離乳 ~その3~(生産)
離乳を実施するうえで、考慮しなくてはならないリスクには以下のようなものがあります。
①成長停滞
②悪癖の発現
③疾患発症(ローソニア感染症など)
④事故
これらのリスクをゼロにすることはできません。
しかし、予防策として、
「離乳前に固形飼料を一定量食べさせておくこと」
「ストレスを可能な限り抑制すること」
以上のことを念頭においた離乳の実施方法により、
リスクを最小限に抑制することは可能です。
このため、実施時期や環境にも注意を払う必要があります。
著しい暑さ、激しい降雨、アブなどの吸血昆虫など子馬のストレスとなる環境要因をなるべく回避することに加え、栄養豊富な青草が生い茂っている時期に実施することも重要です。
つづく
離乳直後にフェンスを飛越したことによる事故