本年度のアブ実験
日中も肌寒くなってきた今日この頃で、冬の訪れを感じる筆者です。
シーズンはすっかり終わってしまいましたが本年度も帯広畜産大学の菅沼准教授とともにアブ実験を行っておりました。
本年度からは繁殖牝馬を用いて、アブ忌避剤有り無しの場合にどれくらいのアブが馬に集りに来ているのかを実験し始めました。
スプレータイプの忌避剤を馬体に噴霧し、噴霧前、噴霧直後、1時間後、2時間後に5分間ずつ馬を繋留して、目視でアブの馬体着地回数や場所を記録したり、動画撮影により尻尾や頭部、脚部を使ったアブ振り払い行動を記録しました。
アブの集りがひどい馬だと5分間で700回もの着地回数を記録しており、夏場のアブに対する馬のストレスは甚大なものだと改めて感じました。
来年は塗り薬タイプの忌避剤を試してみようと計画中です。
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