JRA総研サマースクール終了報告!!
企画調整室の岡田です。
夏の恒例イベント“JRA総研サマースクール”が今年も無事に終わりました。獣医学生インターンシップ(VPcamp)の一環として催される当研修では、全国の獣医系大学から馬の疫学に関心のある学生さん12名、臨床医学に関心のある学生さん12名の計24名に参加していただき、各コースそれぞれ5日間の学術プログラム、馬の飼育作業、および乗馬を経験してもらいました。
座学の様子 馬のハンドリング実習
トレッドミルでの歩様講義 臨床実習(上手く巻けた?)
獣医学生といえども実際に馬を使用した実習は少ないため、初めて馬に触れる参加者も多くいる状況でした。そのため、感染症診断法や臨床診断法以外の馬のハンドリングや手入れ、厩舎作業、装蹄見学といった部分も思いのほか学生たちに喜んでいただけたようです。
乗馬後は馬の汗を拭く 蹄の手入れも初めての体験(蹄油塗布)
参加前は「研修生は互いに牽制しあって、きっとお友達にはなれないと思っていた。」という学生さんも、実習後は、「楽しい経験が共有でき、こんなに仲良く学生間で交流できるとは思いもしなかった。」と、研修を振り返っていました。
学生たちの限られた時間の中でも熱心に質問する姿に感銘を受けました。彼らの学びに対する意欲が伝わってきてこちらも刺激を受けました。
来年も開催する予定で今後もより良い研修にして行きたいと考えていますので、獣医学生さんはVPcampやJRA総研のお知らせに注意していてくださいね。
*写真の各人には掲載許可をもらっております。
「終わった〜」と馬も一息。学生やスタッフ一同だけでなく馬たちも暑い中お疲れさまでした!