第70回 朝日杯フューチュリティステークス
2018年12月16日(日) 5回阪神6日11R 「第70回 朝日杯フューチュリティステークス」に日高育成牧場の生産馬であるイッツクール号が出走するため、我々も競馬場に駆け付けました。
この日は、6Rの「メイクデビュー阪神」にも生産馬のジュンヴァルボンヌ号が出走するということで、とても楽しみな日になりました。
同世代の生産馬は僅か5頭で、イッツクール号もジュンヴァルボンヌ号も初子でした。特にイッツクール号は生まれた翌日にもまだ哺乳が上手く出来ず、治療を施すなど手のかかる子でしたが、逞しく成長した姿をパドックで見ると、親バカかもしれませんが期待せずにはいられませんでした。
結果は2頭とも9着でしたが、とてもエキサイティングな競馬でした。
競走馬の生産業は、とてもリスクが大きい業種といっても過言ではありません。交配から妊娠・分娩・育成を経てようやく競馬場でデビューするだけでも大変な苦労の賜物です。ともすれば辛いことばかりが慮れる競走馬の生産です。しかし今回、G1競走という晴れの舞台に立ち会うことができ、生産に携わった者として多くの関係者と喜びを共有することも競走馬生産の一部なのだと実感しました。
コメント