育成馬ブログ(宮崎⑥)

○セール前に一足早くお披露目しました

 

 JRAブリーズアップセールまで3週間を切りましたが、宮崎の馬たちも順調に

調教を重ねており、自信をもって送り出せる状態に仕上がってきています。

 先日、宮崎育成牧場では日頃お世話になっている地元の皆様向けに「育成馬

見学会」を開催しました。この見学会は、成長した育成馬の姿を市民の皆様に

見ていただき、競走馬となってからも応援していただきたいとの思いで開催し

ております。

 風が強くややコンディションの悪い中での開催となってしまいましたが、多

くの市民の様にお越しいただきました。一度に複数頭を並べて見比べていただ

く比較展示を行い、間近で育成馬たちを見ていただくことができました。展示

中には「きれいに手入れされている馬ですね」とお褒めの言葉もいただき、

我々としても少しばかり誇らしい気分にさせていただきました。ありがとうご

ざいました。

 

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見学会では、市民の皆様が気に入った馬を牡牝それぞれ1頭ずつ選んでいただ

き、投票するイベントがあるのですが、今回は投票における人気馬をご紹介い

たします。

 

 牡馬の人気馬は、マチュアードの17(No.17 父ブラックタイド)です。

1歳時のセリで購買した際の評価も高かった馬ですが、順調に成長しており、

宮崎の育成馬の中で最も体高(164㎝)のある馬です。バランスのとれた馬体

と前向きな気性を持っており、非常に余裕のある走りをいたします。当育成牧

場はもちろん宮崎市民も期待の1頭です。

 

17     

左:No.17 マチュアードの17(父 ブラックタイド)

右:No.3 シャトルシャロンの17(父 ヨハネスブルグ)

 

 牝馬の人気馬は、アーリースプリングの17(No.48 父キズナ)です。

父キズナは本年2歳馬がデビューを迎える新種牡馬ですが、今回の投票結果か

ら種牡馬になっても現役時代と変わらずファンの多い馬であると感じます。

母系のブラックタイプには、スプリングソングやカレンチャンなどスピードの

ある馬の名前が多くみられますが、走りからは父が活躍した長距離でも期待が

持てそうな印象がします。気持ちがはやる素振りをみせるときもありますが、

スタッフの騎乗技術によって順調に調整できています。競馬場の広い馬場で存

分に走らせてあげたいと思わせる1頭です。

 

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左:No.31 タイムトラベリングの17(父 フェノーメノ)
右:No.48 アーリースプリングの17(父 キズナ)

 

今回の紹介した馬以外にも期待馬が数多くおりますので、中山競馬場で皆様に

見ていただく日を楽しみにしております。

育成馬ブログ(宮崎⑤)

○ソフトバンクホークス新人選手体験乗馬(宮崎)

 

 南国宮崎では、初春の風物詩となっているプロ野球球団のキャンプが2月1日

からスタートしています。昨年同様、巨人、ソフトバンク、オリックス(宮崎

市)、広島、西武(日南市)の5球団がキャンプインしています。

 昨年はリーグ優勝を果たした広島および西武、日本シリーズを制したソフ

トバンク、これらの全チームが宮崎県内でキャンプを行っており、宮崎県民に

とっては最高の年となりました。本年も宮崎でキャンプインしているチームか

らリーグあるいは日本シリーズを制するチームが出てくることを期待せずには

いられません。

 キャンプの休日には選手たちとの交流を目的として、宮崎県内で様々なイベ

ントが行われますが、2月4日にはソフトバンクホークスの新人選手7名が宮

崎育成牧場に来場して、乗馬を体験していただきました。

 この企画は本年のソフトバンクホークスのスローガンである「奪Sh」にちな

んで、「馬」のようにシーズンを全力で駆け抜けられるようとの趣旨の下、宮

崎市観光協会主催で行われました。

 ほとんどの選手が初めての乗馬ということもあり、騎乗直後は緊張していま

したが、一流アスリートだけあってすぐに乗こなし、片手で騎乗する選手も現

れるなど、その上達ぶりは目を見張るものがありました。

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「Softbank Hawks」のロゴを刈り込んだ乗馬に騎乗する甲斐野投手(左)と

7名の新人選手による集合写真(右)

 

 乗馬体験の後はポニーショーを見学していただきました。馬と触れ合うこと

によって、慣れないキャンプでの疲れを少しでも癒やしていただくことができ

たかなと思っています。7名の選手の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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ポニーショーを見学中の選手たち(左)と

ポニーの障害飛越にご協力いただいた奥村投手(右)

 

●育成馬の近況

 さて、宮崎育成牧場のJRA育成馬22頭の近況をお伝えいたします。最初

にウォーミングアップとして500mトラック馬場で直線をキャンター、コー

ナーを速歩という調教を左右3周ずつ実施しています。この調教は同じ環境で

同じ調教を実施することによって、メンタル面の安定を図ることを目的として

実施しています。

 一方、1600m馬場では2月から週1回の強調教を開始しています。牡は

2列縦列、牝は1列縦列で、ラスト2ハロンを15~14秒/ハロンのペース

で走行しています。BUセールまで調教をパターン化して、馬自ら「オン」と

「オフ」の切り替えができるように工夫していきたいと思います。


2月中旬の牡の調教

 

●育成馬調教見学会

 ここからは、2月16日(土)に開催いたしました「育成馬調教見学会」に

ついて触れさせていただきます。この見学会は、地元の一般来場者の方々が、

育成馬の疾走する姿を間近で見ることができるイベントです。毎年10月と3

月に開催している立ち馬展示をご覧いただく、「育成馬見学会」とともに、宮

崎の地で成長していく育成馬の姿を間近で見て、少しでも身近に感じていただ

くことを趣旨に実施しています。

 前日の降雨の影響もあり、当日は少し肌寒いなかでの開催となりましたが、

60名を越えるお客様にご来場いただきました。来場いただいたお客様には、

少し高台からブリーズアップセール上場予定馬が疾走する蹄音や馬の息遣いを

間近で感じていただきました。

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育成馬調教見学会少し肌寒いなかでの開催となりましたが、60名を超えるお客様に調教を見学していただきました

 

 参加していただきました方々には、この紙面をお借りして、改めてお礼申し

上げます。なお、3月23日(土)には「春の育成馬見学会」を開催する予定

です。「サポータズクラブ」にご登録いただいている皆様には、3月上旬にご

案内をお送りいたします。皆様のご来場をお待ちしております。

育成馬ブログ(宮崎④)

⦁ 本年もよろしくお願いいたします

 

 宮崎育成牧場から本年最初の投稿となります。昨年に引き続き「JRA育成馬

日誌」をよろしくお願いいたします。

 宮崎の今冬は暖冬で、冬至となった12月22日には最高気温が20度に達す

るなど、12月には馬服を装着していると発汗する日も少なくありませんでし

た。一方、年末には最低気温が氷点下近くに達する日も散見されましたが、1

月に入ってからは例年よりも暖かく、まもなくプロ野球のキャンプインという

ことを考えると、このまま春を迎えるのではないかと思うほどの暖冬を実感し

ています。
 

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年末の寒波ではパドックに吊り下げた水桶に薄氷が張っていました。

 

●育成馬の近況

 宮崎育成牧場所属のJRA育成馬の近況をお伝えいたします。最初にウォーミ

ングアップとして500mトラック馬場で直線をキャンター、コーナーを速歩

という調教を左右3周ずつ実施しています。その後は1600mトラック馬場

に場所を変えて、一列あるいは二列縦隊で1400mのキャンターを実施して

います。

 2月に入ると4月23日(火)のブリーズアップセールに向けて徐々にスピー

ド調教を開始しますが、それまでは「真っ直ぐ走行する」という基本を重要視

して調教を進めていきたいと思います

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1600m馬場での調教の様子。

「真っ直ぐ走行する」という基本を重要視して調教を行っています。

 

●競馬セミナー

 さて、宮崎育成牧場は育成業務の他にも、2010年から利用者登録制の「ウ

インズ宮崎」での場外発売業務を行っています。つまり、馬券(勝馬投票券)

を購入してJRAの競馬を楽しんで頂くことができます。

 しかし、宮崎県は日曜日15時からのフジテレビ系列でのJRA競馬中継が放

送されておらず、メインレースの馬券を購入しても、自宅においてリアルタイ

ムで楽しむことができないという状況でした。この状況を打開するために、

2016年よりMRT(宮崎放送)ラジオで日曜日の15時から「GOGO競

馬サンデー!」が放送されるようになりました。

 このようなご縁もあり、2016年から有馬記念の前日に、宮崎県の競馬初心

者の方に競馬を楽しんで頂くことを趣旨として、MRT主催の競馬セミナーを

開催しています。昨年は12月22日に宮崎の朝の顔として知られているMR

Tの瀬藤アナウンサーの進行で、当場の職員による「馬学講座」および「馬券

の買い方」に関する座学を実施した後、実際に馬券を購入して阪神カップ(G

2)などのレースを楽しんで頂きました。
 

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当場職員による「馬券の買い方」講座の様子。

 

 メインレースの阪神カップは波乱の結果となりましたが、複勝で的中されてい

る参加者がいらっしゃいました。最後は競馬通の瀬藤アナウンサーによる有馬

記念の予想を参考に、有馬記念の前日発売馬券を購入して解散となりました。

初めて馬券を買った方がほとんどでしたが、競馬の楽しさを感じていただけた

のではないかと思っております。

 

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競馬通の瀬藤アナウンサーによる有馬記念の予想の様子。

 

 参加者の皆様方には、宮崎育成牧場で競走馬の卵が育成されているということ

も知っていただきましたので、当場で育った育成馬を地元宮崎の方々に応援し

ていただき、期待に応えられるように育成業務に励みたいと思います。

育成馬ブログ 宮崎③

○ 育成馬見学会と秋の馬事イベント(宮崎)

●育成馬の近況

 宮崎育成牧場所属のJRA育成馬の近況をお伝えいたします。9月上旬から

騎乗馴致を開始している1群(牡馬10頭)は、500mトラック馬場での速

歩およびハッキングを実施し、その後1600mトラック馬場において

1000mのキャンターを一列縦隊で実施し、手前を変えて1200mの

キャンターを2列縦隊で実施しています。

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1群牡の500m馬場(左)および1600m馬場(右)での調教の様子。

 

 一方、10月上旬から騎乗馴致を開始している2群(牝馬12頭)は、牡

同様に500mトラック馬場での速歩およびハッキングを実施し、その後

1600mトラック馬場において1200mのキャンターを一列縦隊で実施し

ています。

 スピードは1群および2群ともにハロン25秒程度とゆっくりとし

キャンターですが、年内は落ち着いて真っ直ぐ走行させることを主眼に置い

て調教を進めていきたいと考えています。

 

●育成馬見学会

 「秋の育成馬見学会」を10月27日(土)に開催しました。このイベント

は、毎年10月下旬と3月中旬の年2回実施しております。地元宮崎にお住ま

いのお客様に宮崎の地で成長していく育成馬の姿を間近で見て、少しでも身近

に感じていただくこと、さらに3月の見学会では「サポーターズクラブ」と題

して、お気に入りの牡馬および牝馬をそれぞれ1頭ずつ選んでいただき、その

馬が競走馬として活躍した際にはゴール前写真をプレゼントするなど、JRA

育成馬への応援を通じてより競馬に親しんでいただくことを趣旨に実施してい

ます。

 今回の育成馬見学会には、59名ものお客様にご来場いただきました。この

ような大勢の方々の前での展示は育成馬にとっては入厩後初めての機会となる

ため、普段と異なる雰囲気を察知して落ち着かない馬も散見されましたが、ほ

とんどの馬は大人しく駐立することができました。

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育成馬見学会の立ち馬展示(左)と厩舎内見学(右)の様子。

 

 参加いただいた方々に、「現時点におけるお気に入りの馬」を投票いただき

ました結果、牡馬はシンギングセンセーションの17(父:ヴィクトワールピ

サ)、牝馬はナムラメロディーの17(父:ゴールドシップ)が1番人気とな

りました。育成馬見学会に参加していただきました方々には、この紙面をお借

りしてお礼申し上げます。

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牡馬はシンギングセンセーションの17(左 父:ヴィクトワールピサ)、

牝馬はナムラメロディーの17(右 父:ゴールドシップ)が1番人気となりました。

 

●秋の馬事イベント

 ここからは宮崎で行われた秋の馬事イベントについて触れてみたいと思いま

す。ず、11月4日(日)には「第37回綾競馬」が宮崎県綾町の綾馬事公

苑内錦原競馬で行われました。当日は11レースが行われ、サラブレッド

25頭とポニー24頭が出走しました。

 馬券は発売されていませんが、綾町の特産品を購入すると、その中にレース

毎に2頭の馬番号が記された「お楽しみ券」が入っていて、券に記された2頭

の馬が1、2着に入ると景品がもらえるクジのような仕組みになっており、

「お楽しみ券」を手にした観客はレース毎に一喜一憂していました。「お楽し

み券」を購入していなくても、観客席と走路が非常に近く、草競馬ならではの

迫力が楽しめるのが最大の魅力となっています。宮崎育成牧場からはミニチュ

アポニー2頭を連れて行き、展示およびポニーショーで来場者に馬との触れ合

いを楽しんで頂きました。

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臨場感あふれる綾競馬(左)とポニーショー(右)の様子。

 

 また、11月10日(土)には当場において「市民馬術大会」が行われ、当

場の職員、当場で活動する少年団員、宮崎大学馬術部員が参加して4つの競技

が繰り広げられました。少年団員にとっては初めての競技となる団員もおり、

無事にゴールすると温かい声援が送られたり、昨年のBUセールを欠場した

「元育成馬」の障害飛越競技デビューも行われるなど、ローカル馬術大会なら

ではの参加者および観客とも楽しい大会となりました。

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競技デビューとなる少年団員(左)と元育成馬(右)の競技中の様子。

育成馬ブログ(宮崎②)

○ 馬に親しむ日の開催とサマーセール購買馬の入厩(宮崎)

 

 今回は少しさかのぼりますが、8月末に行われた「馬に親しむ日」とHBA

サマーセール購買馬の入厩について触れてみたいと思います。

 

●馬に親しむ日

 本年で第30回を迎えた「馬に親しむ日」は、8月26日に開催されました。

「馬に親しむ日」の名のとおり、乗馬試乗会、流鏑馬(やぶさめ)、ホース

ショー、ポニーショー、草競馬、そしてポニー競馬の他、第30回記念イベン

トとしてアンダルシアンホースダンスショーなど盛りだくさんのイベントが行

われました。特に、東京競馬場所属の人馬で繰り広げられたアンダルシアン

ホースダンスショーでは、後肢2本で立ち上がる「クールベット」など普段見

ることのないダイナミックな馬の動きに、お客様からは大きな歓声が上がって

いました。

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アンダルシアンホースダンスショーでの後肢2本で立ち上がる

「クールベット」の様子

 

 「第10回ジョッキーベイビーズ」の九州地区代表の切符をかけ、10頭が

参加したポニー競馬は、鹿児島県から参加の「ルナクイーン号」に騎乗した吉

永梨乃さん(小学5年生)が好位から抜け出し、九州地区代表の座に輝きまし

た。数年前と比べてもポニー競馬に参加した子供達の騎乗技術のレベルは上が

ってきており、来年はさらに熱い戦いが予想されます。

 

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ポニー競馬はルナクイーン号(3番赤)に騎乗した吉永梨乃さん

(小5)が優勝し、「第10回ジョッキーベイビーズ」の九州地区代表の座に

  輝きました。

 

 今年もスペシャルゲストとして、宮崎県三股町出身、宮崎育成牧場の乗馬スポ

ーツ少年団OGでもあり、名古屋競馬で活躍中の木之前騎手をお招きし、トーク

ショー、ポニー競馬のパドック解説のみならず、ポニー競馬の表彰式のプレゼ

ンターまでお願いしました。木之前騎手のポニー競馬に参加した騎手たちへの

声援と温かいまなざしは、とても印象的でした。

 

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スペシャルゲストの木之前騎手(右)から「第10回ジョッキーベイ

ビーズ」の招待状を受け取る優勝騎手の吉永梨乃さん(右から2番目)

 

 晴天に恵まれたとはいえ、日差しが強く気温の高い中、6,200名ものお客

様に来場していただきました。普段、馬とはあまり身近でないお客様が、この

ようなイベントを通じて馬と触れあうことによって、馬のみならず競馬への興

味を深めていただけたのではないかと思っております。ご来場いただきました

お客様、ならびにご協力いただきました関係者の皆様には、この場をお借りい

たしましてお礼申し上げます。

 

●サマーセール購買馬の入厩

 馬に親しむ日が終わると、育成業務が本格化します。北海道から44時間の

輸送を経て、8月31日には宮崎育成牧場所属の育成馬15頭が宮崎に到着し

ました。これにより、本年度の宮崎育成牧場繋養馬22頭(牡10頭、牝12

頭)が全て入厩いたしました。

 入厩後には、「神日本磐余彦天皇(神武天皇)」をご祭神とし、宮崎競馬場

誕生とも深い関わりのある「宮崎神宮」の権禰宜によって、人馬の安全を祈願

する入厩に関わる神事および馬場清め式を執り行っていただきました。神事当

日は晴天に恵まれ、厩舎および馬場のお祓いを受けるとともに、玉串を捧げて、

人馬が事故なく安全に調教を行えるように祈念いたしました。

 現在、牡は500m馬場でのハッキングでの騎乗が可能となり、牝はドライ

ビングを中心に騎乗馴致を実施しています。次号では騎乗馴致の様子をお伝え

しようと思います。

 

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「神武天皇」をご祭神としていることで知られている「宮崎神宮」の

権禰宜による「入厩神事」の様子

育成馬ブログ(宮崎①)

○1歳セリとJRA育成馬の入厩(宮崎)

 

●九州市場

 本年度の1歳セリは6月26日(火)に開催された九州市場からスタート

しました。九州市場では20頭が上場され、11頭が落札されました

(売却率:55%)。

 九州市場では本年から鹿児島大学獣医学部の協力により、レポジトリー

として16頭のレントゲン画像が公開され、来場した購買者からも好評でした。

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九州市場において購買した本年度のJRA育成馬第1号となった

プラチナアリュールの17(牝 父:フリオーソ)  

 

●八戸市場

  7月3日(火)に開催された八戸市場は、上場馬36頭のうち28頭が落札

 され、売却率は77.8%となりました。これは昨年(77.5%)の最高

 記録を更に塗り替える結果となりました。

●セレクトセール

  今や「日本一のセリ」にとどまらず、世界からも注目されるセリとなった

 「JRHAセレクトセール:1歳セリ」が7月9日(月)に

 「ノーザンホースパーク」で開催され、上場馬233頭のうち211頭が

 売却されました(売却率は90.6%)。新聞等による既報のとおり、

 売却総額および売却率ともに過去最高という結果となりました。

●セレクションセール

  7月セリの締めは、7月17日(火)に北海道静内町で開催された

 「HBAセレクションセール」でした。本年は193頭が上場され、

 149頭が売却されました(売却率は77.2%)。活発な競り合いが

 繰り広げられたセレクションセールでしたが、売却総額および売却率ともに

 過去最高を記録した昨年を下回る結果となりました。

  この要因としては、今年度は8月に選抜市場となる「サマープレミアム

 セール」が新設され、事実上、選抜市場が拡大分散されたことが挙げられて

 おり、「サマープレミアムセール」での巻き返しが期待されます。なお、JRAは

 九州市場において牝馬1頭、八戸市場において4頭(牡1頭、牝3頭)、

 セレクトセール(1歳)において3頭(牡1頭、牝2頭)、

 そしてセレクションセールにおいて11頭(牡7頭、牝4頭)を

 それぞれ購買しています。

 

●JRA育成馬の宮崎育成牧場への入厩

 7月22日には宮崎育成牧場に八戸市場で購買した4頭およびセレクション

セールで購買した2頭の合計6頭のJRA育成馬が入厩いたしました。

 

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北海道から宮崎到着した

ネオヴェリーフィズの17(牡 父:ショウナンカンプ)

  

 

 到着後は発熱馬も認めず、先に入厩していた九州産馬とともに全頭放牧する

ことができました。9月以降の「騎乗馴致」が始まるまでの間、成長を待ち

ながら、夜間放牧で管理したいと考えています。

 

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到着後に放牧地を疾走する牝の育成馬の群れ

育成馬ブログ 宮崎⑧

○「育成馬を知ろう会」と「育成馬展示会」(宮崎)

 

 宮崎では3月16日に高知に次いで全国で2番目に桜の開花が発表され、

昨年より17日も早い開花となりました。開花宣言がなされてからは

快晴の日々が続き、4月に入ってからは少し体を動かすと

汗をかいてしまうほどの暖かい日が多くなり、春爛漫となっています。

桜の見ごろは過ぎてしまいましたが、ブリーズアップセール上場のために、

まもなく宮崎を離れる育成馬とともに宮崎のベストシーズンとも

いわれている「短い春」を堪能しています。

 

 

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3月下旬に満開となった宮崎育成牧場公園内のソメイヨシノ

 

●育成馬を知ろう会

 4月2日には7年目を迎えた「育成馬を知ろう会」を開催いたしました。

事前に応募いただきましたJRAの馬主様、その中でも

馬主登録されてから3年未満の方に優先的に参加していただきました。

このイベントは馬主の皆様に“セリ市場に参加して馬を選択・購買する

楽しさ”をお伝えすることを趣旨としており、当日は「馬の見方」の

解説の後に、当場で乗馬として活躍している引退競走馬を教材にして

馬のコンフォメーションに関する理解を深めていただきました。

続いて、その知識を基にブリーズアップセール上場予定馬を

ご覧いただきました。

 

 

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「育成馬を知ろう会」では、実際に乗馬を教材にして

「コンフォメーション」の理解を深めていただきました。

 

 その他にも「セリにおけるレポジトリーの見方」、

「全国セリ市場の紹介」等、実際にセリ市場での購買時に

必要不可欠な知識に関する座学を実施しました。

そして、日程終了後には市内のホテルに会場を移して、

JRA調教師との交流を目的とした「馬主・調教師懇談会」が

開催されました。調教師が馬主の方々のテーブルを移動する

お見合い形式で進行したため、参加された馬主様は全調教師と

懇談することができ、盛況な懇談会となりました。

ご多忙中にもかかわらず、今回参加していただきました皆様方には、

この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

 

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「セリにおけるレポジトリーの見方」に関する座学も行われました。

アンケートの結果からも参加者の興味は非常に高いように思われました。

 

 

●育成馬展示会

 翌日の4月3日には晴天の下で「育成馬展示会」が開催されました。

前日の「馬主・調教師懇談会」に参加していただきましたほとんどの方に

お越しいただきました。前日の懇談会で親交を深められた効果もあり、

ブリーズアップセール上場予定馬の比較展示では、馬主様と調教師が

お互いの意見を交わす場面も見受けられました。

 騎乗供覧は牡8頭、牝9頭の2班に分けて実施いたしました。

ブリーズアップセールに向けて最終調整段階の育成馬のスピード調教を

ご覧いただきました。仕上がりの早い馬あるいはそうでない馬等、

現状の個々の馬の状態を表現できたのではと思っております。

ブリーズアップセールまで残すところ10日となりましたが、

個々の馬の課題を少しでも解決できるよう取り組んでいきたいと思います。

 

 

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調教供覧において最速タイム(12.1-11.6秒/ハロン)で走行した

 左:No16 ラストワルツの16(牡 父:シンボリクリスエス)

 右:No67 モルフェスペシャルの16(牡 父:スクワートルスクワート)


YouTube: 育成馬日誌宮崎17-18⑧

 

 

 日高および宮崎両場の育成馬は4月17日(火)に中山競馬場に入厩します。

中山競馬場に滞在期間中、4月19日(木)から22日(日)は事前下見期間を

設けておりますので、ご自由に上場馬をご覧いただくことができます。

 また、セール前日の4月23日(月)には、前日展示会を開催いたします。

そして、4月24日(火)には中山競馬場で2018JRAブリーズアップ

セールを開催いたしますので、中山競馬場にご来場いただき、

セリにご参加いただければと思っております。

育成馬ブログ 宮崎⑦

○育成馬調教見学会(宮崎)


プロ野球のキャンプも2月をもって終了し、

夜の街も少し静かになったように感じる今日この頃です。

宮崎はプロ野球やサッカーJリーグのキャンプのメッカとなっていますが、

実は平昌オリンピックでメダルラッシュに沸いたスピードスケートの

ナショナルチームが基礎体力向上のための強化合宿を

オリンピック直前の1月に行っていました。

その中には中学生まで日高育成牧場内のスケートリンクで練習していた

小田卓朗選手とウイリアムソン師円選手もおりました。

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平昌オリンピックでの一場面

 

スピードスケートナショナルチームの一員として直前の強化合宿を

宮崎で実施して平昌オリンピックに出場した小田卓朗選手は

1000mと1500mで5位入賞。

また、箱根駅伝で総合4連覇を果たした青山学院大学陸上競技部も

2012年から毎年2月に春季合宿を行っています。

このような背景から、2020年東京オリンピックの直前合宿地として、

海外各国からも注目を集めています。

このような宮崎の地で、育成馬の調教を実施できるのは

恵まれていると改めて実感いたします。

●育成馬の近況

さて、宮崎育成牧場のJRA育成馬22頭は、4月24日(火)に

RA中山競馬場で開催されるブリーズアップセールに向けて

調教メニューをこなしています。

初めにウォーミングアップとして500m馬場でのハッキングを

実施しています。その後は1600m馬場に移動して、

通常は1列縦隊で20~18秒/ハロンのペースでの

1600mのステディキャンターを実施しています。

 

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週1回実施している牡馬の強調教時の様子

内:上場番号67番モルフェスペシャルの16(牡 父:スクワートルスクワート)

外:上場番号16番ラストワルツの16(牡 父:シンボリクリスエス)


また、週1回実施するスピード調教では、

1200mを2本走行させるインターバルトレーニングを実施し、

2本目に3ハロンを45秒(ハロン14~15秒)程度で走行しています。


YouTube: 育成馬日誌宮崎17 18⑦ 2

3月中旬に行われた調教動画

●育成馬見学会

宮崎育成牧場では、地元の一般来場者に普段は開放していない

育成馬厩舎地区を開放し、当場で繋養している育成馬を

間近でご覧いただけるイベントを年に3回開催しています。

10月と3月には育成馬の立ち姿をご覧いただく

「育成馬見学会」を開催し、特に3月には気に入った馬を

牡・牝それぞれ1頭ずつ選んでいただき、

その馬が中央競馬のレースで勝利すると、

ゴール前の写真をパネルにして贈呈する

「ドリームサポーターズクラブ」というイベントも実施しています。

本年は3月24日(土)14時から当場育成馬厩舎地区で

開催予定となっております。

 

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ドリームサポーターズクラブの登録馬が優勝した際に贈呈している写真パネル

.

また、2月には育成馬の疾走する姿を間近で見ることができる

「育成馬調教見学会」も企画しており、

本年の「育成馬調教見学会」は2月17日(土)に開催いたしました。

当日は天候にも恵まれたため、70名ものお客様にご来場いただきました。

お客様には、少し高台からブリーズアップセール上場予定馬が

疾走する蹄音や馬の息遣いを間近で感じていただきました。

ご参加いただきました方々には、この紙面をお借りして、

改めてお礼申し上げます。

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育成馬調教見学会には70名ものお客様にご来場いただきました

育成馬ブログ 宮崎⑥

この2週、平昌オリンピックの話題で盛り上がっていますが、

こちら南国宮崎では、初春の風物詩となっているプロ野球各球団のキャンプが

2月1日よりスタートし、盛り上がりを見せています。

なお、読売ジャイアンツが宮崎県営球場でキャンプを開始するようになってから

今年で60年目のメモリアルイヤーとなっております。

60年間もの長期間にわたって

一つの自治体でキャンプを継続した球団は他には例がなく、

さらに今年は昨年日本一に輝いたソフトバンクホークス、

セントラル・リーグを制した広島東洋カープ、

そしてオリックス・バッファローズ、埼玉西武ライオンスの合計5球団の他、

昨シーズン2冠に輝いたセレッソ大阪を筆頭に

サッカーJ1リーグの6チームが宮崎県内でキャンプを実施しています。

 

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ジャイアンツの宮崎キャンプ60周年を記念した特別企画の記念写真館

 

例年、キャンプが始まる頃から日中は春の陽気となることが多いのですが、

今年は寒さが厳しく、例年であればほとんど凍結しないダートコースが

2月に入ってからも凍結する日が続きました。

凍結した日は無理せずに軽調教で調整せざるを得ませんが、

馬にとっては良い休息になったと考えるようにしています。

2月中旬になってようやく暖かい日が続くようになってきました。

 

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凍結したダートコースをハロー掛けした後の凍結した砂の塊

 

○育成馬の近況

 

さて、宮崎育成牧場のJRA育成馬22頭の近況をお伝えいたします。

500mトラック馬場でのウォーミングアップを終えた後は、

3月からの本格的なスピード調教に向けて

1,600m馬場での調教強度を徐々に上げています。

通常は1列縦隊で20~18秒/ハロンのペースでの

1,600mのステディキャンターを実施していますが、

週に1回は普段とは異なるパターン、つまり、2頭あるいは3頭併走で

ラスト2ハロンを15秒/ハロンのペースでの強調教を開始しています。

休養していた馬の状態も上向いてきており、

ブリーズアップセールに向けて慎重に調整を続けたいと思っております。

 

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(写真左)通常調教となる1列縦隊でのキャンター

(写真右)週1回実施している強調教時の2頭併走

 


YouTube: 【動画】17-18宮崎育成馬日誌⑥

2月中旬の1,600mダートコースでの牡の調教動画

 

○日本獣医師会獣医学術学会年次大会

 

ここからは、2月12日(月)に開催されました

「日本獣医師会獣医学術学会年次大会」についてご紹介いたします。

この学術学会では「ウマを育てる-心技体-」というテーマで

日本産業動物獣医学会および日本ウマ科学会の

合同シンポジウムが開催されました。

座長に田浦先生(山口大学)および畠添先生(鹿児島大学)を迎え、

①「馬の身体を創る(松井朗:JRA日高育成牧場)」、

②「馬を躾ける(楠瀬良氏:日本装削蹄協会)」、

③「馬を鍛える(頃末憲治:JRA宮崎育成牧場)」、

④「馬の技を磨く(宮田朋典氏:カウボーイアップランチ)」

の4名の講演が行われました。

 

これらのなかでも、ホースクリニシャンとして知られている宮田氏の講演は、

なぜ馬が注射を打たれることを嫌うのか、

さらに注射を打つ際に体を押し付けて攻撃してくるようになるのは

どうしてなのかという理由について、

馬は本能的に逃避する方法を第一に選択するが、

逃げられないと判断したときには抵抗する方法を選択するという本能について

動画を織り交ぜながら、分かりやすく説明しており、

聴講していた獣医師の方々が何度も深くうなずく姿が印象的でした。

 

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ホースクリニシャンの宮田朋典氏の講演の様子

 

また、本来野生の馬は捕食者から逃げるために、

反射的に反応できる右脳を優位に働かせていると考えられており、

特にサラブレッドはその傾向が強く、

興奮しやすいともいわれているため、新規刺激を「危険なこと」と認識して、

逃げるという行動を取るのは自然なことあるということ。

一方、「危険でないこと」と認識させるためには、

主に思考を司る左脳を優位に働かせ、

馬に考えさせることが重要とのことでした。

つまり、野生の本能である右脳の優位性を排除して、

左脳の優位性を高めることこそが馬の調教であり、

そのための法則などはなく、

唯一重要なことは馬からのサインを読み取ることであると力説させており、

育成期の調教にも応用すべきであると感じることができました。

育成馬ブログ 宮崎⑤

●育成馬検査の実施について

 

1月下旬には、強い寒気が日本付近に流れ込み、

日本海側のみならず関東も大雪による被害に見舞われました。

首都圏での大雪による交通機関の混乱の様子を見ると、

改めて自然の猛威の怖さというものを感じずにはいられませんでした。

 

九州では大雪の被害こそ少ないものの、

台風による被害には警戒が高まります。

昨年9月の台風18号では大分県を中心に被害が著しく、

土砂災害の影響で日豊本線の一部区間が不通となりました。

復旧には約3ヵ月もの期間を要し、

昨年12月18日にようやく全線開通となりました。

これに伴い、北九州から宮崎方面への特急の運転も再開され、

代替ルートを運行していた豪華観光寝台列車「ななつ星」を

毎週水曜日の調教中に再び見ることができるようになりました。

宮崎神宮駅に近づくと鳴らされる大きな警笛を耳にすると、

被災地の復興への願いが込められているように感じずにはいられません。

 

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毎週水曜日の調教中に見ることができる「ななつ星」と育成馬

 

○育成馬の近況

 

宮崎育成牧場所属のJRA育成馬の近況をお伝えいたします。

最初にウォーミングアップとして500mトラック馬場で直線をキャンター、

コーナーを速歩という調教を左右3周ずつ実施しています。

 

その後は1,600mトラック馬場に場所を変えて、

一列縦隊で1,600mのステディキャンターを実施しています。

ハロン20秒程度のイーブンペースで走行し、基礎体力を付けるとともに、

馬群の中で落ち着いて走れることを目標に調教しています。

 

12月には深管骨瘤(第3中手骨の繋靭帯付着部における炎症)に起因する

跛行馬が散見されたとお伝えしましたが、

それらの馬も徐々に調教を再開しております。

 

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1,600m馬場において一列でのキャンターを実施する2群牝馬

 


YouTube: 【動画】育成馬日誌宮崎17-18⑤

1月下旬の1,600mダートコースでの調教動画

 

 

○育成馬検査

 

1月中旬には育成馬検査が実施されました。

育成馬検査とはJRA生産育成対策室の獣医職員が

日高および宮崎育成牧場で繋養している育成馬の

市場での購買時からの馬体の成長程度

および調教進度状況などをチェックする検査のことです。

今回の検査を基にして、

4月に開催されるブリーズアップセールの上場番号が決定されます。

 

検査は2日間かけて実施され、

初日は育成馬の展示を中心に馬体の確認が行われました。

この時期にしては天候に恵まれ、

緊張感漂う中、育成馬の展示が行われました。

検査と同時に、手入れやトリミングのみならず、

展示のハンドリングを含めた「ベストターンドアウト賞」の審査も行われ、

牡牝それぞれの最優秀馬が選ばれました。

 

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育成馬検査の展示の様子

 

翌日は小雨の降る中、各馬の調教進度状況の確認が行われました。

前述したとおり順調ではない馬もおりましたが、

今後の調教に関するアドバイス等をいただき、無事に検査が終了しました。

 

今回の検査を通して、

個々の馬の発育および調教進度状況を再認識することができました。

また、4月24日(火)に開催されるブリーズアップセール

およびこれに先立つ4月初旬の育成馬展示会のためのみならず、

馬主、調教師、牧場関係者などのお客様の来場に備えて、

馬を展示し、見ていただくという姿勢を再確認する機会にもなりました。

 

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育成馬検査における「ベストターンドアウト賞」の審査で最優秀馬に選ばれた

シーアクトレスの16(写真左 牡 父:アドマイヤムーン)と

マイネカプリースの16(写真右 牝 父:クロフネ)