育成馬 活躍情報(事務局)
4月11日(日)の中山第9レース 桜草特別(3歳500万円以下 芝1,200m)において、モンテフジサン号(育成馬名:パステルウエイブの07 父:グラスワンダー 牡 松山康久厩舎 馬主:毛利 喜昭氏)が優勝しました。
2009ブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は現在までに14頭が勝ちあがり17勝をあげています。

4月11日(日)の中山第9レース 桜草特別(3歳500万円以下 芝1,200m)において、モンテフジサン号(育成馬名:パステルウエイブの07 父:グラスワンダー 牡 松山康久厩舎 馬主:毛利 喜昭氏)が優勝しました。
2009ブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は現在までに14頭が勝ちあがり17勝をあげています。

先週は、JRAブリーズアップセールで売却した馬が活躍し、地方交流競走を含めますと5頭が優勝いたしました。
3月30日(火)の地方交流競走の第26回園田競馬5日目第8レース(書写山特別 ダート1,400m)において、ペプチドルパン号(育成馬名:アルフレンテの07 父:カリズマティック 牡 境直行厩舎 馬主:沼川 一彦氏)が優勝しました。
中央競馬においては、4月3日(土)の中山競馬第3レース(3歳未勝利戦 ダート1,800m)において、ジャストザシーズン号(育成馬名:カズサヴァンベールの07 父:アルカセット 牡 小笠倫弘厩舎 馬主:ジャスト・タイムクラブ氏)が優勝しました。

4月4日(日)の中山競馬第2レース(3歳未勝利戦 ダート1,800m)において、リキアイクロフネ号(育成馬名:エイダイヒロインの07 父:クロフネ 牡 阿部新生厩舎 馬主:高山 幸雄氏)が優勝しました。


この3頭を含め2009ブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は現在までに14頭が勝ちあがり全部で16勝をあげています。
そのほかにも、4月3日(土)中山第8レースにおいてブライトアイザック号(菅原泰夫厩舎)、4月4日(日)阪神第12レースにおいてハイローラー号(木原一良厩舎)が優勝しております。ますますの活躍を心待ちにしております。
日頃から、当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。当ブログはJRAが行っている生産育成活動を通した技術開発および調査研究の成果を普及・広報するために開設しているものであり、少しでも生産者・育成業者の皆様方の業務に役立てば幸いと考えております。
さて、「育成馬に対するライトコントロールの効果」について、読者の方から下記のようなご質問がございましたので、担当者からの回答と併せて掲載させていただきます。
(読者からの質問)
育成馬へのライトコントロールについて質問があります。育成馬へライトコントロールを実施した場合、牡馬の方が良い効果を上げたとの調査結果が出ているようですが、その具体的なデータがありましたら、教えてください。
(担当者からの回答)
JRA日高育成牧場では、性ホルモン濃度を早期に上昇させて、冬季における調教効果を高めることを目的として、ライトコントロールを実施しています。具体的には、1歳市場で購買した馬について、1歳の12月から2歳の4月まで、馬房の天井にタイマー式の100W白色電球を設置することで、昼14.5時間、夜9.5時間の環境(浦河の5月の昼間の長さ)で飼育しました。
さて、気になる具体的な効果ですが、これまでの実験では以下の3点が認められています。
①毛艶の良化
牡牝ともに冬毛が早期に抜ける効果が得られました。

LC群(ライトコントロール群)の方が、明らかな毛艶の良化が観察されました。
②筋肉量の増加
牡は脂肪が減少し、筋肉量の増加が確認されました。

右のグラフにおいて、筋肉量(除脂肪体重)の増加が観察されています。
③性ホルモンの早期上昇
牡ではテストステロンが、牝ではエストラジオールが早期に上昇しました。
また、ライトコントロール実施馬については、病気や異常行動などの安全性に問題はありませんでした。
以上は、あくまで実験データですので、全ての馬に該当するとは限りませんが、試してみる価値はあると思います。
なお、競走成績への直接的な効果は現在までのところ認められていませんので、ご了承ください。
当ブログでは、このような読者の方からのご意見、ご質問をお待ちしておりますjra-ikusei@jra.go.jp。
また、本会で作成致しました「JRA育成牧場管理指針 第3版」をご希望の方は、当ブログに対するご意見・ご質問をお書き添えの上、お申込み下さい。
3月27日(土)の阪神第2レース(3歳未勝利戦 ダート1,200m)において、トーブプリンス号(育成馬名:プリンセスホーラーの07 父:マイネルセレクト 牡 武田博厩舎 馬主:武井 久夫氏)が優勝しました。
2009ブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は現在までに11頭が勝ちあがり13勝(中央競馬の戦績のみ)をあげています。
日頃から、当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。当ブログはJRAが行っている生産育成活動を通した技術開発および調査研究の成果を普及・広報するために開設しているものであり、少しでも生産者・育成業者の皆様方の業務に役立てば幸いと考えております。
さて、1月29日付けの当ブログ「冬期の昼夜放牧について」について、読者の方から下記のようなご質問がございましたので、担当者からの回答と併せて掲載させていただきます。
(読者からの質問)
当場でも、一昨年より当才の冬期昼夜放牧にトライしております。
シェルターが無いこともあり、悪天候の日には集牧するようにしていますので、1月までは、1日馬体重増400~500gは維持できております。また、放牧地に寝藁を厚く敷き、横になって寝ることができるようにしております。
そこで質問ですが、冬季の夜間に十分な休息が確保できずに、成長ホルモンの分泌は阻害されないのでしょうか?
(担当者からの回答)
成長ホルモンの分泌については、当場でも議論がされています。
当歳から1歳にかけての時期というのは、離乳前ほど成長ホルモン分泌が旺盛ではないと考えられますが、まだ分泌量が多い時期であると推測され、成長に重要な時期であると思われます。
今回、馬の内分泌ホルモンに関する専門家(田谷一善先生:東京農工大学 家畜生理学教授)のご意見を伺うことができましたので、ご紹介致します。
『成長ホルモンの分泌を刺激する主な要因は、次の3つです。
(1)睡眠
ヒトの場合には、ノンレム睡眠(夢を見ない深い眠り)の時に分泌が亢進します。サルでも同様な事が報告されていますが、その他の動物では、サンプリングが難しく報告がありません。恐らく、哺乳類で共通の機構と考えられます。馬では、子馬がバッタリ横になって寝る時に成長ホルモンが分泌されていると想像していますが、測定した報告はありません。
(2)運動
馬でもヒトでも、運動すると成長ホルモンの分泌が亢進します。トレッドミルで実験馬を走らせた時の血液中の成長ホルモンを測定して、明らかに上昇する事実が確認されています。運動による成長ホルモンの分泌は、馬やその他の動物にとっては、重要な機構と考えています。
(3)基礎分泌
成長ホルモンの分泌は、パルス様の分泌様式を示します。馬では、約6時間に1回分泌されます(そのため、血液中の成長ホルモンを測定する場合には、注意が必要です)。また、ストレス負荷に対しては、分泌が亢進するという論文と、反対に抑制されるという論文があり、議論が分かれているようです。
以上のことを考え合わせますと、科学的なデ-タは、発表されていませんが、横になってぐっすり熟睡している時や、駆けまわっている時に、成長ホルモンの分泌が上昇していると考えています』
専門家の意見にあるように、我々も成長ホルモンの分泌には横たわって寝る状態が最も良いと考え、最低6時間ほどは馬房の中で休息させるべきではないかと思っていました。しかし、放牧地で仲間と餌を食べて、遊ぶことによる「精神面の成長」や「体力の増強」などの効果を期待し、昼夜放牧を選択しております。
その効果に関する科学的な根拠は、まだありませんが、いずれは昼夜放牧群と昼放牧群(WM&ライトコントロール&馬服)に分けて、成長ホルモンや皮下脂肪等のデータを取れればと考えております。
当ブログでは、このような読者の方からのご意見、ご質問をお待ちしております。jra-ikusei@jra.go.jp
また、本会で作成致しました「JRA育成牧場管理指針 第3版」をご希望の方は、当ブログに対するご意見・ご質問をお書き添えの上、お申込み下さい。
2月6日(土)の東京競馬第9レース(春菜賞 芝1,400m)において、ロジフェローズ号(育成馬名:スイートフェローズの07、父:タニノギムレット、牝馬、大竹正博厩舎、馬主:久米田正明氏)が優勝しました。
昨年のブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は、現在までに10頭が12勝(中央競馬のみの成績)をあげています。
これまでの歴年にわたる育成業務の中で形作られてきた若馬の管理、育成に関する基本技術や考え方を取り纏めた「JRA育成牧場管理指針」は、育成に関する講習会や研修会などで活用してきました。この度、護蹄に関する技術や考え方を追加し、内容も刷新した第3版を発行しましたのでお知らせいたします。
育成業者や生産者の方で、この冊子を必要とされる方がおられましたら、こちらのアドレスjra-ikusei@jra.go.jp宛に、メールにてご連絡下さい。(このアドレスでは、育成馬ブログに対するご意見やご要望も受け付けております。頂きましたご意見を参考に、皆様のニーズに合わせたブログ作りに励んでまいります。さらに多くのご意見をお待ちしております。)
この度、2010 JRAブリーズアップセール(~第6回 JRA育成馬調教セール~)に上場予定の育成馬(80頭)の紹介リーフレットを作成し、中央競馬全馬主及び調教師の皆様に送付いたしました。日高・宮崎で繋養している全育成馬の入厩時写真も掲載した冊子となっておりますので、購買馬を絞り込む際の資料にしていただけたら幸いです。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
掲載が遅くなりましたが、昨年末12月27日(日)の中山競馬第1レース(2歳未勝利戦 ダート1,200m)において、ミエノグレース号(育成馬名:インオンザゴシップの07、父:Sky Mesa、牝馬、鹿戸雄一厩舎、馬主:里美美恵子氏)が優勝しました。
昨年のブリーズアップセールで売却したJRA育成馬は、現在までに10頭が11勝(中央競馬のみの成績)をあげています。