削蹄
12月も半ばになり、今年生まれた子馬たちの多くは生後9か月になりました。みんな順調に成長し、生まれたときは50㎏ほどだった体重は、もう300㎏を超えています。
今日は削蹄の日。まだ蹄鉄は着けていませんので、放牧地を駆け回っているうちに蹄は自然に摩耗してくるのですが、まだ長いところを鎌で切ったり鑢(やすり)をかけて整えています。装蹄師さんの手際よい作業に、子馬たちも安心して身をゆだねていました。
日高育成牧場では、春に生まれた子馬は5月頃から削蹄するようになります。もちろん最初はほんの少し、鑢をかける程度ですが、だんだん大きくなるにしたがって鎌を入れて切り取るように削蹄するようになります。そして生後1年半たち、育成馬としてのトレーニングが始まる頃に初めて蹄鉄を着けるようになります。からだの成長に合わせて蹄のケアも変わっていくんですね。
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