活躍馬情報(事務局)

先週の中山競馬7R(3500万)におきましてJRA育成馬オペラダンシング号が優勝しました。同馬は、宮崎育成牧場で育成調教され、昨年のブリーズアップセールにて取引された馬です。

また、同馬の優勝により昨年当セールで取引された育成馬は、14頭勝ちあがり(新馬戦優勝6頭含む)、延べ20勝(内オープン競走3勝、特別競走2勝)となりました。

今後もJRA育成馬の活躍にご期待頂ければ幸いです!

    本年のブリーズアップセールは424日(火)に開催いたします。

多くの皆様にご来場頂ければ幸いです。

                    【325日(日) 3回中山競馬2日目 7R】  

                3500万 (ダート:1,800m

             オペラダンシング号(セイントリープレアの09 牡

                 父:オペラハウス  厩舎:尾形充弘 (美浦)  

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ブリーズアップセール上場番号が決定しました(事務局)

2012JRAブリーズアップセールは、来たる平成24年4月24日(火)に実施されます。このたび、セール上場予定馬の上場番号が決定いたしました。詳細については、下記ページをご覧ください。

 また、馬主・調教師の皆様には、3月上旬に『売却馬名簿』を発送する予定となっております。JRA育成馬サイトにおいて、『売却馬名簿』の内容はご覧いただけます。

 JRA育成馬サイト(JRAブリーズアップセール) http://www.jra.go.jp/training/bus.html

 JBISSearch (ブリーズアップセール関連ページ)http://www.jbis.or.jp/seri/2012/12O1/sale/

 

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活躍馬情報(事務局)

先週の東京競馬においてJRA育成馬メイショウスザンナ号が「セントポーリア賞(500万下)」に優勝しました。同馬は日高育成牧場で育成調教され、昨年のブリーズアップセールにて取引された馬です。

また、同馬の優勝により、2011 JRAブリーズアップセールで取引された育成馬は、14頭勝ちあがり(新馬戦優勝6頭含む)、延べ19勝(内オープン競走3勝、500万特別2勝)となりました。

それでは、今後もJRA育成馬の活躍にご期待頂ければ幸いです!

※本年のブリーズアップセールは424日(火)に開催いたします。多くの皆様にご来場頂ければ幸いです。

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219日(日) 1回東京競馬8日目 9R】  

セントポーリア賞(3500万下) (芝:1,800m

メイショウスザンナ号(グリーンオリーヴの09 牝

父:アグネスデジタル  厩舎:高橋 義忠 (栗東)  

       

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全ての道はローマに通ず(日高)

新年あけましておめでとうございます。昨年に引き続き、本年もJRA育成馬日誌をよろしくお願いいたします。日高育成牧場では、浦河町乗馬クラブやポニー少年団の子供たちとともに、新年恒例の騎馬参拝で2012年の幕が上がりました。騎馬参拝を行った西舎神社で、本年の人馬の安全を祈念いたしました。

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【写真1】本年も西舎神社にて人馬の安全を祈念いたしました

昨年末の北陸や北日本を中心に発達した強い寒気の影響により日高育成牧場のある浦河でも大雪に見舞われ、一面銀世界に景色が変わり、厳冬期へと突入しました。例年、少量の積雪後に降雨によって地面がアイスバーンとなり、パドック放牧が困難になる心配をしているのですが、本年はこの大雪によって調教後や休日には安全にパドック放牧を実施できそうな状態になりました。しかし、正月にはみぞれ混じりの降雨に見舞われたり、春の雪解けまでは引き続き気がぬけない日々が続きます。

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【写真2】 昨年末の寒波により一面銀世界へと景色が変わりました

このような厳しい寒さの中、JRA育成馬の調教は徐々に本格化してきました。1群の牡馬は800m屋内トラックでの2400m(1+2周、ハロン22秒まで)の駆歩をベースに、週2回は800m屋内トラックで2周駆歩(ハロン22秒)を行った後に、坂路調教(1本、ハロン20秒)を実施しています。坂路を走行し終えた直後の息の入りを観察していると、1群の牡馬は余裕があるように映ってきました。一方、1群よりも3週間遅れで騎乗馴致を開始した2群の牝馬も同程度の調教メニューを消化していますが、こちらは調教メニューをこなすのが精一杯というような状態であり、あせらずじっくりと進めていきたいと思っています。この時期の2歳馬、特に牝馬においては体力的な過負荷以上に、精神面でのストレスのケアが非常に重要になります。そのために、当場では坂路調教の翌日にはリラックスさせることに主眼を置いた調教を行うことによって、調教に強弱、つまり“オン”と“オフ”のメリハリをつけるように心掛けています。

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坂路調教(写真3:上)の翌日にはリラックスに主眼を置いた800 m屋内トラックでの調教(写真4:下)を実施し、“オン”と“オフ”のメリハリをつけるよう心掛けています。写真上の先頭はキセキスティールの10(牡 父:ケイムホーム)、写真下の先頭左の馬はベラミロードの10(牝 父:アドマイヤムーン)、先頭右の馬はカミモリローマンの10(牝 父:スウェプトオーヴァーボード)

さて、ここからは昨年12月に行われました恒例の「BTC利用者との意見交換会」について触れてみたいと思います。今回は競馬を見据えた育成調教・騎乗方法」というテーマに基づき、当場から「日高育成牧場における育成調教」および「育成馬の調教で意識している点」と題する話題提供の後、競馬で最大限の能力を発揮させるための体力面のみならず精神面のトレーニング方法について4名のパネリストの方々を中心に活発な意見交換が行われました。パネリストの皆さんは、自身の経験に基づき試行錯誤した中で、最善の方法を実践しておられる方々でした。一見すると個々の方法は全く異なっているようにも感じられることも少なくはなく、多種多様な意見が飛び交いました。しかしながら、「馬は常に精神および肉体面で健康でなければならない」という点は一致しており、パネリストの方々は馬を精神および肉体的に健康に維持するために、常に馬をよく観察し、馬を理解しようと心掛けているという共通項が浮かび上がってきました。また、その他にも、現状に満足することなく、強い馬づくりという目標に向け、最大限の努力をなされていることがひしひしと伝わってきました。今回の意見交換会を終えて、重要なことは「馬を観察し、馬を理解しようと心掛けること」であるということを確信いたしました。多種多様な考え方がある中にも、やはり「全ての道はローマに通ず」ということを強く感じさせられました。私自身、非常に刺激を受けるとともに、多くのヒントをいただくことができました。4名のパネリストの方々、および参加していただいた方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

日高育成牧場でもしっかりと馬を観察し、育成調教を進めていきたいと考えています。また、そのなかで得られた知見を少しでも解りやすく、なるべく科学的な分析や根拠も加えてお伝えしていきたいと考えています。

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【写真5】 例年同様に議論百出した「BTC利用者との意見交換会」の様子

活躍馬情報(事務局)

先週の小倉競馬においてJRA育成馬キボウダクリチャン号が「2歳未勝利戦」に優勝致しました。同馬は日高育成牧場で育成調教され、本年のブリーズアップセールにて取引された馬です。

また、同馬の優勝により、2011 JRAブリーズアップセールで取引された育成馬は、2歳終了時点において14頭勝ちあがり(新馬戦優勝6頭含む)、延べ18勝(内オープン競走3勝、500万特別1勝含む)となりました。

それでは、来年もJRA育成馬の活躍にご期待頂ければ幸いです!

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1224日(土) 5回小倉競馬9日目 3R】  

2歳未勝利戦(芝:1,200m

キボウダクリチャン号(ウッドフェアリーの09 牝

父:チーフベアハート  厩舎:高市 圭二 (美浦)

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活躍馬情報(事務局)

先週の阪神競馬においてJRA育成馬ダンツミュータント号が「メイクデビュー阪神(新馬戦)」に優勝致しました。同馬は日高育成牧場で育成調教され、本年のブリーズアップセールにて取引された馬です。

また、同馬の優勝により、2011 JRAブリーズアップセールで取引された育成馬は、13頭勝ちあがり(新馬戦優勝6頭含む)、延べ17勝(内オープン競走3勝、500万特別1勝含む)となりました。

それでは、今後もJRA育成馬の活躍にご期待頂ければ幸いです!

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1217日(土) 6回阪神競馬5日目 6R】  

メイクデビュー阪神(芝:1400m

ダンツミュータント号(ウメノローマンの09 牡

父:マイネルラヴ  厩舎:本田 優 (栗東)  

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JRAホームブレッド(生産馬)初勝利 (事務局)

先週の5回中山競馬第3レースにおいて、マロンクン号(美浦・牧 光二厩舎)が1着となり、JRAホームブレッド(生産馬)が中央競馬初勝利を挙げましたのでお知らせします。

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123日(土) 5回中山競馬1日目 3R

 2歳未勝利戦(芝:1200m

 

     マロンクン号(ワンモアベイビーの09)  牡

   父:デビッドジュニア  厩舎:牧 光二(美浦)

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 「JRAホームブレッド(JRA Homebred)」とは、JRA育成馬のうち、JRA自らが生産した馬の名称です。同馬はJRA日高育成牧場にて生産・育成され、本年4月のJRAブリーズアップセールに上場・売却されたJRAホームブレッド初年度産駒の1頭です。

JRAでは、わが国の生産育成分野のレベルアップに資することを目的として、これらの馬を活用し、「母馬のお腹の中から競走馬までの一貫した調査研究や技術開発」を行い、その成果の普及・啓発に取り組んでいます

JRAホームブレッドやその母馬を用いた生産育成業務の成果については、JRAホームページ内のJRA育成馬サイト「JRA育成馬を用いた生産育成研究業務」(リンク: http://www.jra.go.jp/training/research.html)で詳細を紹介しております。

2011JRAブリーズアップセールで落札されたJRAホームブレッド一覧

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 ・ 詳細はこちらです(JBISサーチ)

  → http://www.jbis.or.jp/breeder/9000501300/achievement/

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なお、マロンクン号は、本年のブリーズアップセールでの新たな取り組みである “ファイナルステージ 売却馬の初勝利ともなりました。

    ファイナルステージとは:セール当日落札されなかった上場馬を、馬主の皆様に早期(セール翌日)にご購買いただくための取り組みです。詳細は下記リンクをご覧下さい。

 ・リンク:https://blog.jra.jp/ikusei/2011/04/post-1c4e.html

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活躍馬情報(事務局)

先週の東京競馬においてJRA育成馬タイセイスティング号が「からまつ賞(2500万下)」に優勝致しました。同馬は宮崎育成牧場で育成調教され、本年のブリーズアップセールにて取引された馬です。

なお、次走は1214日に川崎競馬場で開催されます「全日本2歳優駿(G1)」に出走予定です。

また、同馬の優勝により、2011JRAブリーズアップセールで取引された育成馬は、11頭勝ちあがり(内新馬戦優勝5頭)、延べ15勝(内オープン競走3レース)となりました。

それでは、今後もJRA育成馬の活躍にご期待頂ければ幸いです!

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1126日(土) 5回東京競馬7日目 9R】  

からまつ賞(ダート:1600m

タイセイスティング号(ミラクルケープの09 牡

父:ゴールドアリュール  厩舎:新開 幸一(美浦)

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                       ※JBISサーチ提供

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冬到来!(日高)

日高育成牧場のある浦河では10月末頃から“雪虫”が飛び交い、さらに最低気温が氷点下になる日もあり、徐々に冬の気配が感じられていました。そして、1115日にはついに初雪が降り、まさに冬到来となりました。野生のエゾ鹿達も繁殖期を終え、夏毛から冬毛へと衣替えを終え、越冬の準備を始めています。

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 エゾ鹿達も夏毛(左)から冬毛(右)へと衣替えを終え、越冬の準備を始めています。

さて、3群に分けて騎乗馴致を進めてきたJRA育成馬ですが、各群とも順調に進んでいます。9月中旬から騎乗馴致を開始している1群の牡馬は、800m屋内トラック馬場での調教実施時には、1列縦隊で1周した後、手前を変えて二列縦隊でキャンターを2周、計2,400mのキャンターを行っています。また、1群の牡馬はBTC1600mトラック馬場においても1周のキャンター調教を行っています。この広い調教コースでは、ある程度のスピードで(F2320程度)まっすぐに走行することを馬に教える目的で調教を実施しています。

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 1600mトラック馬場でキャンターを行う1群の牡馬

10月上旬から騎乗馴致を開始している2群の牝馬は、800m屋内トラック馬場での集団調教が可能な段階にまで進んでおり、リードホースを先頭に1列縦隊で1周した後、手前を変えてさらに1周、計1,600mのキャンターを行っています。一方、10月下旬から騎乗馴致を開始している牡と牝が混在する3群も騎乗に向けてドライビングを十分に行っています。

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 騎乗前にドライビングを十分に行っている3群の馬。シャカラカベイビーの10(牝 父オレハマッテルゼ)

騎乗馴致を進めていくと、牝馬の中には牡馬と比較して騎乗に至るまでに順調さを欠く馬、例えば、腹帯を嫌う馬、ランジングレーンがお尻に触れることを嫌う馬、さらには騎乗されるのを嫌う馬なども認められます。これは、牝馬は牡馬と比較して繊細であることが原因であると考えられます。このような牝馬に限らず騎乗馴致を行う際には、馬に理解させることを第一に考え、その理解を日々積み重ねていくように進めていかなければなりません。騎乗馴致時にラウンドペンの中で馬が反転するなどの行動は、馴致を行っている者が無意識のうちに馬に対して反転させる“扶助”を出していると考えるべきであり、そうなってしまった場合には、感情的になって馬と戦わずに、前のステージに戻って再度理解させるように対応しなければなりません。この騎乗馴致の段階で馬に理解させることに失敗してしまうと、競馬のステージにおいても騎乗者の扶助を理解することなく、ただ疾走するだけか、あるいは“あきらめ”を身に付けた馬になってしまう可能性が高くなるので、細心の注意を払って騎乗馴致を進めています。

話は変わりますが、先日、800m屋内トラック馬場に珍しいお客さんが訪れました。今までにも常連さんの“キタキツネ”や、調教中に先頭を走行し“ラビット”としてスローペースを演出していた“エゾユキウサギ”などがやってきましたが、今回のお客さんは“エゾフクロウ”です。番兵のごとく馬場の屋根裏に鎮座し、微動だにせず調教を見守っていました。夜行性のために日中はほとんど寝ているらしいのですが、欠伸をしている最中にコースを馬が通ると、片目をつむりながら首を回して馬を追いかける姿が非常に愛らしく映りました。フクロウは古来から世界各国でさまざまなものの象徴とされてきました。日本でも頭がクルクル回ることから“知恵の神”として扱われていたり、また“不苦労”の字から “幸福を呼ぶ”鳥といわれてきました。今回の愛らしいフクロウも、馬達に幸福をもたらしてくれる守護神であることを願っています。

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 今回の来場者は馬達の守護神“エゾフクロウ”でした。

生産育成研究に関する発表のお知らせ (於:競走馬に関する調査研究発表会・ウマ科学会学術集会)(事務局)

JRA日高・宮崎育成牧場および馬事部 生産育成対策室では、JRA育成馬を生産育成する過程で得られた技術・研究実績などを様々な形で普及しています。

次週、その研究内容の一部を「第53回競走馬に関する調査研究発表会」および「日本ウマ科学会第24回学術集会」にて発表いたしますので、お知らせいたします。

開催概要は下記となっておりますので、ご興味がありましたら是非ご聴講頂ければと思います。

それでは、今後もJRA育成業務へのご理解・ご協力宜しくお願い致します。

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【第53回競走馬に関する調査研究発表会】

◆日時:1128日(月) 10時~17

◆場所:東京大学 農学部 弥生講堂

◆発表内容

①演題 No.6 アスタキサンチン含有サプリメントの投与による競走馬の労作性横紋筋融解症(すくみ)の発症予防効果について (大村 昂也:JRA日高)

②演題 No.10 蹄骨掌縁切痕と縫際点部蟻洞の関連性 (大塚 尚人:JRA日高)

③演題No.20 幼駒における近位種子骨々折の発症に関する調査(遠藤 祥郎:JRA日高)

④演題No.22 厳寒期における当歳馬の放牧管理に関する検討 (土屋 武:JRA 馬事部)

⑤演題 No.23 サラブレッドにおける分娩後初回発情交配の生産率に及ぼす影響 (佐藤 文夫:JRA日高)

⑥演題 No.24 JRA日高育成牧場におけるロドコッカス・エクイ感染症の動態 (村瀬 晴崇:JRA日高)

○プログラムはこちらです(日本ウマ科学会HP

 →53_kenkyuuhappyoukai.pdfをダウンロード

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【日本ウマ科学会 第24回学術集会】

◆日時:1128日(月) 14時~17時  

1129日(火) 9時~1730

◆場所:東京大学 農学部 弥生講堂および3号館教授会室

◆発表内容

1128日(月)午後

・演題 No.10 夏季の放牧地で発生するスラフラミン中毒によるウマの流涎症について (中井 健司:JRA日高)

1129日(火)午前

・演題 No.26 気候の異なる条件下で育成されたサラブレッド種の発育に関する研究 (水上 寛健ほか:東京農工大学・JRA宮崎育成牧場)

○プログラムはこちらです(日本ウマ科学会HP

 →24_umakagakkai.pdfをダウンロード

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