11月24日(祝)の京都競馬第6日第9レース(もちのき賞 ダート1,800m)において、ハイローラー号(育成馬名:エクセレンスの06、父:グランデラ、牡馬、木原一良厩舎、馬主:加藤千豊氏)が優勝しました。現在のところ、JRA育成馬は中央競馬で6頭が8勝をあげています。
11月16日(日)の東京競馬第4日第1レース(サラ2歳 未勝利ダート1400m)において、ケイアイマッシブ号(馬主:㈱啓愛義肢材料販売所、調教師:南田美知雄氏、牝馬 父:マヤノトップガン 母:ニシノファンシー)が優勝しました。現在のところ、JRA育成馬は中央競馬で6頭が勝ちあがっています。
(育成馬時代)撮影:2008年3月
11月12日(水)の大井競馬 第41回ハイセイコー記念(2歳オープン 地方重賞S2)において、ナイキハイグレード号(馬主:小野誠治氏、調教師:川島正行氏、父:アグネスタキオン 母:ダイヤモンドコア、牡)が優勝しました。本馬はJRAブリーズアップセールに上場いたしましたが、残念ながらお声がかからず売却することができませんでした。その後、5月19日(月)船橋競馬場で行われた千葉サラブレッドセールで売却されました。今後のさらなる活躍を期待しています。
撮影:2008年3月
10月25日(土)の東京競馬第2競走(2歳未勝利戦;芝1,600m)において、ボンジュールボン号(育成馬名:エイユージュリアンの06、父:トウカイテイオー、牡馬、高木登厩舎、馬主:田中善次郎氏)が優勝しました。JRA育成馬は先週に続き勝ち上がり、同馬が勝ち上がり第5号となりました。
10月19日(日)の京都競馬第1競走(2歳未勝利戦)において、ハイローラー号(育成馬名:エクセレンスの06、父:グランデラ、牡馬、木原一良厩舎、馬主:加藤千豊氏)が優勝しました。JRA育成馬は昨日に続き勝ち上がり、同馬が勝ち上がり第4号となりました。
10月18日(土)の東京競馬3日目第2競走(2歳未勝利戦)において、ツーデイズノーチス号(育成馬名:ユニバースの06、父:ヘクタープロテクター、牝馬、斎藤誠厩舎、馬主:諸江幸祐氏)が大物感ある走りで優勝しました。日高で育成された同馬が、今年の勝ち上がり第3号です。
10月11日(土)の東京競馬第1競走(2歳牝馬未勝利戦)において、アカリ号(育成馬名:ヤナビの06、父:ネオユニヴァース、牝馬、杉浦宏昭厩舎、馬主:山岸桂市氏)が優勝しました。同馬はセイウンワンダー号に続く、今年の勝ち上がり育成馬第2号となりました。
9月7日(日)に行われました第28回新潟2歳ステークス(GⅢ)において、セイウンワンダー号(育成馬名:セイウンクノイチの06、父:グラスワンダー、領家政蔵厩舎、馬主:大谷高雄氏)が優勝しました。同馬にとっては2つ目の勝ち星で、JRA育成馬としてはダイワパッション号(フェアリーステークスGⅢ、フィリーズレビューGⅡ)以来の重賞制覇となりました。
4月14日、日高育成牧場において育成馬展示会が開催されました。当日は小雨の降る肌寒い1日でしたが、愛馬の成長に目を細める生産者や馬主・調教師など関係者184名が来場し賑わいました。
騎乗供覧では、冬期間の十分な乗り込みを感じさせるJRA育成馬の勇姿が披露され、本部から視察に行った我々を安心させてくれました。また、展示会当日は、日高育成牧場の育成馬を使用して実践研修を行っているBTC生徒にとって、1年間の研修成果を発揮する最後のお披露目の場ともなりました。彼らは、翌週から民間育成牧場に騎乗調教スタッフとして就職していきます。JRA育成馬に騎乗して学んだことを活かして、わが国の将来を担う人材に育っていくことを期待しています。
当日は、生産者をはじめ多くの関係者で賑わいました(4月14日)。
基本に忠実に騎乗するBTC生徒の供覧(外)です。騎乗馬はツキノショウリの06(牡・父スペシャルウィーク)、内はアーチェリーの06(牡・父シルバーチャーム)。2頭とも余裕を持っての力強い走行を披露しました。走行タイムは2F(14.2-13.5)。《写真提供:馬市ドットコム》
今年産駒がデビューする新種牡馬の中にはシルバーチャームとサニングデールがいます。シルバーチャームは1997年のケンタッキーダービーG1およびプリークネスステークスG1を勝った2冠馬で、翌1998年にはドバイワールドカップG1を勝ち、2007年にはアメリカ競馬名誉の殿堂入りを果たした名馬です。一方、サニングデールは日本に少ないゴドルフィンアラビアンの血統で、自身は2004年スプリンターズステークスG1を勝利した名スプリンターでした。ちなみに、JRA育成馬の中にはシルバーチャーム産駒が7頭、サニングデール産駒が3頭おり期待しています。
これらの産駒は、育成馬展示会でも素軽い動きを披露していました。中でも、リンデンルレーブの06(牡・父サニングデール)は、弾かれたロケットのようにスピードに乗り、小さな体を大きく見せての印象的な動きをしていました。
持ったまま併走相手を突き放したケイアイバラードの06(牡・父シルバーチャーム)。走行タイムは2F(12.5-13.0)。《写真提供:馬市ドットコム》
リンデンルレーブの06(牡・父サニングデール)。単走での走行タイムは2F(13.3-12.7)。《写真提供:馬市ドットコム》
宮崎育成牧場のシルバーチャーム産駒、インディペンデンスの06(牡)。
4月28日(月)、4回目を迎える2008 JRAブリーズアップセールを中山競馬場で開催いたします。当日は騎乗供覧を9時から、セリを14時から行う予定です。なお、今年は13時からグリーンチャンネルでの実況中継も行います。育成馬の関係者をはじめ一般の競馬ファンの皆様にもTVでセリの様子を楽しんでいただければ、と考えております。