3歳未勝利、芝1,800m)において、キアラ号(育成馬名:フジノバンナの06、父:ステイゴールド、牝、高橋義博厩舎、馬主:海谷幸司氏)が初勝利を挙げました。

昨年売却したJRA育成馬は、現在までに17頭が22勝(JRA所属馬のみの成績)をあげています。

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育成馬 活躍情報(事務局)

422日(水)の第54回羽田盃(地方重賞S1:大井競馬場、ダート1,700m)において、ナイキハイグレード号(育成馬名:ダイアモンドコアの06、父:アグネスタキオン、牡馬)が優勝し、重賞3勝目をあげました。

同馬はブリーズアップセールにおいて主取となり、千葉サラブレッドセールにおいて売却されたJRA育成馬です。

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(写真提供:東京シティ競馬)

ブリーズアップセール 直前情報(4/22、事務局)

長距離輸送の疲れも徐々に消え、育成馬はみな元気を取り戻してきています。今朝の中山競馬場ダートコースには、走る気を前面に出した若駒達が姿を現しました。本日の調教ではハロン20秒程度で1周強のキャンターを行いましたが、環境に慣れたためか育成馬たちには余裕があり、昨夜の雨を多く含んだ馬場を軽快に駆け抜けて行きました。

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ゴール前を駆け抜けるマイネオルビットの07(牡、父:カリズマティック)とシビルスイートの07(牡、父:マイネルラヴ)

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調教中も元気一杯のウイステリアコートの07(牡、父:ゼンノロブロイ)

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今日は、昨日仮設置された売却会場・鑑定人台の馴致も行いました。

育成馬が中山競馬場に入厩しました。(事務局)

20日(月)の朝、2009 JRAブリーズアップセールの上場予定馬79頭が中山競馬場に入厩しました。日高育成牧場からは27時間、宮崎育成牧場からは23時間かけての長距離輸送となりましたが、天候にも恵まれ全馬無事に到着しています。

今朝は中山競馬場ではじめての馬場入りとなりました。準備運動を終えてダートコースに出てきた育成馬たちは、ゆっくりとしたキャンターで馬場を1周し、セール当日に行う騎乗供覧の場をスクーリングしました。

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調教前の育成馬。走行番号順にならんで、入念なウォーミングアップを行います。

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中山競馬場のダートコースでキャンター調教を行いました。まだ環境に慣れておらず、キョロキョロして走りに集中できていません。

育成馬 活躍馬情報

418日(土)の阪神競馬第3レース(3歳未勝利、ダート1,200m)において、アスカノヨアケ号(育成馬名:ミスバンダムの06、父:サニングデール、牡、境直行厩舎、馬主:平口信行氏)が初勝利を挙げました。

昨年売却したJRA育成馬は、現在までに16頭が21勝(JRA所属馬のみの成績)をあげています。

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育成馬展示会が開催されました(日高)

413()に日高育成牧場の育成馬展示会が開催されました。この時期にしては暖かい素晴らしい展示会日和となり、昨年より多い190名の方に来場していただきました。抽選馬制度の中で行っていた展示会は、生産牧場の皆様にその成長ぶりを見ていただくという趣旨が強かったのですが、ブリーズアップセールによる売却が始まってからは、購買に興味を持たれた馬主・調教師の方々の来場も多くなりました。JRA調教師の来場も20名を越え、それぞれ熱心に育成馬をチェックしておられました。

本年は騎乗供覧の会場となる1600mダートトラック馬場の開場が1週間遅れ、41(昨年:324)にようやくオープンしました。育成馬展示会まで2週間しか期間がなく、恥ずかしくない供覧をお見せできるか少々気をもみましたが、馬場オープン以降は順調に使用できたこと、前日に本番同様の流れで入念なリハーサルを実施したことで、何とか無事に成長した若駒の姿をご覧いただくことが出来たのではないかと思います。

また、これまで軽種馬育成調教センターBTC)が行う騎乗者養成コースの生徒に対して、実戦経験の場を提供してきましたが、総仕上げの節目のイベントとして彼らも展示会に参加しました。16名の生徒(1名は事情により不参加)が、立ち馬展示や騎乗供覧において、これまで学んできた成果を遺憾なく発揮してくれました。

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比較展示でたくさんの来場者に囲まれる育成馬達。頭1つ出ているのは当場で一番の大型馬、名簿番号44フォレストキティの07(牡、父:ジャングルポケット)。彼はこの後の騎乗供覧で、破格のストライドで、持ったまま12.1秒の時計を出し、多くの来場者の注目を集めることになりました。(写真提供:齊藤宗信氏)

騎乗供覧で指示されたタイムはゴール前の2ハロンを14秒-14秒でしたが、体力がついて向かい風となったこともあり、かなり行く気になってしまい予定より早いタイムを計時する馬も多く見られました。

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騎乗供覧:左が名簿番号67バヴィーラの07(父:タイキシャトル)、右が6フォーントの07(父:キングカメハメハ)。タイムは、ハロン13.1秒→12.9秒。(写真提供:齊藤宗信氏)

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騎乗供覧:左が名簿番号3チーサキーの07(父:プリサイスエンド)、右が48インキュラブルロマンティックの07(父:ボストンハーバー)。タイムは、ハロン13.0秒→12.4秒。(写真提供:齊藤宗信氏)

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騎乗供覧:セイウンワンダーの全妹、名簿番号17セイウンクノイチの07(父:グラスワンダー)。タイムは、ハロン19.6秒→16.4秒。(写真提供:齊藤宗信氏)

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騎乗供覧。左が名簿番号21バトルカグヤの07(父:マーベラスサンデー)、右は22ウメノディオンの07(父:サニングデール)。タイムは、ハロン14.1秒→12.7秒。(写真提供:齊藤宗信氏)

展示会では、JRA育成牧場管理指針や生産育成業務年報、これまで書き綴った育成馬日誌の冊子などの配布を始め、育成牧場で取り組んできた調査研究や技術開発に関するパネル展示なども行い、来場者への育成研究成果の普及に努めました。特に今年は、JRAが開発し、本年の育成馬達に入厩時から給与しているオールインワンの配合飼料「JRAオリジナル08」の紹介ブースに多くの見学者が集まっていました。

さて、ここで展示会に向けてのステップを振り返って見ましょう。

これまで利用してきた800m屋内トラックや坂路馬場から、1,600mトラック馬場の開場に伴い調教場所を移し、展示会・ブリーズアップセールに向けたトレーニングを開始しました。3月末の坂路でのスピード調教では、すでに3ハロンを楽に15秒で走れるまでの体力をつけていましたが、最初はキョロキョロして走りに集中できません。しかし、個体にもよりますがそれも数日で落ち着き、これまでの屋内の遮蔽された環境からオープンエアになったことで、さらにフレッシュな走りを見せるようになります。

調教は月水金が左回り、火木土が右回りのルールとなっており、左回りの水曜日、金曜日の2回にスピード調教を実施します。展示会までの期間が短いため、供覧における運動パターンとスピード調教のパターンを同一にすることで、馬に行く気を出さなければならない流れを教え込むのです。スピード調教以外の日は、スピード調教とは違った流れで調教し、主として2本に分けて3,200mまでの長距離騎乗を行いスタミナ作りとリラクゼーションに努めます。こういったメリハリのあるパターン化された調教をすることで、展示会やセールで持ったままの爆発するような走りを供覧できるようになります。

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スピード調教の帰りは、直ちに下馬し引き馬で厩舎地区に戻り、さらに800m屋内馬場の外周を1周します。このことで馬は早くリラックスし、心拍数も落ち着きます。また、帰厩後直ちに冷たい水道水で四肢を冷却します。引き馬は、セールに向けての引き馬馴致にもなります。

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厩舎に戻ったら馬装を解き、直ちに冷たい日高の水をホースで流し、ほてった四肢を冷却します。肢はぬれたまま馬房に収容しますが、水が気化熱を奪い、さらに冷却効果を上げます。さらに、汚れを洗い流し、調教後の四肢をチェックする機会にもなります。馬はフォーントの07(牡、父:キングカメハメハ)。

展示会直前の47日(火)には、セール用の調教DVDの撮影も実施しました。開場1週間足らずの1,600mトラックでのDVD撮影となり、馬達もまだ走りに集中できていない部分も見られました。調教が進むと運動器疾患が少しずつ見られるようになりますし、どんなに注意しても馬の管理にはアクシデントが付きまといます。幸いにもそういった中で、56頭の育成馬のうち欠場馬1頭を除く55頭が撮影を無事に終えることが出来ました。

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美しい日高山脈を背景に調教ビデオの撮影を行いました。走りに集中できず、幼さを見せる馬もいましたが無事55頭の撮影を終了しました。

また、情報開示室で開示する情報の最終的な確認のため、3月中旬にトレーニングセンターの獣医職員が来場して獣医検査を行いました。この機会を利用して、必要な馬については内視鏡検査やX線撮影などの再検査を実施しました。その中には、運動中の異常呼吸音のため原因となる声のうと声帯の摘出手術を実施したミヤビトップレディの07の運動時における喉の状態の再確認も含まれました。検査はトレッドミル(人のルームランナーのようなもの)上を走らせながら実施しますが、術部は綺麗に治癒しており、健康な馬として自信を持って上場できるという判断が下されました。この馬の術後経過はすこぶる良好で、異常呼吸音は消失し、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていたので、思っていた通りの結果というところです。

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トレッドミルで駆歩を行いながら、喉の内視鏡検査を受けるミヤビトップレディの07(牡、父:タイキシャトル)。

さて、展示会が終わると、慌しく輸送の準備に取りかかります。19()、いよいよ育成馬達は10台の馬運車に乗り中山競馬場へと旅立ちます。育成牧場職員一同が愛情を注ぎ、手塩にかけて育ててきた育成馬達。その過程で多くのことを学び経験させてもらいました。

立派に育ったこの馬達が、セールにおいてしっかり評価され、競走馬として多くの夢を提供できる存在になってもらいたいと願いつつ、0809育成馬たちを綴った今期の育成馬日誌を締めたいと思います。

キャンドル競走馬への道 その6 ~ キャンドルの卒業式 (宮崎)

先日ご案内したBig Dream Stables宮崎育成牧場での育成馬展示会(宮崎)。これまで注目してきたビッグキャンドルの07(通称キャンドル、牝、父は新種牡馬 バゴ)ですが、展示会数日前になって39度の熱を出し、やや食欲も落ちてしまいました。小学生のように式に向けて張り切りすぎたわけではないのでしょうが、「卒業式」への参加が危ぶまれました。

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幸いにも発熱から回復し、「卒業式」の比較展示に颯爽と入場してきたキャンドル。展示中も落ち着いて堂々とした振る舞いでした。

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いよいよ騎乗供覧。緊張のスタート直前です。ゲイリーアミューズの07(白帽・父はボーンキング)とともに前の組の走りを見守るキャンドルと騎乗者(青帽)。

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2頭併走で、ラスト2ハロン14.2-13.9を記録。堂々とした走りをみせ、無事に卒業式を終えたキャンドル(青帽)。

○ブラックタイプ(血統情報)について

今回はブリーズアップセール前の掲載最終回となりますので、キャンドルをもっと深く知っていただくために、ブラックタイプ(血統情報)の話をさせていただきます。

セリ名簿のほか、インターネット情報でも公開されているブラックタイプ。皆様もご覧になったことがあるのではないでしょうか。「文字ばかりでつまらない」と思われた方、ここには実に多くの情報が詰まっているのです。それではキャンドルのブラックタイプを使って説明します。

まずは上段の血統表からです。血統表は文字通りその馬の父、母、さらには父の父、母の父などが記された一種の家系図です。上段に父が、下段に母が記されます。この表は3世代を遡って記してあり、3代血統表と呼ばれます。キャンドルの父は、フランスの競走馬で凱旋門賞やパリ大賞典など1,6002,400mのGⅠを5勝した名馬バゴ2006年にJRAが導入し、現在は日本軽種馬協会・胆振種馬場で繋養されています。父バゴにとって、2007年生まれのキャンドルは最初の世代の子供であり、バゴは今年の「2歳新種牡馬」としても注目されています。

バゴの父は1989年、英2000ギニーとエプソムダービーを制してニジンスキー以来のイギリスクラシック二冠を達成したナシュワン。さらにその父は1,1001,600mのGⅠを5勝し、種牡馬としても大成功を収めたブラッシンググルーム。この様に、父、父の父、父の父の父・・・・とつながる一番上の行をサイアーライン(父系)とよび、母ビッグキャンドルから続く一番下の行をファミリーライン(母系、牝系)とよびます。どうしても、名馬が綺羅星のごとく並ぶサイアーラインに目がいってしまいますが、実はファミリーラインにも馬の競走能力に大きな影響を与える重要な情報が隠されています。

仔馬の素質は母から55-60%を、父から40-45%を受け継ぐという研究報告があり、優秀な仔馬を生み出すためには母馬の資質や要因が大きいとされているのです。その母系の活躍度合いをひと目で理解できるように、近親馬名の書体や太さを競走成績のよいものほど目立たせるにようにした表記基準こそが「ブラックタイプ」であり、サラブレッドを売買する世界各国のセリ名簿で採用されています。

ブラックタイプでは、出生年、種牡馬と競走成績等について、母、2代母、3代母・・・さらにその子供たちを辿ります。

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ビッグキャンドルの07

再びキャンドルのブラックタイプをみますと、まずは母ビッグキャンドルの解説があります。母は岩手競馬で3勝を挙げました。そして、注目していただきたいのは母馬名のすぐ下の初仔(はつご)という表記です。これは読んで字のごとく初めての子供という意味です。キャンドルの場合、お母さんが9歳の時に初めて産んだ子供、ということになります。

2代母、おばあちゃんの欄には、その息子であるイナズマタカオーという太文字の馬がいます。94年の中日スポーツ賞4歳S(GⅢ)、95年の北九州記念(GⅢ)などを制し、現在はJRA中京競馬場で誘導馬として活躍しています。この馬は重賞勝ち馬ですから、最も太く表記されます。実はこのイナズマタカオーは旧宇都宮育成牧場で育てられたJRA育成馬でした。つまり、おじさんにあたるイナズマタカオーが大活躍したビッグキャンドルの07は、JRAと相性のよい馬であるといえそうです。

ブラックタイプは一見するとただ名前を羅列しているだけでつまらないもののようですが、じっくり検証してみると本当に色々なことがわかります。その馬の血統背景が見えてくる、非常に奥深いものなのです。“あっ!この馬知っている!”とか、“この馬の近親なのか~!そういえばあの時・・・・”などなど、あなただけの競馬ロマンが見つかるかもしれません。

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キャンドルをはじめJRA育成馬たちは、無限の可能性を秘め宮崎を巣立とうとしています。皆様、ブリーズアップセールにご注目ください。 

育成馬展示会を開催しました(宮崎)

 

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育成馬展示会での調教供覧を前に、1列で馬場入場。先頭はレッドジグの07(牝馬、父:ゼンノロブロイ)

JRA育成馬たちにとって約710か月に及んだBig Dream Stables宮崎育成牧場での育成。その卒業式ともいえるJRA育成馬展示会(宮崎)が330日に行われました。宮崎としては大変肌寒い1日となってしまいましたが、馬主・調教師・生産者の方々をはじめ、約110名のご来場がありました。

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調教供覧で、力強い走りを魅せたNo.15エイダイヒロインの07(白帽、父:クロフネ)とNo.16プレゼントの07(青帽、父:バゴ)の牡馬2

この世代の育成馬たちは、例年並みの調教メニューに加え、常歩での運動量を多く確保して、十分に鍛錬されてきました。この日は最後の2ハロンを15秒台~14秒台で、馬たちが走りたい気持ちをためた状態で、しっかりとした動きをご覧いただくことが目標でした。来場者の熱い視線に応えようと張り切ってしまったのか予定よりタイムが早くなった組もありましたが、無事に卒業式を終えることができました。

今後も個体ごとの状態に応じた調教・調整を心がけ、すべて馬たちが健全な状態で427日のブリーズアップセールを迎えられるよう、一同努力してまいります。

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3列併走でのウォーミングアップ。宮崎育成牧場は温暖な気候を活かし、500mおよび旧競馬場1,600mの広いダートコースで、馬場の凍結を心配することなく思い通りの調教が行えます。

なお、宮崎育成牧場での調教は、中山競馬場に向けて出発する419日まで毎日実施されます(火曜日を除く)。馬主・調教師・生産者等関係者の皆様にはいつでもご来場いただきたく、お待ちしております。

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調教後のグラスピッキングでは、生産者の方などが関係馬の成長を間近で確認されていました。馬はゲイリーアミューズの07(牝馬、父:ボーンキング)。宮崎は年中豊富な青草を給与できるため、育成馬たちの健康維持にも大変有利な土地柄といえます。

また、これまで注目してきたビッグキャンドルの07(通称キャンドル)の展示会での様子は次号で紹介いたします。